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“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
簡易ギャラリー的ブログ紹介。
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日本に於けるゾンビ映画に新風を
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当ブログの感想はコチラに。

予告編1予告編2

doragodonさんのブログはコチラから。
「ゾンビと暮らす。(仮)」
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[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
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不定期更新 「ZOMBIE vs. BABY」


「生ける屍対赤児/目次」
「産まれて間もない赤児」と
「死して間もないゾンビ」との比較検証。
最新コメント。
☆コメントは承認後公開となります。
[01/06 snowman]
[12/28 ジェス・腐乱コ]
[10/22 snowman]
[07/01 ジェス・腐乱コ]
ブログ内検索。
「プラナリア・プログラム」
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15歳以下は画像クリック不可です。



第1話(2P漫画)はコチラに。
イラスト展開はコチラからご覧下さい。
「すろ〜ぺ〜す・ぞんび君」
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▼現在第4話(番外編)まで完成。
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→第1話はコチラから
15歳以上の方は第2話をドウゾ
第3話第4話(番外編)

▲新キャラゾンビの
「カワナシノカオくん」
いつの日かぞんび君と対面します。
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南瓜金助参加コミックス全目録
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皆様はどうご覧になりましたか?

当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧
「ゾンビカフェ委員会」
☆ゾンビカフェ実現を目指して

↑ゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」を発行されています
「ゾンビカフェ委員会」様のHPです
プロフィール。
HN:
カボチャスキ(死霊の南瓜金助)
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
趣味:
かぼちゃの収穫
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしましたが現在休業しております。今はいつの日か訪れるであろうゾンビパンデミックを懸念しのちのちゾンビを介護しなければならない時期が来ると見越して介護職に就き日々ゾンビの介護を念頭に考察しております。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

ハロウィン カボチャ コレクション↓

↑当ブログ管理人カボチャスキが
名前通りの好きなハロウィンの
カボチャ達を収穫して紹介しています。
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ご意見、ご感想、連絡事項に。
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▲「ノウガマルミエちゃん」も
ぞんび君のお友達です。
ゾンビと歩む。
お探し物をお買い物。
ゾンビグッズをお探しならまずは↓




ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。




管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
ファンサイトを目指し備忘録的にゾンビ
ワールドを紹介。ゾンビ愛好家ではなく
ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
アクセス解析。


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)


ゾンビ達には、生前での心理に強く刻まれた行動をゾンビになっても繰り返してしまうという不思議な現象が見受けられる場合があります。日本のゾンビ達は日の出を見るにつけ、正月の一大イベントでありそうな初日の出を思い出し、毎日を正月気分で迎えてしまうのでしょうか。



あけましておめでとうございます。

去年はおととしの暮れに誕生した愛娘の子育てが中心の生活になり、いろいろあって映画鑑賞もままならない程に慌ただしく過ごしてしまいましたが、娘も一歳を迎え新生児の頃よりは自由のきく時間も取れそうな気がしていますので、映画館に足を運んだり、DVD鑑賞に勤しんだり、エロ&グロを描いたりと、ホラー寄りの生活に戻りそれぞれに励みたいと思っています。

我が家では娘の目の届く所にホラーとエロ&グロは置かないというシステムなので、娘に感づかれない程度にこっそりと励み暮らしてゆくのですが、こう言ったシステムは、ホラーやエロ&グロを有害と見なしているわけでは無くホラーとエロ&グロを万が一の異常行動の原因とされる事から守りたいという思いと、ホラー映画の全く無い環境からホラー映画好きは生まれるのかと言う壮大な実験の為でもあります。考え過ぎかも知れませんが、そう言ったわけですのでいつしかもし娘に会う機会がありましても娘にはくれぐれも内緒でお願い致します(笑)


それとゾンビとは全く関係ありませんが個人的な話題として、今年は過去に雑誌で発表した18禁漫画を「おかさき潤」名義で数点電子書籍化していただけそうなお話を頂いておりますので、執筆関係はその辺が中心となりそうな気配です。うまく事が運ぶかどういった動きになるかは全くわかりませんが、手元には単行本化や電子書籍化されていない原稿が300ページくらいはあるので(笑)、ともあれなにかしらの形で改めてそう言った原稿達を発表出来るといいなと考えています。基本自称ゾンビ画家の姿勢は変えずにね(笑)


今年も皆様にとって充実したゾンビ年になりますように。




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>衛星より受信。

なかなかに意地の悪い作品。映画としてはかなり好みの作りでした。

原題にありますDIVIDEを日本語に訳すとどう言った意味合いなのか、調べてみましたら、「…を分ける/分割する/…を隔てる/分離する/分配する/分裂させる」と言った文字が目に入りました。タイトルの「ディヴァイド」が示す通り、本作は“ディヴァイド”だらけの箍外れ祭り映画でした。

◆大惨事によって壊滅に向かう街…惨状から逃れようとする人々…アパートの地下に逃げ込んだ9人の男女は、何が起きたのか状況が解らないままで次々に遭遇する強引な所業と本性の露呈… 彼らに生き残る術はあるのだろうか…

☆以下、内容に触れて
います。

ソリッドシチュエーションと言うジャンルが確立されてきたのか、その手の謳い文句がよく目に入ります昨今。本作もそう言った部類のようですが、他の作品と一線を画する点は、大体が外界には日常空間が待っているけれど本作では危険から逃れても外界に生き延びる術が存在しうるのかという所でしょうか。そう言った生きる事が難しいであろう意地の悪いスタートから、所々で生き延びられるかもしれないという夢の様な希望を与えては奪い、それをくり返す事に終始したような描き方が残酷に思えました。

中でも目から鱗が落ちたような印象を受けたのは、生きる望みが絶たれたと思てしまいそうな中でもどこかしら何かしらの“逃げ道”を作り、それを繰り返す事によって、“絶望”よりも一つ前の段階の“僅かながら生きる伸びる可能生を信じた状態”の方がむしろ残酷ではないかと率直に感じられた点。生きられる望みを抱いてしまった事がより一層の落胆を生むと言う生きられる望みと死ぬであろう運命のくり返す恐ろしさが本作の見所なのではないかと感じられました。このエッセンスが監督の意図するものか偶然かは解りませんが作品として個人的には大好物です。

“ディヴァイド”たる所以をいくつか思い出してみますと、避難時に外界との分断/食料の分配/子供との別れ/生き残るべき未来へ繋ぐ処置/感染者として/大人は救出しない/弱者強者/信じられる人間の選別/拷問を実行するもの否定するもの/食料の独占/支配するものされるもの/武器を持つもの/人間性を保つもの保てないもの/逃げ伸びるもの閉じ込められるもの/死体と生きている人間…この辺りでしょうか。その二分した立場の弱気ものに対して、地下に逃げ込めた/食糧が貯蔵されていた/快楽に逃げる/従う事で食糧配給/拳銃の存在/便所をくぐり抜けられれば外に出られる…といった希望が投げかけられ、生き延びられないと思われた場面から点在する逃れる術が放り込まれ、それを毎度毎度奪い去る事が作品を一層シビアにして行く印象を受けました。

そんな絶望的な印象すら漂う本作にあって、個人的に本作が「人類滅亡ではない」と信じられた場面がありまして、それは「連れ去られた子供が施されていた処置」を見た瞬間でした。私は現在9ヶ月になる娘の親なのですが、その娘が生まれてすぐに黄疸治療として光線療法なる施術を行われまして、オシメ一枚の姿で本作で見た子供のそれの様な“目に防護策”を施され光をあてられていた姿を思い出しました。連れ去られた子供が施されていた処置が何らかの治療の一貫であったなら、人類滅亡も回避出来るものとも考えられますし、荒廃した街の中に一人佇むラストシーンを観た後でも生きる希望がまったく無いとは感じませんでした。その事からも絶望を描いた作品だとは思えず、創世めいたニュアンスさえありそうな世直し作品なのではといった印象も強く残りました。


斯く言う私は同監督作「フロンティア」を未見の為、本作のイメージを参考にしつつ、そちらの世界観も堪能してみるのも面白そうだなと楽しみが
一つ増えた感じです。








>借りて来たゾンビ。

TVシリーズ終了後に一気に見てその世界観に没頭しようと企んでいた「ウォーキング・デッド」でしたがワケあってDVD版を鑑賞する事になり、そうと決まればと意気勇んで鑑賞するに至りました。

◆職務中に銃撃され意識を失った保安官のリック。病院のベッドで目覚めた時、病院周辺は死体だらけで何が起きているのか見当もつかず。その惨状から家族の身を案じるリックに動き回る蘇った死者達が集まり始めていた…一体何が起きたのか、リックは家族に再会できるのか…

☆以下、内容に触れています。

シーズン1・第1話の完成度は素晴らしいの一言。続く2話以降も6話まで人間模様に重きを置きつつも所々でゾンビアタックも見られ飽きさせない印象。シリーズ1は満足の出来でした。

まず死体の列で大惨事の印象付けから世界観の異常さは屈指の幕開き。抜群の息をのむ静けさ。ゾンビ達の獲物を見るや否や意外に早歩きな所もうまい具合の速度で感心。特に見事だったのは下半身の無いダメージゾンビの造形。その風貌から哀愁すら漂っていそうな悲しみの滲み出ていそうな雰囲気を感じたのは稀でゾンビ像としても貴重な存在感ではないでしょうか。要所要所で登場するゾンビの造形もダメージを表現しつつの印象でしっかり死者たる面目も維持。

ゾンビの特徴としては、“音で集まってくる”、“頭を狙って仕留める”はいわゆるゾンビのお約束。 首だけになっても脳を破壊されない限りは動き、コンクリートの破片の様なものでガラスくらい割る事も出来る。 “脳に何かいる”と言った言葉が見られこれは寄生虫的なニュアンスとも取れウイルスとは別種の気配を醸し出していましたが、シリーズ1終盤では主人公達の逃げ込んだCDCの施設で微生物・ウイルス・寄生虫・菌・そして神の怒り説まで飛び出し、原因は全く判っていない様子。

さらにゾンビ達は臭いで人間とゾンビを判別しているらしく、(原作でも描かれましたが)死体を分解して流れ出た腐敗臭のしそうな体液を体に塗りたくりゾンビの群れにまぎれるといった行動も見られました。死体汁を塗ってゾンビにまぎれる姿は一部のゾンビ映画で既に描かれていましたが、なかなかに辛いシーンでもあります。

1話で最も気になった点は“引っかかれたりしていないか”と言った言葉を見られた場面。引っかかれてゾンビになる作品てそう見かけないし、後にその意味合いに通じる場面が描かれるのか注目したい所。果して今後の展開の中で引っかかれて感染するシーンは描かれているでしょうか。

そして馬を喰らうゾンビ達には要注目でしょうか。馬喰いゾンビで印象深いのは御大ジョージ・A・ロメロ監督作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」で描かれた衝撃のニュアンス。ロメロ監督と言えば、かの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で既に虫食いゾンビを描き、その後も「ゾンビは人間以外も食べるんだよ」と言い放ったパイオニア。コミック版「ウォーキング・デッド」でも動物喰らいは見られ、このTVシリーズでも動物喰らいがどう言った意味合いを持つものなのか個人的には非常に気になる所。これは2話3話でも鼠や鹿といった具合に様々な動物を喰らうシーンが挟まれ、“市内の食糧が尽きたから”と言った推測から森に入り込んだと言ったセリフも見受けられて、なんでも喰らいそうなゾンビ達の行く末を見守ってゆきたい所です。

ゾンビ化の際のプロセスも着目されていて、車が揺れる度に骨がきしみ死ぬほど痛い、高熱を発する、副腎が傷ついて脳と主要組織が髄膜炎のように犯されて行くとし、映像化された脳内のシナプス映像から感染後に脳幹部だけに見られるシナプス映像と具体的な現象もわかりやすい。感染してからゾンビになるまで早くて3分、長くて3時間との報告、人間らしい部分は働かず本能しか残っていない非常な抜け殻と聞けば、ロメロ御大の描くゾンビのそれ。顕微鏡で見る奇妙な物体の存在も気になる。

愛する妻のゾンビを撃てずに涙ぐむ人の姿や、病人を抱え込み生き抜こうと抗う人からゾンビ物語では絶対外せないダメ人間達もしっかりと存在し、自らゾンビになる事を選ぶ人、生きる気力を失い死を選ぶ人、生き残る為なら自分の手首さえ切り落とす凄まじい姿まで、終末世界での人々の姿も見応え充分でした。

シリーズ1のラストでは原作1巻には無い施設大爆発を前に、その後に何が起きるか解らないながらも、生き残った人々が寄り添い希望を胸に生き抜こうと決意する姿が見られ、
望ましいエンディングを迎えて収まりも良かったと思います。

さて続きますシーズン2はいかなる物語が待ち受けているのか、期待してみたいと思います。








>衛星より受信。

始終とにかく面白かった!!
素晴らしきキューバ発ゾンビムービー。

◆反体制派のデモが起きているキューバ。「剣さえあれば生きて行ける」と信じるフアンは、死んだと思われた人間たち動き出しているのに不安を抱き始める。生者の中に死者たちが蠢いている事に気付かずに蔓延し始めた禍の中で、フアンは仲間と共に“愛する感染者達を代わりに始末する”代行殺人社なる慈善事業を始め金儲けを考え出す。当初、事業はうまく行くと思えたのだが…

☆以下、内容に触れています。

まずフアンたちが吸血鬼や狼男は知っていてもゾンビを知らない状態から始まる。この世界もお決まりの“ゾンビ”が創作物としても存在しない世界なのかなと思っていると、突然牧師が言葉が通じないなりに「ゾンビだよ生ける屍だよ」と豪語。上手い。そりゃあゾンビのゾの字も知らないで育った人たちっていますよね、絶対。目から鱗。ゾンビ発生の原因など活かせる知識のないものには到底調べようも無いのは当然だし、どう生き抜くかが死活問題。遅いゾンビ早いゾンビ混合種のウサギとカメになぞらえ適格表現至極納得。

見応えは主要人物達が銃を使わないで身近な道具で戦う点でしょうか。個人的には“身近な武器でいかにしてかつて人間だった存在をどう惨たらしく仕留めるか”がゾンビ映画の醍醐味のひとつと思っているので、本作の冒頭の吸血鬼まがいの仕留め方から、死体のぞんざいな扱いに、大量斬首など、ゾンビだから笑えるコメディセンスも満足のいく描き方で大満足。

ゾンビ達の見せる傷ましい姿も実に素晴らしかった。私のゾンビに求めたい姿は、生きている筈無いくらいの大怪我なのに動いているといった状態で、言わば“ダメージゾンビ”推奨派なので、その点も満足のいく描き方でした。島から逃げ出した人間たちを追ってか、海の底で群がり蠢くゾンビたちもまた素晴らしい事。

全裸で手錠に繋がれ武器無し無防備のゾンビ攻防もスリリングで見た事ないし面白かった。ドジな親友のしでかすとんでもない失態の唖然とさせる数々、お互いをわかり合ってこそできる冗談に見る深い友情、私は現在7ヶ月を過ぎた娘がいるのですがこの作品をみて娘への愛の深さに感動し、私自身も「お似合いのカップルだ」と言いきって祝したいと思いました。リスペクト父親像。パチンコ上手のおかまさんと血の苦手なマッチョもいいコンビ。「一番いかれている」と豪語した、いかしたデザインの改造水陸両用車も実に素敵だったし、全編ツボ押されまくり、何もかもが面白かった。

斬新に感じてしまったのはエンディング。ラストシーンで戦慄が走りました。多くのゾンビ映画がそうであるように、新天地を求め脱出をはかるというのが一般的なエンディングと思われる中で、フアンは単身で島で生き抜く事を決意…私の記憶では、やむなくゾンビの群れに挑むといった最後や咬まれて仕方なく残るといった状態は、すぐに思い浮かぶのですが、そこで暮らす事をはっきりと“決意表明”した作品て目新しい気がしました。この貴重と思える生き様と潔さ、素晴らしい。


笑いと涙と感動と潔さの結晶が輝く痛快娯楽ゾンビ映画の登場!!! 数多存在するゾンビ映画史上でも無類の傑作と呼びたい逸品でした。










第2章「生ける屍と乳児〜第3部〜」


(1)腸の働き〜排便

離乳食も開始一ヶ月程が経ち、排出する便の状態も水っぽいものからペースト状のものになり腸の活動が始まった様に思います。生後6ヶ月にしてようやく腸が整い始めました。かくいうゾンビの腸運動は謎のままですが、乳児にしてこの機能ですから、ゾンビと言えど赤児ゾンビで無い限り腸の運動を備えたものがゾンビ化したとなれば、噛み砕き、唾液が確認されている節も見受けられ、腸にしても若干の機能は残っていると考えてみてもよさそうです。

ゾンビを見ていると人肉を喰らい飲み込む事は出来ている雰囲気なので、食道に次々と押し込まれてくる人肉が胃に届き、あとは消化機能が万全でなくとも胃や腸が肛門にまで運ぶ運動さえしていれば肛門からどうにか出て来ると考えてもいいのかもしれません。新生児といえば、誰から教えられたわけでもなく生まれながらに備わっている、母乳や粉ミルクを飲んで便を排泄する事が出来る状態。新生児がいわゆる原始の脳と言われる脳の中枢に食の関連で排便行為が備わって生まれて来ると想定して、ゾンビも脳の中枢が機能している状態と言われていますので、排便を行えるとしてもよいのではないでしょうか。

またロメロゾンビを例に挙げれば、生前の行動が記憶に残っているとした場合、便意から便器に座る行為が記憶に残っていると想像出来る事を踏まえれば、ゾンビ達も実は何らかの形で何処かで排便しているのではと考えられ、生前の人間だったが故のもの悲しさを醸し出して来てなかなか面白いです。


(2)食べ掴み〜食欲の行方

愛娘は最近では自分の意志で腕を動かす事もそれなりの行動を見せ始め、目的の物に向かって手を伸ばし続けなんとかして掴もうとする姿が、一心不乱に人間に向かって手を伸ばすゾンビのそれを彷彿とさせて来ました。

咬む事も憶え、指だったり腕だったり突然咬んで来るので驚かされる事もしばしば。自分の足を掴んで舐め回す仕草は掴み舐めが出来るようになってから今だに続けているのですが、ふと「おいしいのかな?」と妙な疑問が浮かんで来ました。以前たまたまベビーベッドでオシメを替えている時に私の口に愛娘の足が入って来て若干しょっぱかった事を思い出し「塩味がおいしいから自分の足でも舐めちゃうのかな?」という考えが頭をよぎり、そこからゾンビが人類を食いつくして最終的に自らが自らの体を食べてしまうと言う、最後の最後まで“飽くなき食を示す恐ろしさ”を描くのもゾンビの終末観にはふさわしいエンディングなのかもしれないと考え至りました。そう言った作品に私は出会っていませんので出会える日を楽しみにしています。まだまだゾンビを描ける余地は残っていそうです。


(3)脳幹・大脳辺縁系の大脳皮質との隔たり

愛娘の3〜4ヶ月検診の時に頂いたとある小冊子に、「脳幹と大脳辺縁系」「大脳皮質」の成長についての記載がありとても興味深い内容でしたので、育児からみるゾンビの脳の状態を考察してみたいと思います。前々からゾンビと脳の関係を知りたいと思っていましたが、このタイミングで脳について触りだけでも考えられるとは思っていませんでした。育児様々。

数あるゾンビ映画の中でもロメロ監督作のゾンビ達が、脳の解剖や思考力に関してとても興味深い描き方をされていて、「ゾンビと化した場合、脳の中心部が完全には機能を失ってはおらず“死んだ”あとも働いていて、その後の行動に影響を与えている」と理解していますが、その脳の中心部に「脳幹と大脳辺縁系」が含まれていると仮定して私なりに考えてみようと思います。

まず「脳幹と大脳辺縁系」は、生きていく上でも最低限必要で不可欠な機能とされ、基本的な“命”の維持を担っている部分で、いわゆる脳の中で最初に発達し、呼吸・体温・睡眠・食欲・姿勢の維持・情動(快・不快・怒り・恐怖など原始的な感情の動き)などに関わり、爬虫類も持つ最も原始的な部分と言われているようです。そして「大脳皮質」は、人間らしく生きるという高度な機能を持ち、考える・計算する・記憶する・言語のコミュニケーション・情動など“人間らしい”高度な精神活動や、細かな運動等をおこなう脳とされ、「理性」はこの部分が担当していると考えられているようです。生命維持に必要な「脳(脳幹)と大脳辺縁系」が発達し、そして高度な機能を司る脳への“つながり”が出来て「大脳」が発達、その“つながり”は刺激によって作られるとされているようです。

この時に脳の中を“つなげて”いるのは主にドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンという神経系で、セロトニン神経がうまく作られてきちんと働いていると、原始的な“不安”が生じたときにそれを前頭葉で“安心”に変える事ができるそうです。“不安”や“恐怖”が高度な機能の脳につながって“安心”となり、“大丈夫”という理性を以て適切な行動を取れるといった事がセロトニン神経の重要な働きと考えられているようです。セロトニン神経系は生後5年間で形成されると考えられ、朝の光と安心感が刺激となり育成されるそうで、子供の早寝・早起き、そして安心を与えられる環境作りが重要と言われているのはセロトニン神経系の効果・育成を考えた結論ではないかと思われます。

セロトニン神経がうまく働かない脳では、不安は不安のまま取り除かれず、ストレスが増大し、思春期の悩みや問題に心が耐えきれない状態に陥ると考えられていて、感情のコントロールもうまくいかず、恐怖や衝動性を抑えられず、大きな攻撃性を生んでしまう危険性があると考えられているようです。

「脳幹や大脳辺縁系」など、脳のより原始的な働きの部分の上に、「大脳皮質」、「前頭葉」が育ち、「脳幹や大脳辺縁系」が心や体の基礎となる部分で、「大脳辺縁系」で起こった情動を理性の「脳」が制御し、不安を安心に変えたり、衝動性を自制心で抑えたりしていると言う事のようです。

私自身が正しく理解しているかは疑問ですが(汗)、ゾンビは、ヒトとしてのコントロールの要である「大脳皮質」が機能せずに、セロトニン神経の“つながり”が絶たれてしまい、「脳幹と大脳辺縁系」が辛うじて機能していると考えてみれば、ゾンビ達が行う食欲にまかせた暴食行為になんらかの関係性を感じられ、また、情動を抑えられないとするならば、人間への恐怖心から自己防衛的に襲い来ると位置付けられる事もでき、この“脳の仕組み”から考えるゾンビ像はかなり興味深いです。ゾンビと脳の関係はこれからもまだまだ新解釈が出て来そうですので頭の片隅にでも踏まえておきたい所です。


(4)唸り声からの意思の疎通

「ゾンビコップ」「バタリアン」等、言語を操るゾンビもたまに出現して来ますが、いわゆるゾンビと言えば唸り声を発している姿が思い浮かびます。

愛娘は生後2ヶ月くらいの頃から唸り声のようなものを発し、その声の可愛らしさにゾンビとの比較が困難(笑)と前述記しましたが、その後生後6ヶ月を過ぎてまだ言葉のようなものは発してはいないとはいえ、唸り声や奇妙な発音の連続に奇声と、成長段階の脳でいろいろと口から音を発して来ていて、何かを伝えたいという意志の疎通を試みている様子が伺えます。

さてゾンビはどのような時に唸り声を発しているのでしょうか。襲いかかる時や威嚇のようなゾンビ同士で食べ物の奪い合う時が思い浮かびますが、ロメロ監督作「ランド・オブ・ザ・デッド」を例に挙げますと、ゾンビが唸り声をあげ意思の疎通をとっている姿が描かれ非常に驚かされました。前述しました言語のコミュニケーションを司ると言われています「大脳皮質」が機能していないのであれば、いわゆるゾンビが言葉を操れないのも頷けますが、言葉を操れない動物も然りどう言った仕組みなのか意志の疎通がとれている不思議。一端“死んでしまった”ゾンビと生後6ヶ月の愛娘の唸り声対決は現段階では意思の疎通がとれているゾンビに軍配が上がりそうです。申し訳ない愛娘…受け取る方の読解力が未熟な為に要求を理解出来ない事のもどかしさたるや、意思の疎通が可能なゾンビ同士が羨ましいとさえ思ってしまいました(汗)。





第2章「生ける屍と乳児〜第4部〜」へ続く。


以下、今後の更新内容及び時期予定

●歯が生え始めた頃
●ずりばい及びハイハイをし始めた時
●歩き出した時
●言葉を発した時

それではまた検証時期が訪れました時にお会い致しましょう。

我が愛娘に感謝。








>衛星より受信。

物語は前作「バイオハザードIV アフターライフ」からの続きながら1作目からの登場人物を振りかえさせつつ偽りを纏った世界観。前作の感想を投稿した際に、続篇では「もっとゾンビ態バリエーション描いて欲しいですね」と期待を抱きましたが、私のようなゾンビなんでもござれ的な物好きにはたまらない“シーケンス別ゾンビ世界”が味わえ、期待通りの展開に(笑)。そんな多様なゾンビ種をみるになかなか楽しく、中でも銃を撃ちバイクや車まで操縦する死者の軍隊は個人的に注目の的(笑)でした。

ゾンビ映画ではある種お決まりの態といえます、ゾンビを兵器として利用する為にウイルス等を開発していたと言う話はよくある展開ですが、直接的に兵士としてゾンビを投入してる作品はなかなかお目にかかれないので、ニュアンスは違えど敵と戦わせる為に投入された武器を駆使するアンデッド兵士を描くとこうなるのかと言う、安直と言えばそれまでですが、これはこれでひとつの到達点がみえた様で当ブログ的には歓迎でした。

◆アンブレラ社の開発したバイオ兵器T-ウィルスが蔓延し人類はアンデッドに滅ぼされかけていた。アンブレラ社の工作員だったアリスはアンデッド達の襲撃から逃れ、生き残った人類を捜索中に一隻の大型船に辿り着く。立ちはだかる敵を倒し、船内に捕らえられていた人々を解放したと思われたが、船はアンブレラ社の襲撃を受け戦場と化し、アリスは海中へ投げ出され極秘施設で囚われの身となってしまう。そんなアリスの前に逃亡を手伝う人間が現れ閉じ込められている施設の中からの脱走が始まった。果してアリスは再び地上へ出る事ができるのか!!

☆以下、内容に触れています。

とある住宅地から東京・モスクワ・ニューヨークを模した実験施設で登場する多様なアンデッド達、Tーウイルスゾンビから兵隊ゾンビになかなか死なない化物はモンスターゾンビとでもいいましょうか、私はゲームの事わかりませんが、個人的には映画バイオハザード的ゾンビパレードな様相を感じてゾンビ映画的には面白かったです。

今回の敵はレッドクィーン!!? シーケンス設備が制御の研究の為とは言え、人類はもう一握りしか存在していない様なので滅びるのも時間の問題だろうし、本作のラストシーンのモンスター総攻撃を見ては最早人間を救う為とは考えにくく、人類の生き残りを制御するのかなとも勘ぐったりで、いつのまにやらアンブレラ社の技術を活用し人類滅亡を企んでいたという事にでもなるのでしょうか。人工知能が機械を使って人類滅亡を企てる話は多々ありますが、人工知能がゾンビを駆使して人類滅亡を企てる話って“バイオハザードならでは”の展開? 私の浅いゾンビ知識では他に思い浮かびませんが、そう考えれば本作は貴重な作品のでは?(笑)と感じてしまいました。

レッドクィーンは人類を滅ぼして汚れなき地球を再構築でもする気でしょうかね?アリスに関わった人物のクローンをわざわざ造り出したりして人工知能って意地悪も出来るのね。…しかしアンブレラ社はとんでもない施設を思いがけない所で作っているんですね。一体いくつあるんでしょうか。いまや人類やゾンビよりもクローンの方が多くなりそうです。

ボロボロのホワイトハウスよりぐんぐん引いたショットで、周りを取り囲んだアンブレラ社モンスターが結集した状態が露に…ウェスカーがアリスと手を組んですんなり人類を救うのも違和感あるし、何を企んでいるのかも明かされてはいないし…
引きの強いエンディングは一作目からのお馴染みですが、そんなラストシーンから今後どう物語を紡ぐのか…個人的には本作は本作で楽しませてもらったので、ここまで来たら更なる続篇のお手並みを拝見したい所です。








>画像、捕獲DVDより。

2011年製作のドイツ映画 「END エンド」は静かに展開するものの珍種ゾンビが我が物顔で暴れまくる佳作の感。

ウイルス感染によるゾンビ態は面白い解釈で、進化するウイルスと言う設定からの影響なのかゾンビもバリエーションが豊富で非常にユニークで味わい深い逸品に感じました。

◆ドイツ・ケルンの街で突然人が狂ったように人を襲い始め食らい付く。人影の消えた街を彷徨っていたトムは古い基地の跡地を拠点に事態を把握しようとしていた。やがて生存者達と出会い、真実を知るものの口から語られた内容とは…?

☆以下、内容に触れています。

国家安全保障局傘下のバイオテク企業が作ったウイルス「ランチハンド」は、農作物の遺伝子組み換えに活用され異種交配せずに新たな品種を造り出す性質で紫外線にあたると死滅する筈であったにも拘らず、突然変異を起こし増殖をくり返すうちに抵抗力を持ってしまったという代物。「ランチハンド」は触れるだけでも変異を起こす強力な感染力を持ってはいるけれど人間の中には免疫を持つ者が存在していて感染を免れている模様。ゾンビ化した人間達は自ら粉状・粘液状の何かを吐き、ウイルスをまき散らしているような気配も伺える。

そのランチハンドゾンビは、ウイルスの自発的進化を促す性質の影響からか特異な変化をしている様子。ウイルス自体の“紫外線に弱い”という影響がゾンビに現れていると考えてみるとなかなか興味深い種類に思えて来ます。

紫外線の影響で視力が弱くなったり皮膚が異常を起こす事態は日常でもよく取りあげられていますが、その点を踏まえて考えるとランチハンドゾンビの行動や皮膚の変質など多様化していてゾンビを観察する上では非常に面白い存在感です。ゆっくりと歩き夜は行動しないゾンビから始まり、素早く走るゾンビ、フェンスや壁をよじ登れるゾンビ、そして目のないゾンビ、目の進化したゾンビなど様々な姿を見せ、一作品でこう言った変異を示したものも貴重なのではないでしょうか。

ウイルスによる人体の変化はバイオハザードの「T-ウイルス」が有名ですが、物語が進むにつれ、ウイルスが人体を変える様を紫外線の影響とするならば、紫外線にあたっているから調子が悪く動きが遅いのか?、紫外線の影響で視力が弱まり夜は見えにくくて行動しないのか?、紫外線にあたる時間を少なくする為に動きが速くなったのか?、紫外線が嫌いだから目が塞がれるのか?、紫外線から目を防ぐ目的で瞬膜が出来ているのか?、などとぞれぞれの存在を追って変異を考えさせて来た経験は始めてで非常に楽しかったです。

電源を失えば原発の冷却装置が働かず大惨事を起こすと言い放った場面はシビアに響いた。ゾンビ作品は数多あれどこうも直接的は言い方はちょっと思い起こす程度では思い当たりませんでした。なぜか電源は確保出来ている世界感に違和感はあるもののあえて語らないのが定石のゾンビ映画のあら七不思議。そんな中、2000年問題の頃より防護服を纏い続けている男性キャラが突拍子もなくも嵌り、小心キャラが世紀末で成長する的なお話は多いですが、彼のマイナスからのジャンプアップする成長ぶりを見た場面では、ここまでの終末世界ではより輝いて感じるものだなと思え、絶望的な世界に垣間みる希望的な勇気も好ましかったです。


曲解も多々あるとは思いますが、世界観を堪能出来た作品でした。








そのウイルスは人間を死に至らしめる神経毒を分泌する
他に、感染し死者となった人間を操り、人間の顔面を
食させるという特性を持っていた。

感染し死して屍となったかつての人間は生きている
人間の顔面の肉のみを喰らい、粘膜感染により顔面を
喰われた人間達もまた死に至り同じように人間の顔面を
求め彷徨うのだった。

そして人々はその化物を「面食い」と呼んだ…



ウイルスや寄生虫って意外な所を好んで生息するって話よく聞きますが人間の顔面だけを好んで食す性質を持ったゾンビウイルスがあっても面白いのではないかと考えてみたのですが、なかなかハードなゾンビワールドを描けそうで気に入っています。「面食い」というのは[顔立ちのよい人ばかりを好むこと。またはその人。器量好み]と言った意味合いの言葉ですがイメージとして「面食い」って日本語が物凄くゾンビっぽいなと感じていて、そのまま文字通り活かして使いたかったと言う事もあります。襲われた人全てが顔面をまず食べられてしまいゾンビ化してしまう恐ろしいウイルス系ゾンビの跋扈する「面食い・オブ・ザ・デッド」…なんて言うのはいかがでしょうか。


↑一番左のイラストは2007年に当ブログに投稿したものからです。

私の好きなゾンビ像はサンゲリアやゾンビ3、ゾンビの秘宝に登場するようなどう見ても生きている筈無いよな的な容姿をしたダメージゾンビで、そんな嗜好も手伝ってゾンビを描くにあたってのモチーフとして顔面を食べられてしまっている姿をよく使うのですが、骨が剥き出しになるように肉だけを食べるなんて空想の域の描写。とは言え前々から“ゾンビが最初に襲って食らい付くのって顔なんじゃないかな?”といった思いからなのですが、2012年辺りだったか海外の事件で、違法薬物かなにか麻薬的なもので人間性を失い人間の顔面を食べてしまうと言う事件があり、しかもその犯人は銃弾を何発か打ち込まれてもやめなかったという恐ろしさ。顔面喰いゾンビが最早想像では済まされないような衝撃的な現実に相当なショックを受けました。

いつの日か、死者が蘇るゾンビも
空想上の存在で無くなる時が来るのでしょうか。



ゾンビ漫画・ゾンビイラストのご用命の際は
私、南瓜金助までご連絡下さい♪





>画像、捕獲DVDより。

数多存在するゾンビ映画ですが、戦争兵器として“死なない兵士を作りだす“だったり“敵国に生物兵器をまき散らしゾンビ化させ共倒れさせる”など、戦争に於けるゾンビ投入計画が開発段階で頓挫し現在に至る的なニュアンスは数々あれど、まさに戦時中にゾンビ兵の投入あるいは生物兵器散布と言った直接的な描写のある作品は、なぜかすぐには思い当たりません。遠い記憶の彼方で思い出せないかあるいは私がまだ出会っていないのかも知れませんので戦時中ゾンビ投入作品をご存知の方がいらっしゃいましたら情報をお寄せ下さい。

そんな私の観た事のあるゾンビ作品の中で、“戦時中の直接投入されているゾンビ”をようやく思い当たったのが本作「デッドマン ソルジャーズ」でした。死者が蘇り…といったいわゆるゾンビではないのですが、人間性を失った存在としてのゾンビ態であれば、本作も辛うじてゾンビ作品。内容は張り切ってはいるものの空回り感が身に染みる奇天烈展開ですが“戦時中にゾンビが直接投入されている描写のある”数少ない兵器ニュアンスのゾンビ作品と考えれば貴重な作品でそういった意味での価値のあるアイテムではないでしょうか(笑)。…出て来るゾンビの数自体も数少ないのですが(汗)。しかしこの内容にそぐわないイメージのDVDパッケージイラストが幻の戦時中のゾンビ兵直接投入の雰囲気を醸し出してワクワクさせられてしまいます(笑)。パッケージもまぎれもなくひとつのゾンビ作品ですので見ていて楽しいです。素晴らしい仕事しています。

◆第二次世界大戦末期にドイツ占領下のフランスに潜入したシュミット大尉は銃弾を喰らっても動き続ける得体の知れない兵士を目撃した。その経験からドイツが投入している奇怪な兵士を調査するため、数名の仲間を引き連れ研究施設のあると言われている廃墟へ潜入を試みる。そこで彼らが目にしたドイツ軍の研究の実態とは…

☆以下、内容に触れています。

ドイツ軍が兵力強化のため、科学者に研究させていたのは弾丸を打ち込んでもなかなか倒せない強化戦士。各地で目撃されている所をみると、実験段階かは把握出来ませんでしたが実戦で戦うよう投入されている様子。若干ゾンビ色は薄い気もしますが、一端倒してからの動き出しはゾンビ的だし当ブログとしては実戦配備ゾンビと捉えたく現段階ではやはり貴重な作品としておきたい所。味方をも襲ってしまう場面は無いので、何かしらでコントロール出来るか敵味方の区別はつくか敵陣に出くわした時のみ投薬し変身と考えられますが、そんな凶暴な兵士が導入されているとなれば驚異の何ものでもないでしょう。恐ろしやゾンビ兵士。劇中もう一種研究中らしき化物が登場しておりまして、スタミナ重視の強者で狼人間的な存在。咬まれれば感染するし人間を狼人間にしてしまう研究もある意味佳境を迎えていた様子。ゾンビ兵に狼人間…ドイツ軍科学者は凄い技術を開発していたものですね。


いつの日か、まるごと戦時中ゾンビ投入だけって言うゾンビ映画を観てみたいなぁ。不死身の兵士達が銃乱射しながら獲物を喰らっているやら、生物兵器で死者復活から元味方見境無く喰いまくりに、敵味方ゾンビ兵だらけ延々終わり無き人体破壊バトル…など、そんなエピソードもどっさり観てみたいです。








>衛星より受信。

◆アメリカ南北戦争の終結間もない時代にゾンビが現われていたと言う手記から語られるゾンビの真実。ゾンビ化した家族を自らの手で葬ると言う失意の中、息子との約束の地を思い出し目指す。旅の途中に出会った男に妹の救出を頼まれ、仕方なく手を貸す事になったのだが、妹をさらったのは復権を狙う南軍の集団でゾンビへの免疫を持つものを探し出そうと人体実験をくり返す非人道的な一味だった…


南北戦争の時代にゾンビが現れたと言った解説を読んで、私は勝手に戦争の為にゾンビが造り出されていたと連想。南軍の残党は手当たり次第生きた人間を捉えてはゾンビに咬ませ、その中から感染せずに済む免疫を持った人間を捜し出す事に躍起。原因が定かではないのはゾンビ映画の常套手段ではありますが、本作もまたそれに準ずる世界観かと思い気や「なんだそっちか!!」と意表を付かれた格好(笑)。しかも世界各地でゾンビ事件が発生している原因は全てこれが原因とする何とも大胆な構図。他の地でもゾンビが存在していてそれらもひっくるめて種明かしをしてしまうなんて随分と思いきった設定です(笑)。

ゾンビの特徴として手記に記されていた事柄は、[生前の記憶は無く凶暴性に支配されている/嗅覚・聴覚・視覚は機能している/炎を怖がる/襲って来るのは人の気配を感じたか生前の記憶をたどった故か/人の食べ物には興味を示さない/頭を打ち抜けば死ぬ/ゾンビを救える望みは薄く死が唯一の解決策/唾液が血液中に入り感染、肉に飢え続ける]…と言ったことらしい。観察記録は当ブログ的にも有り難いです(笑)。他には馬が噛まれ気力を失うと言った、人以外への影響も描かれ興味深いです。

☆以下、内容に触れています。
同じ系統の映画にも言及していますので本作を観賞後にお読み下さい。

ゾンビ化の原因は結局の所、「死霊のはらわた」や「RECシリーズ」に分類される“悪魔憑き”の類で、古代儀式を知る人物が妹を殺され、死んでしまった妹を生き返らせたいが為に儀式を行ったけれど、生き返った妹は生前の妹ではなく化物と化していて、その妹に咬まれた人は一度死んだあと化物として蘇る。これが事の発端の様です。私は南北戦争での北側の何らかの兵器としてゾンビが投入されていたと想像していて、ゾンビが“直接的”に兵器として投入されている作品てあまり見かけない気がするので、それだったら珍しいなと思って期待していたのですが、真逆の展開で面喰らいました(笑)。それはそれでぎゃふんと言わされ楽しかったですけれどね(笑)。しかも悪魔憑き系のお話なのに免疫を持つ人間が発見され、“そうすれば”全人類も安泰的なニュアンス。「REC」ではあんなに苦心していた悪魔を免疫で排除する研究が本作ではあっさりと完結です。しかも南北戦争時代に。古代儀式から産み出された謎の存在に有効な免疫ってどんな仕組みなのだろうか…悪魔に聖水的なニュアンス?信仰心の厚い人間の体液?精神論?根性で治せ?ゾンビって気合いでどうにかなりそう?ゾンビ作品でたまに聞ける究極の名言「オレもがんばってゾンビにならないように努力する」って方式は果して成り立つのか?!…奥深い

興味を持ったのは「落とし穴ゾンビ」。あれだけあからさまな人為的な罠としてお目にかかったのは私の記憶ではちょっと思い出せませんが…なかなか画期的なのではないでしょうか。


人里離れた自然の中での展開にお話的も際立った印象は薄いので作品的にはこじんまりとした印象ですが、個人的な思い込みから振り幅が大きく、着地点の奥深さを改めて気付かされユニークに感じてしまった(笑)。これもB級センスの醍醐味?楽しかったです。










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