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“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
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「ゾンビと暮らす。(仮)」
☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
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ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
ロメロ監督の思惑は果して…?!



当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧

☆2017年7月16日に肺ガンで
他界されてしまいました…
この世にゾンビを放ってくれて
ありがとう・・・
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☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
簡易ギャラリー的ブログ紹介。
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日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
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当ブログの感想はコチラに。

予告編1予告編2

doragodonさんのブログはコチラから。
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「生ける屍対赤児/目次」
「産まれて間もない赤児」と
「死して間もないゾンビ」との比較検証。
最新コメント。
☆コメントは承認後公開となります。
「プラナリア・プログラム」
☆続篇思案中にて。
切っても切っても分裂・再生を繰り返し
てしまう特殊な肉体を持った女性を
描こうとショート漫画と連作イラストの
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血が多いので表立っては反転で投稿。
15歳以下は画像クリック不可です。



第1話(2P漫画)はコチラに。
イラスト展開はコチラからご覧下さい。
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▼現在第4話(番外編)まで完成。
↓第2話はR-15なので
15歳未満の方はご遠慮下さい。

→第1話はコチラから
15歳以上の方は第2話をドウゾ
第3話第4話(番外編)

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「ゾンビカフェ委員会」様のHPです
プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

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管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
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ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
ゾンビと歩こう…


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)

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みなさま、こんにちは。

まともに更新するのはなんと一年ぶりという、体たらく(笑)でしたがご機嫌いかがでしょうか。死霊の南瓜金助です。

 愛娘が幼稚園に通い始めたこともあってようやく、時間が捻出できるようになりました。ぼちぼち遊び始めてもいい頃かなぁ。生まれてから3歳までの間がなにやら脳の発育には重要…という情報を信じ、その間は、個人的な感覚ですが、なんだか人任せにして責任を押し付けてしまうのも忍びないなぁということで可能な限り関わろうと思い過ごしておりました。この間の責任ははっきりと両親ですと娘に胸張って言えればいいけれど、どうなることやら。

 そんなこんなで幼稚園に通う前にはプレという幼稚園お試し期間がありまして、初めの頃は親も同席していいので、たまに参加していたのですが、まぁ、どの子も手がかかりそうで、かわいらしい事。でも私の脳みそがこの子らがゾンビにでもなったら…と、よからぬ妄想を始めてしまいまして(汗)。性分ですからどうしようもありません。愛娘がゾンビになってしまったら…あぁ、とうとうこの選択を迫られる事態がこようとは。脳を破壊できるのか…一緒に暮らすのか…自分もゾンビになるのか…う~ん、自分は生きてゾンビになってしまった娘と一緒に暮らすだろうな、絶対に。『サバイバル・オブ・ザ・デッド』のあの子供たちが思い出されて、あぁ物悲しい。愛娘が生まれてくれなかったら、この結論は言い切れるものではなかっただろうから、体感するってかなり考え方の幅が広がるんだねぇ。

 …で、幼児たちがゾンビ化した場合の、記憶に残るであろう執着に伴う行動というのは、おもちゃ遊びなのだろうか…とふと思った次第でして。プレで愛娘を見守っている間にこっそりといろいろと妄想を描き出しました。


自分のお気に入りのおもちゃで遊ぶんでしょうかね、やはり。


そういえば、ゾンビになった子供たちの出てくる作品て少ないですね。この年頃の幼児だと、制御できない(笑)し、個人ならともかくまとめて扱うのはそれはもう大変そうです。小学校年少あたりは『バイオハザード2』でありましたっけ?


でも、まぁ己の思うままに遊んだり、走り回ったり、泣きわめいたり…そのまま、欲望の赴くままに行動していそうなゾンビと似ていなくもないか…(汗)
みんな、生きて、成長して、大人になって、年老いて、亡くなってね。
そう祈っているからね。


 それでは、今回はこの辺で。
ぼちぼち気楽に更新でもいたしましょうか。
またお会いできる日を楽しみに。



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死んでますが、生きています。

なんだか文字通り『ゾンビ』状態みたいですけれど。

愛娘が幼稚園に通い始めたんですよ。
手が離れるのも、もう少しかな。


ゾンビには3歳児なみの知能があるという「死霊のえじき」説から3歳児に、どのくらいの能力があるのか検証するのも今年いっぱいです。…過ぎてしまえばあっという間ですね。

世間では第一反抗期的な捉え方もされる時期らしいのですが、愛娘も順当に反抗期のようで、結構殴る蹴る踏んづけるとバイオレンス。人ができるのって当人がどんな育ち方をするのかが重要だと思っていましたが、子供と接するうちに、〈育ち方〉も感じられない無垢な状態では環境も含めた〈育て方〉が基本かつ根底なんだろうな、と心底感じています。よく「親の責任」なんて言葉を耳にしますが、人が作られるってそうとしか言いようがないんじゃないかとも感じています。

なだめつつ、しかりつつ、ほめつつ…
それがどう影響してゆくかも全く見当がつかない手探り状態。
良し悪し基準も育てる側の人間次第。
単純に言えば虫嫌いの親を見て育てば虫嫌いになる可能性大。
そんなイメージからか、嫌いな食べ物もおいしいと言って食べてます、わたし(笑)


恐怖映画は娯楽として楽しめますが、
世の中で一番の恐怖は子育て…もとい〈人間構築〉なのかもしれない。







皆様、如何お過ごしでしょうか。
執筆業から遠ざかり早1年を過ぎました死霊の南瓜金助です。

 愛娘誕生を機に育児中心の生活へシフトして現在2年目を過ぎた頃…そんな愛娘もかの有名なイヤイヤ期真っただ中(汗)でして、抵抗凄まじく泣き叫ぶは握ったおもちゃは離さないは、接して体験し初めて解る極限の疲労感。噂には聞いていたけれど、愛娘がここまで激しいとは考えもせず。「赤児の手をひねるようなもの」と容易い意味の言葉がありますが、2歳児の愛娘のおもちゃを掴んで放さない握力が大人の私でも指1本1本引き離してやっと手放せるほど容易く無い状況に、「2歳児の手の握力は侮れない」と容易く思えてもそう簡単ではない意味の格言でも作りたいほど困惑しております。

 先日、そんな愛娘が、私が面白そうだなと与えたDIYのおもちゃ「なりきり大工さん」の中に入っていたハンマーを右手に、両口スパナ左手に持ち、寝ていた私の体中を叩き続け起こすといったホラーな出来事がありました。
 おもちゃであってもハンマーで“人を叩いてはいけない”とは伝えましたが当然ながら理解できたかは不確か(汗)。こればかりは愛娘の理解力を信じ根気よく伝えるしかないでしょうが、しかしながらホラー好きな私としては“子供がハンマーを持って大人を襲う”といったシチェーションがツボにはまってしまい、寝ていてその痛さに驚き起きつつも大笑いしてしまっていたという珍妙な態度をとってしまいまして(汗)…いやはや笑い事ではありませんよね。非力な2歳児とは言え本物のハンマーでなかったし頭は狙われなかったし、いろいろ「もし本物で年齢もいっていたら」「もし他人に対してだったら」的な恐ろしい考えも浮かび、子育ての難しさを考えさせられた一件でもありました。いや、もう身長95センチ余の愛娘のハンマーを何度も振り下ろす姿がホラー好き観点からしたら心底面白すぎて面白すぎて可愛すぎて(苦笑)。ありがとう娘、父は楽しかったが勉強させられたぞ。…でもまたとっさにホラーシチュエーションされたら大笑いしてしまいそうだな…(汗)

 で、長々と前置きしましたが、「[妄想]ぞんびのおもちゃ屋さん」その続き。
前回の妄想の後も着々と妄想は広がっていて、まずはありがちな「首振り人形」の構想。当ブログのマスコットゾンビ、「ノウガマルミエ」ちゃんなら脳振りも可能か。


さらに、ふと浮かんだ「ゾンビトコトコ人形」。トコトコ人形と言う呼び名であっているのかな?昔遊んだな〜机の縁から重りを下げてその重さでゆっくりと歩く人形です。重りの微妙な重さ加減で早さを調節できそうだし、体を左右に揺らしながらあるく様がきっとゾンビ玩具にうってつけでしょう。


そして番外編、愛娘に“身近な材料で作るちょっとした工作と単純なおもちゃを体験させてみよう”と自作したトイレットペーパーの芯飛ばし遊びの完成品(笑)。
 
もちろん愛娘には大好きな顔が不思議なアンパンで出来ているヒーローやカエルやウサギを描いた物を与えていましたが、その飛び方をみているうちに「サンゲリア2ごっこできるんじゃね?」と閃き、内緒でそれっぽい“はげゾンビ”型を制作。
ほ〜ら、まるでサンゲリア2の飛び出すソンビでしょ(笑)。

 そんなこんなで基本ホラー禁な我が家のこっそりゾンビライフもそれなりの内容(笑)。それでは何れまた。




「お前、大胆な事してくれたなぁ…
年賀状で正体ばらすなんて正気か?」
「なぁに心配ないないさ。
悪趣味な年賀状だなぁくらいにしか思われないって」
「そりゃあ目が10個もあれば低俗なオメデトウ駄洒落で
通じそうだけどさぁ…届いた身にもなってくれよ、
生きた心地もしないぜ。」



 明けましてお目出度う御座居ます。…と言っても既に正月気分も抜けた頃でしょうか。皆様こんにちは、死霊の南瓜金助です。当ブログも殆ど死に態ですがゾンビの如くしぶとく存在しようと、今年もゆっくりと一歩一歩行進更新して行きたい所です。新年一発目で何か気の利いたゾンビイラストなり描いてみたかったのですが、2012年でも使った“目が10個でオメデトウ”的発想しか浮かばず、こうなったら目が10個をシリーズとして描き続ければいいかなとか考え始めています(笑)。年頭の投稿も去年とそんなに変わらない内容だとは思いますが、本年ものんびりぽつぽつつらつらと記していこうと思います。

 さて、愛娘ときたら、“今、思うがままに生きる”様相を呈して来ていまして、欲しいものを目の前にするとなにがなんでも突き進み、押さえ込もうが抱え込もうが、目標に手をまっしぐらに伸ばし、当ブログ的に例えて言うなら、それはもうゾンビが人間を目の当たりにしまっしぐらに進み手を伸ばすそれと全く同じ状態に思えてきています。
 ロメロ監督の示した「ゾンビは3歳児並みの知能を持っている」と言う設定を引合に出せば、人間性がまだまだ身に着いていない幼児のそれは、欲望のままに存在しているであろうゾンビの幼児性の現れでもあるのかなと、ふと考えたりもして、欲望とはすなわち幼児性の最たるものか、あるいは延長線上に存在するものなのかとか、欲望と幼児性の共通する根源を目撃している気にもなり、愛娘のおかげでゾンビの未知なる解釈に一層の深みを感じる事が出来もして、“愛娘に於けるホラー禁の環境でもホラーを好きになれるのか実験中”で、もちろんゾンビ禁の暮らしの中でも、結果的に去年と相も変わらずの「こっそりゾンビライフ」を味わえています。
 また、“ゾンビ3歳児並み知能保持説”の疑似体験を踏まえ、愛娘が4歳の誕生日を迎えるまでの間に「ゾンビの発揮できる3歳児並みの知能」の情報収集し検証しようと目論んでいる状態でもあるわけで、なかなか愛娘から目が離せず、自分自身の自由のきく時間を持てるのは1年は先の様です(笑)。…とは言いつつも、愛娘と過ごす時間が大変ですが本当に楽しくて面白くて、私自身の娘離れが出来ない事にはどうしようもありませんけれどね(汗)。…愛娘に感謝。


 さて2011年より更新していなかったお気に入りゾンビ映画ランキングに、ここ数年かかって若干の変動がありました。好きなゾンビ映画を衝動的にあげたらこんな並びに。

1-サンゲリア (死者的ニュアンスはいつ観ても素晴らしい)
2-墓地裏の家 (改めて観てもフロイトシュタイン博士凄過ぎたわ)
3-サバイバル・オブ・ザ・デッド (その後の展開はどうなっているのやら)
4-ゾンビ (DC版推し) (死対生 生対生 世界観が秀逸過ぎる)
5-死霊のはらわた (スピード!! ノイズ!! デストロイ!! )
6-死霊のはらわた[2013] (女子力発揮損壊ゾンビの秀逸さが見事!!)
7-STACY (和製グチャグチャ女子高生ソンビの大傑作!!)
8-君はゾンビに恋してる♡ (ヒトミちゃんの可愛さはゾンビ史上最強級)
9-28週後… (兎に角凶暴!! 走って血まみれ無残力アップした続篇)
10-ダイアリー・オブ・ザ・デッド (ロメロ監督が直接人間を矛先に!!) 
11-悪夢探偵 (破壊的なヤツの存在感は悪夢越え対峙ゾンビへと変換)
12-地獄の門 (不可思議ゾンビとグチャグチャドロドロ)
13-ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (忘れられない衝撃的ラスト)
14-ザ・チャイルド (生ける死者の対局にある産まれて間もない生)
15-ドーン・オブ・ザ・デッド (美しい日の出のなんという悲しさ)
16-ゾンバイオ/死霊のしたたり (内臓がね素晴らしかったのよ)
17-ブレインデッド (グチャグチャ血みどろゾンビ盛り盛り!!)
18-地獄の血みどろマッスルビルダー (衝撃のゾンビ像!!次作にも期待!!)
19-SVZ ストリッパーVSゾンビ (対ゾンビの究極の解決方法!!笑ったなぁ)
20-ラストハザード/美しきジハード (悲しくも逞しいかなゾンビの視点)
 基本ダメージ系ゾンビが台頭しているようです。19位20位に今だに引っ掛かっているのは私くらいだと思うので敢えて紹介。…と言うか、ここ2年環境の変化もあってか、ゾンビもの話題作注目作殆ど鑑賞できておらずで、頭の中さほど更新できていないとも言う。

 去年の年頭の目論みは殆ど達成できなかったなぁ…今はただただ一心不乱に物凄くグロい絵を描きたい。仕方なし、ゾンビの如くゆ〜っくりマイペ〜スでとぼとぼと歩いて行こう。





>画像、チラシより。衛星より受信し目撃する。



かの「死霊のはらわた」をサム・ライミ監督自身が指揮し完成させたというリメイクは、女子力発揮から肉体損壊力アップの痛々しい傑作に思え大満足の域。強そうに見えてもかよわいであろう女子達が破損し行く姿の悲しさと恐ろしさをまざまざと見せつけられ、またダメージゾンビ嗜好も刺激され、個人的に琴線触れまくりの容赦ない残酷さが非常に痺れました。

オリジナル版はすでに語られ尽くされていて、当ブログではあえて語る事は無いだろうくらいの作品だと思っていましたので、これまで取り上げていませんでしたが、まさかのリメイク製作と来れば腰を据えてオリジナルから三部作すべて振り返り観てしまう物で(「死霊のはらわたII」はミュージカル公開の際ちょこっと取り上げましたが)それぞれいずれは当ブログにて思いの丈をぶつけるとして(笑)ひとまずリメイクの方をオリジナル版と絡めつつだらだらと語ってみたいと思います。(また初回生産限定版ディスク鑑賞後に再投稿するかも知れませんが)

極個人的な受け捉え方かも知れませんが、「死霊のはらわた」オリジナル版にみるコメディ的と感じる要素は誇張し過ぎておかしくみえてしまうだけで、本当はなにもかも物凄く怖い純然たる恐怖のみ描き込まれた作品だと思っていますので、リメイク版の痛さやシリアスに見える面もオリジナル版での恐怖の描き込みとなんら変わりなく、しっかりとリメイクされている作品だったと感じる事が出来て嬉しい限りでした。

◆以下、内容に触れています。

まず気になったのは、一新された登場人物達の設定及び描写の部分。オリジナル版ではラブラブカップルの思わせぶりな行動やら目配せする“端から見るとお前達変だ”といった仕草が誇張され、コメディ的に感じてしまいましたが、冷静に考えれば観る者にある意味“気持悪さ”を醸し出させていたと思える“恋は盲目”的メロドラマテイストは、リメイクでは薬物依存を抱えた女子への友達の盲目的使命感のエピソードへと形を変えたものの、共通項として“対する思い”における一途な考えは時として異常行動とも取れるといった感じの描き方だったので、妄信的怖さを醸し出しながら受け継がれていて安心しました。その点もリメイクたる意味を果たしていた思われます。

そして監督のこだわりでしょうか“男なんか怪我させてもゾンビ化しても大して面白くないだろうからそっちはどうでもいいだろ”的に感じてしまった、女子中心の残酷描写が非常で素敵過ぎる。オリジナル版でも女子ゾンビの凄まじさはありましたが、化物過ぎて元女子たる片鱗をのぞかせた“女子力”という点ではリメイク版の方が無残感漂い、より残酷さが増した印象。冒頭の火あぶりから始まって、血反吐浴びも凄まじいし、熱湯被りタダレ皮膚、顔面切り取り、顔面ネイルガン、自力腕切り落し(リメイクではなんと女子!!)、手首引き千切り等等、残酷極まりない非道ゾンビのその様相が恐ろしすぎて素晴らしい。実際にあってはならないだろう描写における映画的恐怖が無理矢理ねじ込まれた雰囲気がたまらなかったです。

当ブログではゾンビーノのタミーやゾンビ・ストリッパーズの踊り子達に見られる女子ゾンビへときめいてしまう状態をさす言い方として度々“ゾンビ萌え”なる言葉を使うのですが、本作ゾンビナタリーの凄まじさは久々に抱いた萌え状態でした。まさかの女子腕切り落としに始まりゾンビ化後の顔面釘刺しだらけでの登場が痛々しく、その様相から繰り出された釘抜きでの連打が華奢な女子流の殴り方に見え、ゾンビになっても女子が抜けないそのしぐさが恐ろしくも可愛らしい。終いには両腕喪失状態からの自我覚醒で「顔が痛い」といって容姿を気にしたようなニュアンスも女子っぽく、女子力発揮ゾンビの最たる存在感に絆されてしまいました。ナタリーに出会えただけでも傑作の域に入りますね、リメイク版は(笑)

衝撃を憶えるのはビニール被り埋めるシーン。他のゾンビ映画でみたかも知れませんが、兎に角、ビニール被って吐息でビニールが白くならない恐ろしさは死体然としていて身の毛もよだつシーンに感じました。特殊な撮影方法もしくはCG処理なのかも知れませんが素晴らしいシーンです。ボロボロになってもここぞとばかりに活躍する数学教師には笑わせて頂きましたし、大量に降り注ぐ血の様な雨にもゾクゾクさせられました。実はワタクシ、初恋の君はシシー・スペイセクさん演じるキャリーが豚の血を被った姿でして(笑)、真っ赤に彩られた神々しさに少年の心は奪われ、その後もスペース・バンパイアのマチルダ・メイさんやら真っ赤っか女子には弱くて弱くて、今回も言わずもがな絆されてしまいました(笑)。

死霊のはらわたシリーズではお馴染みもう一人とも言える主人公の車もしっかりと登場し、その錆び付いたその姿にこの車に一体何があったのかと、オリジナル版からの何らかの続きではないか等と考えを巡らしてみたりもしてワクワクもしました。と言うのも、前シリーズ三作も完全な続篇ではなく登場人物が減っていたり物語が書き換えられていたりと再構築された似て非なる続篇のスタイルなので、リメイク版もその流れを組んでいれば、もしかするとその錆びた車はアッシュが乗って来た車だったのかも知れない等と妄想しきり。

“死者の書”の姿も変わり人間臭くなった印象。さらに気になるのは冒頭に集まったいた“良き人々”なる存在。死者の書に精通している彼らの登場は何を意味するのか…封じる為の味方か、あるいは蘇りしものの存在を世に知らしめる為の逆宣教師的存在なのか、疑問は増すばかり。死者の書を放置したまま去っているし、一から調べなくても教えてくれそうだし、何にせよ手元にはおけない程の恐ろしい代物なのでしょうね、死者の書は。


さて、言わずもがな題名に冠する“はらわた”。主に臓腑を意味する言葉との事ですが、オリジナル版のそれは内側から出て来るあれが嵌り過ぎる題名(笑)。“はらわた”にはこころや性根、それに精神はたまた物の内部に詰め込まれているものと言った意味があるようですので、死霊に取り憑かれた状態を言い表すのにもなかなかふさわしい言い回しで今更以て感心しきり。見事な題名です。

そんなこんなで数日前になんと来年からテレビシリーズ開始の知らせが届きましたね。一作目から30年後の世界と言う事ですが、例の車や一つの味わいである似て非なる続篇のスタイルは見られるのか非常に楽しみ。リメイク版の錆び付いた車との接点なんか描かれでもしたら、もうたまらない“死霊のはらわた”世界サム・ライミ技巧炸裂。…なにはともあれ期待せずにはいられません。刮目して待ちましょう。








 
 ようやく涼しさを感じさせ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。死霊の南瓜金助です。御覧になった方は既にご存知の事と思いますが、7月に配布されましたゾンビ布教フリーペーパー「Cafe of the Dead」 ver7.0に漫画を描かせて頂きました。C級感を前面に押し出したトンデモSFゾンビ禍1ページ漫画ですが、愛娘が誕生して以来、娘への身近にホラーがなくてもホラー好きになるか実験と娘の相手をしている面白さに時間を費やしている状態なので、映画鑑賞も作画関係もホラーから縁遠く、Gペンと製図用インクの使い方を忘れてしまう程に久々な事もあって、非常に楽しませて頂きました。執筆依頼して頂き感謝感激です。

 死亡フラグという表現がありますが、そのまんまのイメージでゾンビの絵面に使ったら楽しそうだなと思い立ったのがイナズマゾンビの元ネタですが、ゾンビカフェ委員会様よりご依頼頂きましたテーマが「ゾンビと科学」でしたので、SFっぽく(笑)地球征服を目論むUFOを登場させ、相対するナノテクゾンビも投入し、“SFゾンビvs.科学力ゾンビ”の食うか食われるか一大決戦となった次第であります。

 久々という事もあって、あまりというかほぼ描かないイメージ設定など行ったりと限られた時間を堪能しようと気合い充分(笑)。脳内ではゾンビ大戦争が繰り広げ始めました。



 執筆業から離れ1年経ちますが、ゾンビ作家としての道を突き進もうという意気込みだけはありまして(笑)、のんびりですが自称ゾンビ漫画家から自称が取れる日がいつの日か訪れると信じ、こつこつとゾンビ探求を試みています。
 1歳7ヶ月を過ぎた愛娘も、一人遊びや頭がアンパンで出来ているヒーローに夢中でぼちぼち手が離れ、ホラー映画をこっそり観る余裕や惨たらしい絵を描ける時間が取れるようになって来ているので、ゾンビについてああだこうだ考えてみる当ブログで遊べる事も出来そうな気配です。まずは1年近く更新していない状態(!)の自作ゾンビ物語「ゾンビと暮らす。(仮)」をとりあえず終らせてしまわないと(汗)。…それではいずれまた。


こちら「Cafe of the Dead ver7.0」表紙↓

素敵な執筆陣満載です。素晴らしい一冊を御手元へどうぞ。







>衛星より受信。

当ブログではパスカル・ロジェ監督作品の「MOTHER」と「マーターズ」に共通する因子として“姿を見せていないがはじめから存在する真の主人公”説を見出し(笑)、映画界の「パスカルの原理」と位置付け勝手に注目しているわけですが、監督作第3弾はなんと子取り鬼"トールマン"という謎の存在が巻き起こす神隠しの物語と知り、まさに題材からして“姿を見せない主人公”説を提示していて非常に注目していたのですが、今回もそんな仮説がぴったりとはまる出来で個人的に頬が緩みっぱなしでした(笑)

◆鉱山閉鎖で急速に寂れ生気を失った炭鉱町コールド・ロックから次々と幼い子供たちが消えてゆく。行方不明の子供は18人を数え、事件を恐れ人々は子取り鬼を疑い"トールマン"と名づけていた。町で診療所を切り盛りする看護師のジュリアは、突如自宅内で何者かに連れ去られた子供を追い求め、負傷ながらも町はずれのダイナーに辿り着くのだが、そこに集う住人たちが不穏な動きを示し始める。全てが明かされたとき"トールマン"はその真の姿を現しはじめるのだが…

物語の切り返しの妙が巧みな印象。始まりは街の荒んだ現状とその中で跋扈するトールマンという子取り鬼の紹介以外情報を一切与えず進み、まんまと監督の術中にはまっていました。唖然としてしまうほどの衝撃ではなかったにせよ、その警鐘的な含みは1歳を迎えた愛娘のいる私には息のつまる所業。個人的に我が子を育てる事に120%依存している生活なので、もし自分の“娘の身”に起きてしまったらと考えると「恐ろしい」としか言いようがないです。トールマンは映画の中の話に留まらず現実に存在している可能生はあると思われますので、行く末を左右されてしまう不安感は現実的で寒気がしました。

◆以下、内容に触れています。

当ブログ的に考察しますと、その子供にとって生活環境がよくは無いと判断し、そう言った子供たちを誘拐しその子供によりよい生活環境を与えてみる“謎の組織”が作品に内包されていた“姿は見えないがはじめから存在する主人公”といった解釈になり「パスカルの原理」が当てはまりそう言った意味では満足の感。「マーターズ」で強烈な謎の組織が描かれていたのでそちらと比べてしまうと存在感は弱い雰囲気ですが、個人的には愛娘誕生といったタイミングで本作に触れる事になって、実際に子育てに関して居住している市区町村から、子供の成長や両親の環境に不安や悩みなどを事細かに状況を調べにくる職員さんが派遣されて、相談させて頂いたりしていているのですが、その中には当然「子供の生活環境調査」も含まれていると考えられるので“トールマン”と被り本作がフィクショッンとは思えない感覚に捕われ非常に複雑な気分を味わってしまった作品でした。愛娘が誕生していなければここまでシビアに感じる事無くまた違った感想になったかも知れませんが、子供の立場から発せられた最後の言葉が最も重要な意味と思えた事はきっと私自身子育て以前にも感じられたと思うので、非常に考えさせられる話として良作としたいと思います。

余談になりますが、ホラー映画を見ていて最近思う事は、自分に子供が出来て“ホラー映画がより怖く思えるようになったのではないか”という感覚です。ホラー映画ファンとして怖く思える状況が増えた事は個人的には非常に嬉しいと感じられる反面、今まではホラー映画の恐ろしさを自分を照らし合わせる事で考えさせられて来ましたが、もし我が子が恐ろしい状態に陥ったらと照らし合わせ考える事の恐ろしさの負荷がかなりの重圧で驚いています。この“感覚”は個人的にはホラー映画が与えてくれる大切な事柄として心得たいと思いました。今後もホラー映画に感謝しつつ恐れたいと思います。







皆様、お元気でしょうか。
執筆業からは遠ざかり、すでに死に態「死霊の南瓜金助」です。

子育て中心の生活にシフトしてからというもの、ほとんどホラーやらエログロからは遠ざかってしまい、ゾンビやホラーの情報収集もままならず、ブログ更新の原動すら無く(笑)、愛娘の起きている間は“まるで健全な人間”を装って暮らしている日々を続けて早1年と半年あまり…しかしながら頭の中は変わるわけもなく、血と残酷描写の飛び回る脳裏です。

そんな中、どう言うわけか頭の中でふと「ゾンビ」と「くたくた人形」が結びつき、すでにどなたか拵えていそうな気配もありますが私は未だお目にかかった事がないので、そんな代物が商品的にあったら面白いだろうなとイメージを落書きしてみたところです。



他におもちゃとしてゾンビを活かせそうなアイテムは無いだろうかと考えてみた所、これまたありそうなイメージですが「ゾンビのボウリングピン」や「ゾンビドミノ」なんかあったら楽しそうだなぁといろいろと妄想しているうちに、だんだん“ぞんびのおもちゃ屋さん”でもやってみたい気になっています(笑)。ボウリングやドミノなんかはありもの使って試しにすぐに拵えられそうな雰囲気ですが、とは言っても愛娘の視線をかいくぐり取りかかるのは現在の生活環境からは至難の業…そろそろ保育園通いを考えているので構想を練りつつその辺りで愛娘が手から離れた頃を見計らって…などと画策し妄想を抱いていたりします。


※10ピン全てちがう絵面の方が楽しそうです。

※ドミノは同じ絵面でも群衆の効果絶大ですね(笑)。指で倒すと噛み付かれてしまうのでミサイルを型どった指サックなんか良いかも知れません。

ゾンビボウリングでちょっとした遊び道具を思い立ったので参考までに以下に画像を添付。コチラのゾンビボウリングは特製ピンを使って傾斜を下りて来て襲って来るというニュアンスです。そのうち試作品でも作ってブログのネタにでもしてみようと思います。


ところで1歳4ヶ月の愛娘は、自分の思い通りにならなかったり機嫌が悪く眠かったりする時にあやそうと抱きかかえると、私の顔に向かって本気頭突きや顎めがけての本気噛み付きを繰り広げて来ます。どこで憶えたのか不明だけれど、その姿はまるで不機嫌ゾンビと言えそうな状態に。一歳児といえど頭はそれなりに硬いし歯は小さくて先端が鋭く、両方とも結構な痛みなのですが、それはそれで可愛くて仕方がないです(笑)。…となると、ゾンビの噛み付き行為は食欲の現れではなく幼児期に脳に刻まれた不機嫌という意識の表面化とも考えられはしないだろうか?(笑)などという新解釈も考えられ、3歳児並の知識を有するといった表現もあるゾンビは、ともすれば3歳児までの記憶の蘇りといった可能生を考察してみるのも一興かもしれないと思ってみたりしています。ナイスです幼児愛娘。

そんなこんなでゾンビ映画もみられない日々の中で、それなりのゾンビライフを過ごしています。それではいずれまた。






ゾンビ達には、生前での心理に強く刻まれた行動をゾンビになっても繰り返してしまうという不思議な現象が見受けられる場合があります。日本のゾンビ達は日の出を見るにつけ、正月の一大イベントでありそうな初日の出を思い出し、毎日を正月気分で迎えてしまうのでしょうか。



あけましておめでとうございます。

去年はおととしの暮れに誕生した愛娘の子育てが中心の生活になり、いろいろあって映画鑑賞もままならない程に慌ただしく過ごしてしまいましたが、娘も一歳を迎え新生児の頃よりは自由のきく時間も取れそうな気がしていますので、映画館に足を運んだり、DVD鑑賞に勤しんだり、エロ&グロを描いたりと、ホラー寄りの生活に戻りそれぞれに励みたいと思っています。

我が家では娘の目の届く所にホラーとエロ&グロは置かないというシステムなので、娘に感づかれない程度にこっそりと励み暮らしてゆくのですが、こう言ったシステムは、ホラーやエロ&グロを有害と見なしているわけでは無くホラーとエロ&グロを万が一の異常行動の原因とされる事から守りたいという思いと、ホラー映画の全く無い環境からホラー映画好きは生まれるのかと言う壮大な実験の為でもあります。考え過ぎかも知れませんが、そう言ったわけですのでいつしかもし娘に会う機会がありましても娘にはくれぐれも内緒でお願い致します(笑)


それとゾンビとは全く関係ありませんが個人的な話題として、今年は過去に雑誌で発表した18禁漫画を「おかさき潤」名義で数点電子書籍化していただけそうなお話を頂いておりますので、執筆関係はその辺が中心となりそうな気配です。うまく事が運ぶかどういった動きになるかは全くわかりませんが、手元には単行本化や電子書籍化されていない原稿が300ページくらいはあるので(笑)、ともあれなにかしらの形で改めてそう言った原稿達を発表出来るといいなと考えています。基本自称ゾンビ画家の姿勢は変えずにね(笑)


今年も皆様にとって充実したゾンビ年になりますように。





>衛星より受信。

なかなかに意地の悪い作品。映画としてはかなり好みの作りでした。

原題にありますDIVIDEを日本語に訳すとどう言った意味合いなのか、調べてみましたら、「…を分ける/分割する/…を隔てる/分離する/分配する/分裂させる」と言った文字が目に入りました。タイトルの「ディヴァイド」が示す通り、本作は“ディヴァイド”だらけの箍外れ祭り映画でした。

◆大惨事によって壊滅に向かう街…惨状から逃れようとする人々…アパートの地下に逃げ込んだ9人の男女は、何が起きたのか状況が解らないままで次々に遭遇する強引な所業と本性の露呈… 彼らに生き残る術はあるのだろうか…

☆以下、内容に触れて
います。

ソリッドシチュエーションと言うジャンルが確立されてきたのか、その手の謳い文句がよく目に入ります昨今。本作もそう言った部類のようですが、他の作品と一線を画する点は、大体が外界には日常空間が待っているけれど本作では危険から逃れても外界に生き延びる術が存在しうるのかという所でしょうか。そう言った生きる事が難しいであろう意地の悪いスタートから、所々で生き延びられるかもしれないという夢の様な希望を与えては奪い、それをくり返す事に終始したような描き方が残酷に思えました。

中でも目から鱗が落ちたような印象を受けたのは、生きる望みが絶たれたと思てしまいそうな中でもどこかしら何かしらの“逃げ道”を作り、それを繰り返す事によって、“絶望”よりも一つ前の段階の“僅かながら生きる伸びる可能生を信じた状態”の方がむしろ残酷ではないかと率直に感じられた点。生きられる望みを抱いてしまった事がより一層の落胆を生むと言う生きられる望みと死ぬであろう運命のくり返す恐ろしさが本作の見所なのではないかと感じられました。このエッセンスが監督の意図するものか偶然かは解りませんが作品として個人的には大好物です。

“ディヴァイド”たる所以をいくつか思い出してみますと、避難時に外界との分断/食料の分配/子供との別れ/生き残るべき未来へ繋ぐ処置/感染者として/大人は救出しない/弱者強者/信じられる人間の選別/拷問を実行するもの否定するもの/食料の独占/支配するものされるもの/武器を持つもの/人間性を保つもの保てないもの/逃げ伸びるもの閉じ込められるもの/死体と生きている人間…この辺りでしょうか。その二分した立場の弱気ものに対して、地下に逃げ込めた/食糧が貯蔵されていた/快楽に逃げる/従う事で食糧配給/拳銃の存在/便所をくぐり抜けられれば外に出られる…といった希望が投げかけられ、生き延びられないと思われた場面から点在する逃れる術が放り込まれ、それを毎度毎度奪い去る事が作品を一層シビアにして行く印象を受けました。

そんな絶望的な印象すら漂う本作にあって、個人的に本作が「人類滅亡ではない」と信じられた場面がありまして、それは「連れ去られた子供が施されていた処置」を見た瞬間でした。私は現在9ヶ月になる娘の親なのですが、その娘が生まれてすぐに黄疸治療として光線療法なる施術を行われまして、オシメ一枚の姿で本作で見た子供のそれの様な“目に防護策”を施され光をあてられていた姿を思い出しました。連れ去られた子供が施されていた処置が何らかの治療の一貫であったなら、人類滅亡も回避出来るものとも考えられますし、荒廃した街の中に一人佇むラストシーンを観た後でも生きる希望がまったく無いとは感じませんでした。その事からも絶望を描いた作品だとは思えず、創世めいたニュアンスさえありそうな世直し作品なのではといった印象も強く残りました。


斯く言う私は同監督作「フロンティア」を未見の為、本作のイメージを参考にしつつ、そちらの世界観も堪能してみるのも面白そうだなと楽しみが
一つ増えた感じです。









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