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“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
[PR]18禁電子書籍紹介。
☆「おかさき潤」名義の18禁電子書籍
「ギャル改造ケイカク!」

長いのから短いのまで
50話分配信中!!

「エロ美ちゃんオーバードライブ」

元ヤン総長エロ美ちゃんが
エロにマシンに仁義に大奮闘!!
[PR]18禁漫画紹介。
☆「小林少年(丸)」名義電子書籍配信中

kindleでも読めます
(18歳未満の方は購入できません)
→「」/→「妹小屋
→「負界ノ書」/→「遊界ノ書
中古紙物はとてもお求め易い価格(笑)
「ゾンビと暮らす。(仮)」
☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
ブログ内検索。
ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
ロメロ監督の思惑は果して…?!



当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧

☆2017年7月16日に肺ガンで
他界されてしまいました…
この世にゾンビを放ってくれて
ありがとう・・・
新着ゾンビ小説紹介。
☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
簡易ギャラリー的ブログ紹介。
☆奇怪漫画製作部 のざらし倉庫


「のざらしむくろ」名義でお贈りする
自作漫画カスタマイズ版及び
「南瓜金助」で制作した作品を保管する
倉庫的ブログを設置しました。
コチラよりお入り下さい。
ゾンビ映像化案内。
☆「地獄の血みどろマッスルビルダー」
和製インディーズゾンビムービーの傑作発売から2年…ついに「地獄の血みどろマッスルビルダー完全版」となってWHDジャパン・フォワードレーベルから正規版DVDが発売中です!!
おめでとうございます!!!!!
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↑こちらがパッケージ画像です


DVD-R限定版情報


↓DVD-R発売情報専用ページ

日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
和とゾンビの融合!!!!
当ブログの感想はコチラに。

予告編1予告編2

doragodonさんのブログはコチラから。
自作ゾンビ漫画紹介。
☆「月刊 退廃トラウム」好評配信中!!!
めざせ!!ゾンビ漫画家!!!


長田ノオト先生の編集されました随時更新型耽美エロバカ電子書籍「月刊 退廃トラウム」にて上記イラスト全景ほか耽美ゾンビイラストとゾンビ漫画4頁を掲載して頂きました。因に月刊表記は洒落のようです(笑)。総勢40名程の執筆陣の耽美パトスが凄い!!! 御覧になってみて下さい。



「退廃トラウム」ふろく本「トラウマッ
でもゾンビ漫画1頁とゾンビ腸迷路3作品
を配信して頂いております。
興味のある方は是非お寄り下さい!!!
スペシャル企画。
不定期更新 「ZOMBIE vs. BABY」


「生ける屍対赤児/目次」
「産まれて間もない赤児」と
「死して間もないゾンビ」との比較検証。
最新コメント。
☆コメントは承認後公開となります。
[10/17 snowman]
[03/12 snowman]
[01/06 snowman]
[12/28 ジェス・腐乱コ]
「プラナリア・プログラム」
☆続篇思案中にて。
切っても切っても分裂・再生を繰り返し
てしまう特殊な肉体を持った女性を
描こうとショート漫画と連作イラストの
シリーズ化目指し展開中。

血が多いので表立っては反転で投稿。
15歳以下は画像クリック不可です。



第1話(2P漫画)はコチラに。
イラスト展開はコチラからご覧下さい。
「すろ〜ぺ〜す・ぞんび君」
☆めざせ、ゾンビ漫画家!!
▼現在第4話(番外編)まで完成。
↓第2話はR-15なので
15歳未満の方はご遠慮下さい。

→第1話はコチラから
15歳以上の方は第2話をドウゾ
第3話第4話(番外編)

▲新キャラゾンビの
「カワナシノカオくん」
いつの日かぞんび君と対面します。
[PR]南瓜金助作画参加媒体。
☆漫画やイラスト等を描いています。
↓ゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」ver2.0

↑表紙&本文1ページ漫画掲載。
ゾンビカフェ委員会様HPで電子版閲覧可

↓特製予告漫画

南瓜金助参加コミックス全目録
参加同人誌紹介。
☆駕籠真太郎先生企画監修
うんこ100選
〜世界がもし100個のうんこだったら2〜

1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
通販のお申し込みはコチラでも
受け付けています。
興味のある方は是非お手にどうぞ!!
「ゾンビカフェ委員会」
☆ゾンビカフェ実現を目指して

↑ゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」を発行されています
「ゾンビカフェ委員会」様のHPです
プロフィール。
HN:
カボチャスキ(死霊の南瓜金助)
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
趣味:
かぼちゃの収穫
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしましたが現在休業しております。今はいつの日か訪れるであろうゾンビパンデミックを懸念しのちのちゾンビを介護しなければならない時期が来ると見越して介護職に就き日々ゾンビの介護を念頭に考察しております。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

ハロウィン カボチャ コレクション↓

↑当ブログ管理人カボチャスキが
名前通りの好きなハロウィンの
カボチャ達を収穫して紹介しています。
メールフォーム。
ご意見、ご感想、連絡事項に。
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▲「ノウガマルミエちゃん」も
ぞんび君のお友達です。
ゾンビと歩む。
お探し物をお買い物。
ゾンビグッズをお探しならまずは↓




ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。




管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
ファンサイトを目指し備忘録的にゾンビ
ワールドを紹介。ゾンビ愛好家ではなく
ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
ゾンビと歩こう…


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)


amazon
>衛星より受信。

 当ブログでは掲げている通り「ゾンビ保護区」という目的を持ち、ゾンビあるいはそれに準ずる存在であれば、その全てを保護し守って行こうというスタンスで展開しているわけですが、いつものように作品鑑賞後にいくつかのサイトで他者の感想を探ってみると悪評悪評悪評ばかりが目に付く…久々に遭遇してしまいました、ほぼ低評価と言う最優先とすべき保護対象ゾンビを。

 …とは言っても、私自身の本作の評価は、傑作と言い切ってしまってもいいくらい気に入っていて、なんで悪評ばかり書き込まれるのか理解できないと言った困惑した状態。ウイルス感染系ゾンビですが、私がゾンビ映画に求めたい、人類の存亡の脅威となった恐れるべき「"死"にぞこない」と、極めて「残酷な性質を露わにした"人間"ども」の姿はしっかりと描き込まれているし、まぁ、とにかく状況も環境も登場人物も酷い酷い。ダメぶりを列挙した行動に所業が気分の悪さを誘い、身に沁み込ませてくるあたり、同意も出来ず酷く醜く救いの無さが目に余る程、不愉快極まりない雰囲気。その辺りが作品の印象を悪評へと変えてしまう要因なのかもしれないけれど、本作は"そこ"を「作品」として「楽しむ」部類の映画ではないかなと感じられ、私の考えすぎかもしれないけれど、「感情移入できない」と言わせれば、それはもしかすると監督の思惑通りかもしれないし、個人個人の捉え方の違いと言ってはそれまでですが、悪評=面白くない、とは限らないという事を改めて気づかされた作品でもありました。

 本作は是非、事前情報を得ずに先入観なくご覧になってみて下さい。そこで浮き彫りにされた思いがあなた自身なのかもしれません。

☆以下は内容に触れていますので未見の方は注意。

 まず冒頭、外界から隔離された収容所から、感染した人間の変貌を5段階で説明してくれる、親切なまでの演出で始まるわけですが、文字通り「解りやすい」世界観の提示。レベル1は治療で助かるかもしれない状態で、そこが本作の肝となる部分。医者などの事態打開に必要な人物は最優先で治療を受けられ守られるが、それ以外が見捨てるという、常軌を逸した終末観の示唆。もうこの時点で、あり得ないと感じる方は評価を落とし始めるのではないかなと思われます。
 さらに死体を銃で撃ってから破棄していると思われる姿を映し出し、「死者への冒涜」にも思える演出が不穏をあおりそう。当ブログ的にはまずこの場面で痺れましたね。そして、次に迎えるは収容所から外界へ出る為のトンネルでの一幕。医師を含めた4名と言う心もとない人数での、感染していない人々を救出しなければいけない作戦の為に、出発する事になったのですが、外界とを遮断している扉を開けるなり押し寄せるレベル2、3辺りの感染者達の襲撃。助けを求めている感染者も含め、銃で殺しまくり、バットで殴りまくり、足蹴で踏み殺してゆきます。「慈悲など存在しない」と言い切った上官の言葉通り、感染していてもまだ人間性を持った者まで容赦なく殺しまくります。この既に度を越している序盤で、観る者を篩にかけるかのような事態がさらに作品の印象を悪くさせてゆきますね。嫌悪感の煽りがすごいすごい。
 外界では、死者を首吊りにし高く掲げる見せしめ的な映像を映し出し、よくあるパターンではありますが、「死を弄ぶ」感覚はやはりシビアですから、放置されたままの感染者たちの不安を煽るには充分でしょう。空腹や物資調達が目的で襲い来るという感染者が「死んだふり」までして、感染していない人間を囮にし強奪を企てる姿もまた、常軌を逸しているし、放置されたままの感染者たちがゴミだらけの街中で暮らしている姿も、収拾のつかない現状の辛辣さを物語り、さらにワクチン開発を称した人体実験を繰り返していると言うようなコメントもまた、狂気の沙汰を増長してゆきます。
 空腹、飢え、キチ〇イ沙汰…そんな中で救出隊は、感染者が人間を喰うのではないかという事態に遭遇します。のちに現れる食人行為を、流れを作ってからわざわざ持ってくると言う、またしても親切な作りと、その”感染者を「怪物=ゾンビ」に仕立て上げる為の強引さ”が、個人的には楽しかったりして、ゾンビが何故人間を喰らうのかと言う素朴な疑問の簡単な理由付けではありますが、描きどころとしては目新しくここも監督の描きたい部分であったのではないかなと、想像してみたりしました。
 非感染者を救出に向かった一行は、感染者たちの襲撃にさらされながら、ようやく目的地である学校に辿り着きますが、案の定、感染が蔓延した後で、助けを求め半狂乱のになった女性をあっさり刺殺し、隊員はその行為をさも当然な行いだと主張します。恐らくはこの時点で、度重なる異常行動に対する鑑賞者の不快感が爆発してしまいそうな雰囲気。さらに追い打ちをかけるように示す、感染者の連続襲撃に見せる殺傷行為で攻め続ける演出がまた、主観映像のゲーム視覚が”遊び”的印象を誘発して、非常に”厭な世界”を築きあげてゆきます。
 そして許せないであろう決定的なな最悪の事態、医者と名乗った主人公は実は医者ではなく、家族の事だけを心配する”ただの母親”だったと判明。知識も防御力も皆無な”なにも持たない”母親が離れ離れになってしまった家族に会いたい一心から医者を名乗ったわけですが、結果、大勢の感染者を殺させ、救出部隊を壊滅に導き、何も得られなかったという、死ななくても良かったはずの大量虐殺だけが残る、不快極まりない自己中心的行為が露わにされ、鑑賞者の怒り大爆発と言った所でしょうか。その抱いた怒りは、人としてたぶん当たり前に沸き起こるもので、間違ってはいないはず。そして以前の私だったら主人公に対して疑問符を投げかけていたことでしょう。しかしながら、私も娘を大事に思う身…”崩壊した人間”が蔓延る世界で、娘一人をほおってはおけないだろうし、何としても助けたいと考えてしまいそうだなという、思いもこみ上げてきました。人類を取るか、家族を取るか…究極の問題を突き付けられた感も手伝い、感慨深い瞬間でもありました。
 そこから、娘救出にかられる母親に賛同した女性隊員が、感染者に連れ去られ、内臓を喰われると言う事態に巻き込まれてゆくのですが、自らの腹を切り裂かれ、内臓を引きずり出され、貪り喰われる姿を、お決まりの主観映像で見せつけてきます。とても不快な雰囲気の中、母親は女性隊員を喰ったやつらを銃で撃ち殺し、はたまた顔面の肉がそげるほどに銃尻で殴り続け殺します。仲間も感染者もどんどんどんどん死んでゆきます。
 ようやく母親の自宅へたどり着いたのだけれど、娘は感染していて、父親は娘を襲わないようにするために車のトランクに自らを閉じ込め死んでいる姿で発見…それが正しい行動かどうかも考えられないくらいの切迫した滅茶苦茶な世界がここにもありました。母親は、感染した娘を助けたいがために隊員を装わせようと自分が着ていた防護服を着せ、母娘二人で収容所へ向かましたが、収容所の入り口は感染者だらけ。防護服を着ていない母親は感染者に間違われ撃たれてしまうのですが、意識が朦朧としている中でも、その姿を見続けているであろう娘にとっての非常に酷い場面。そこから母親は、娘の防護服のマスクの窓枠部分に、自らの血でハートマークを描き「愛してる」と告げる姿を見せるのですが、その”愛”への違和感が絶大で異様に思えてきたのは驚きでした。私の中では、母親の示した愛は愛じゃなくなっていた事の真実…異常事態前では当たり前だった愛が、もはや非常識へと移行させられ、最終的には”愛”を"異常”として描き切ったのではないかと思えたのも非常に残酷で”よかった”のではないでしょうか。私自身の抱く娘への愛もきっとこの世界では異常になるんだろうなと犇々と身に染みてきました。物語は、防護服を着させられ医者と思われ収容されてゆく娘の主観映像で幕を閉じるわけですが、想像するに、感染した娘は明らかに医者とは思えない容姿だろうし、母親のしでかした数々の仕打ちに加え、この世界での娘の末路は、もはや語るまでもない残酷な事態だろうと、ただただ途方に暮れる始末…最後の最後まで無残に徹する姿勢もまた、見事だったと思います。

 ファイラ・ウイルス…感染した者を、異常な程の暴力過多な略奪行為を引き起こさせ、空腹における食人行為を招く者も現れ、そして最終的には凶暴な化物へ至る。…当ブログには、新たなゾンビウイルス出現として、記録しておきましょう。


 見返してみると、始終防護服に搭載されたカメラによる主観映像が、いわゆるテレビゲーム的感覚へと強引に誘うのですが、冒頭からゲームへ寄せてゆくセリフをちりばめて映画の中での「現実とゲーム(=非現実)」の境界線を曖昧にしてみせ、それでもなお主観映像を取り入れて続けることで、この世界はすでに「現実的感覚が死んでいる」と言った意味合いにも感じ、改めて面白さも増したような気にもなり、好きな作品であることには変わりなかったです。

 結構長々と書き込んでしまいましたが、この極個人的印象が監督の真意であるかどうかは別としても、当ブログ的にはこのような感想を抱けた作品であった事は確かで、相当有意義な作品でした。自らのモラルを知る機会だと割り切って、観てみるのも良いかもしれません。




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◆清掃社で働く5人の女の子が森で出会った少女の死体。冗談半分にその死体少女を蘇らせてしまった5人は、「自分で死にたい」と言う死体少女の希望を叶えるべく、死に方を求め奔走するのだが…


まず私事から話してしまうと、2012年に愛娘が誕生して5年弱…愛娘…言ってしまえば、極個人的ではありますが、世界一のアイドルといったところ。愛娘を育てる事に重きを置き、他の芸能界的アイドル達には目もくれず浮き世を離れ、目の前に存在する個人的アイドルに現を抜かしているここ数年の間に、前代未聞のアイドルが世に放たれていたとは…。ニューウェーヴアイドルグループなるカテゴリーに所属している、その「彼女」に、一挙手一投足を目で追ってしまいそうな、瞬きさえしたくなくなるような、そんな驚愕で圧倒的なアイドル性を感じ取ってしまったのでした。

あえて「彼女」のまま綴ってゆきますが、私が「彼女」に初めて出くわしたのは、ドラマ「怪獣倶楽部」のウエイトレス役で、でした。怪獣倶楽部のメンバーの一人が淡い恋心を抱くような存在として、ほんの僅かなシーンに映り込み、台詞も二言三言程度の「彼女」でした。しかし、それだけなのに唯一無二の存在感を放ち、輝き、目に飛び込んで来たのです。もう愛娘以外の女子には興味沸かないだろうな…と思ってはいましたが、不覚でした。こうも自分の琴線に触れまくる存在がかつてあっただろうかと思えるくらいの衝撃を受け止めてしまったのでした。可愛らしくも牙を持ち、奇天烈でフワフワで辿々しく、脆そうで危うい…そんな「彼女」はするすると私の深層に入り込み内部から弾けるんじゃないかと思うくらいにまで膨張してしまっている…この事は絶対愛娘には黙っておこう(笑)。ホラー禁に加え「彼女」禁でいこう。私は「アイドルはオシッコもウンチもするワケないじゃん世代」の人間であるからして、アイドルには一目置き、穢してはならない穢れなき者として神聖視する傾向も持ち合わせている。思い返せばアイドルとはまさに青春…ともすれば青春時代の真っただ中に舞い戻ったと考えても良いのだろうか…(苦笑)。そうだった…私にとってアイドルとは間違いなく「生きている理由」でもあった。「彼女」は忘れかけていたそんな思いまで呼び起こさせてくれたのでした。

ようやく当ブログ的な書き込みに辿りつきましたが、さもあり、「彼女」について検索して出て来たのが「女のコよ死体と踊れ」でした。なにやらガーリーホラームービーと銘打っている。そんな「彼女」が、死体役で、しかも蘇ってしまう…言うなれば「ゾンビ」ムービーでしょうか。更に調べてゆくと「彼女」の属するグループ「ゆるめるモ!」の6人時代のMV集DVD「ロクビデオ!」には特典映像として「女の子よ死体と踊れ」のスピンオフ作品「劇めるモ!」が6話分収録されているという…と言うわけで、ゾンビ考察的にも有意義であろう「死体の彼女」捕獲に至ったわけなのでした。

さて本作。前述の通りで個人的には女の子達がやいのやいのしている感は非常に楽しい。出会った死体を持ち帰り、なんとノルウェーのブラックメタルバンドにまつわる伝説を使って蘇らせてしまうテキトウ態もなんだかお年頃的女の子感を煽り面白い。しかも蘇った「死体の彼女」の、大真面目で捨て鉢な雰囲気やら、醸し出す独特の浮遊感が不思議な存在感を現し素敵である。まぁ件の「彼女」が、メイン的な展開なので、それだけで申し分ないのは明らかだけれど(笑)。「ゾンビ」ムービーと括ってはみたものの、いわゆる死体然としたもの言わぬ人喰いではなく、ただ死んでいるだけの普通に話せる女の子ですが、テキトウに蘇らせてしまったのが原因か、チェーンソーでぶった切っても元通りになったりする等の奇天烈な設定は、ゾンビ物としては珍種だし、不死身最強発言も頬を緩ませつつ、ゾンビ史に名を刻んでもおかしくないであろう佇まいを見せている。そして物語は行きがかり上〈ガールリベンジ〉までもたぐり寄せ、そして終盤には大技である怪力流血沙汰をぶち込んで来る辺りも「ゾンビ」臭漂い喜ばしい限り。エンディングでステップを繰り出した6人の舞い踊るシーンでは思いもよらず目頭が熱くなってきていて、まさに個人的大好物集大成に感無量の作品となっていたのでした。

その余韻さめやらぬまま、「ロクビデオ!」収録の「劇めるも!」も勢いで目撃。こちらも「女の子よ死体と踊れ」の監督さんが手をかけているスピンオフとの位置付けがおもしろい。内容は清掃社事務所らしき場所での1シーンやら、6人の性格に合わせた感のある展開で文字通り個性的な作品群に仕上がっており、なかなか味わい深かったので、「女の子よ死体と踊れ」捕獲の際には、こちらもあわせて捕まえてほしいところ。おどろおどろしいゾンビをご所望の方にはお勧めしにくいというのが正直なところですが、兎に角、私にとっては「彼女」に巡り会ってしまった大事件からのこの充実ぶりがまた嬉しく、存分に楽しめる事ができ、非常に満足のいく作品たちでした。

これからも「彼女」を陰ながらこっそり人知れず応援してゆきたい所。そして、まずお礼を言いたい。この世に生まれていてくれて有り難うと。私はまだまだ「生きてゆけ」そうです。










そうこうしているうちに、リメイク版「死霊のはらわた」アンレイテッド・エディションが手元に届いてしまった…早く観たいのだけれどWOWOW放送後に即購入したブルーレイの感想を述べてからでないと見てはいけない気になり、とりあえず取り急ぎ感想を述べる事に。

◆以下、内容に触れている箇所あり。

経緯から追うとリメイク版「死霊のはらわた」の放送をまずWOWOWで観賞し、その素晴らしさに感動してしい即ブルーレイを購入。監督のコメンタリーを聞いてみたかったというのが購入の最たる理由だったが、まず劇場版の本編を観賞後からと観てみて圧倒される。放送版を遥かに凌ぐ凄まじい描写…放送されたものは言わば普及版で残酷シーンがほどよくカットされていた物だった事が判明。ナタリーが腕を切り落とすシーンやチェーンソー真っ二つのシーンがこれでもかというくらいしつこく描写されていて、痺れまくり興奮しまくり(笑)。凄い凄い。まず観たものが放送版だったから個人的に流れは正解であった。劇場公開版を観ての放送版だったらこの感動は無かったものだろう。はっきりと言ってしまえば、先の感想で残酷シーンがカットされていた放送版を傑作と讃えてしまったからには、これはもう超傑作でとしか言いようがない(笑)しかも後に聞いたコメンタリーでは先に述べた疑問や心のうちに回答を得られてしまったような、答合わせ的な内容にただただひたすら感服し驚嘆してしまっただけに、作品が生まれた事に、監督に、ひたすらありがとうございますと頭を下げ感謝を捧げたい気分になった。

まずは、超お気に入り萌えゾンビキャラ、ナタリー演じたエリザベス・ブラックモアを注目されるべき女優と言ったような言葉で讃えてくれた事が嬉しい。そうです、ナタリーが自らの腕をカットするシーンが存分に描かれていた劇場公開版の素晴らしさったらない。あの個人的にお気に入りの面だちに飛び散らかされる血飛沫の美しさ…やばいやばいやばい。あれ?なんかちょっと変人的なコメントになっていそうだけれど(笑)、とても愛娘には聞かせられないなぁ、こんな父親の発言(汗)…嫁は知ってるけれど(笑)。墓場まで持って行こうかね、本性は。そこの所アンレイテッド・エディションではどうなっているんだろうか・ワクワクドキドキ。そうですよ、他の女子達の壊されて行くシーンも凄まじかったりするんだろうか・ハラハラヤキモキ。

そしてCG処理かと思っていた、ビニール被って息でビニールが曇らないシーンは、カラクリを聞けば、あら単純。ビニールの中に空気を送り続けていただけと言う仕掛け。それでも相当好きなシーンには変わりないので、観られて良かったなぁと、心振るわせて拝見していますよ、毎回(笑)。コメンタリーでは監督のCGを使わないリアリティーの追求もひしひしと伝わって来て、このCGてんこ盛りのご時世から、一線を画する意気込みがまた、作品のリアルさを恐ろしさへと導いた辺りも見事な徹底ぶりだったのではないかと恐れ入りました。


さて、取り急ぎこんな所で、そろそろアンレイテッド・エディションに挑んでみましょうかね。残酷女子力シーン増し増しはもとより、分数にすれは五分程度の事らしいですが内容に深みが加えられているのかも注目したい所。そして特典映像の新規収録にはなんと!!、お気に入りの「ミアの生き埋めシーン」!!(笑)。あまり期待してもいけない気もしますが、個人的には様々な要因から(笑)生涯に於いてトップクラスに入る映画だけに、根本的に君たちが大好きだから、どんな姿であろうとも贔屓目も入ってやむなし!!

いざ刮目して参る!!








Amazon「ゾンビ論 」(映画秘宝セレクション)

個人的なことから言うと、現在4歳を迎えた愛娘と過ごす時間を優先的に取り、ホラー映画禁止と言う環境に於いてホラーを好きになるのかと言う実験を踏まえて日々を過ごしている故に、ゾンビ映画を観ている所を知られるなんてもってのほかで、愛娘が寝入った頃合いを見計らってのホラー時間を一縷の楽しみにしている状態がほぼ4年も続いていれば、これまで観てきたゾンビ映画の記憶の維持も困難になって来ていてうろ覚えも数知れず。愛娘が手を離れた時に、いざゾンビ熱再発となっても以前ほどの高熱にうなされた日々を過ごせないのは退屈この上ない。どうすれば皮膚下でゾンビ熱を維持できるか手をこまねいていたタイミングでの本書との出会い。私の中にゾンビ熱病原体が滞在し、活きているのかを確認する意味も込め、手に取り、目から侵入させ、体を巡らせ、脳へと送り込む。


流石といった印象。
まるで1本の良質なゾンビ映画を見終えたような読後感に襲われる。愛娘と過ごしゾンビ映画から遠ざかった環境のせいからかもしれないが、しっかりと、ゾンビの禍々しさに触れ、恐怖を抱くことができ、死と生者の恐ろしさを考えさせられ、そして、絶望が手招きしているのを感じ取る事ができていた。適切な配役、論点、構成、まとめ上げた編集手腕…私のゾンビ熱病原体は息づき、再発を待っているのを感じられた。


伊東美和氏、山崎圭司氏、中原昌也氏…しっかりとした個性と心眼を持った3名が名を連ね、映画秘宝の衣を纏った本書は、実に面白かった。まず第1章…ゾンビ、ゾンビ2(サンゲリア)、そしてゾンビ3と、堂々とゾンビを冠する素晴らしい3作を挙げてくるあたりから痺れてくる。動けるはずもない程のダメージを負っているのに動いている死体に、並々ならぬ恐怖を抱いている私にとって、サンゲリア、ゾンビ3の台頭は感動すら覚える。それは正に恐れるべき「死」の具現化を垣間見るお気に入りの2本。私のゾンビから得たい衝撃はそこなので、冒頭から高揚する仕様となっていた。更に、ゾンビ発祥から紐解き、人食いに至った原因に達する第2章は、まるで病原体が体内に侵入し、病状を出現させた過程を思わせ、第3章に於いては、蓄えていったストレスを一気にぶちまける様相で内包する恐怖と禁忌を飛び散らかせてくる。はっきりとは思い出せないが、私は幼少期に某遊園地で行われたバロムワンショーの、舞台に設置された棺桶に観客が入り怪人化される演出を見て逃げ出した過去がある。思い起こせばもしかすると人間の体の一部を模した怪人が現れたのかもしれない。こいつらは本当に人間を怪人に変える組織なんじゃないかと思い込み、観客が捕まって棺桶に入れられる演出が終わるまで逃げた先の木の陰から覗き見ていた記憶がある。今思えばこれが私の初めての、人間が人間を模した得体の知れない化物に変えられてしまう恐怖の体験だったのかもしれない。ふと、そんな事まで思い出させてくれた。

そして終章は、現代人の「死を装う姿に見る内なる憧れと弄ぶ姿」と「集団の同じ振る舞いによる無個性化」、更には「無尽蔵に湧き続ける乏しさが物笑いの種をまき散らし、恐れるべきものを希薄にしている現状」を感じさせ、手に負えない混沌への不穏を醸し出してくる辺り、ゾンビ映画に求めてしまう風刺めいていて締めくくるにはふさわしい内容ではないかと感じていた。

斯く言う私も、ゾンビの絵を描いたり、物語を巡らせたりで、ゾンビを弄んでいる一員ではあるので、なにやら叱られた気分(笑)もあり、そこは受け止めておきたい。しかしながらゾンビと語られる全てに於いて「死の具現化」と「狂気の沙汰」を感じている私にとっては、どんな形であれその全てに恐ろしさを抱けている事も付け加えておきたいところ。ゾンビは怖い。人間も怖い。そんな思いを再認識させてくれた本書は、本棚ではなく、お気に入りのゾンビ映画の棚に合わせて寄せておこうと思う。


余談ですが、映像でなく文字で読めば愛娘にホラーと気づかれないと言う事態に気付く。小説はほぼ読み手の想像力に担われる世界観で補完されてしまうので、はっきりとした作家性を感じたい私は映像物に偏ってしまいがちで、なかなか手を出さない媒体ではあったのですが、なるほど活字の良さは脳内を覗かれる心配がない事もあったのか…盲点(笑)。











10月某日...

虹の架け橋を冠しそびえ立つメルヘンの国ピューロランド...

恐怖とは無縁のその世界に突如として現れた生ける屍共が
癒しと安堵を求め集った人間達に紛れ襲いかからんとしていた!!

のけぞり凄まじく、勢いつけて、今かじりつこうか!!

そんなピューロハロウィンイベントの一幕。
娘と行ってきましたよ、サンリオピューロランド。

またしても久々の更新ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか、
死霊の南瓜金助です。さて、愛娘が生まれて以降、娘第一、娘中心、
と言った生活習慣へとシフトし、ホラーからは距離をおいた日々を
送っているのは、明言通りの事。そうは言ってもこのご時世、
ハロウィンともなれば、こうしてゾンビに会えてしまうのは
感慨深いものがありますが、致し方ないものなのでしょうね。
ゾンビはもうすでに老若問わず知られた存在なのですね。
あまりの可愛さに愛娘をさて置きカメラに納めまくり(笑)


制服ゾンビでしょうか、目の周りが赤くなるタイプのゾンビは
個人的にはドツボのかの「STACY」系でしょうか。
いやはやかわいいかわいい、私としてはこっちの方が
個人的に「かわいいフェスティバル」ですよ。参った参った(笑)


しかもニーソなんて刺激が強すぎです(笑)


お次は花嫁ゾンビ。美しく堂々としたものです。

嫁だけじゃかわいそうなので婿殿もとりあえず...。


そしてこちらはナースキャップと聴診器で看護師ゾンビ?
服はメイドっぽいので、本職看護でバイトメイドのまさかの
合わせ技ゾンビ出現か!!...そんなに働いたら体壊しますよ。
壊れてるのか?ゾンビだし。
ゾンビになってまで献身的とはこれいかに。

やばいゾンビの事ちょっと考えただけでも楽しいしワクワクする!!
娘ごめん、パパはやっぱりゾンビ放って置けません。
いつか知られる日がくるのも、怖くもあり、楽しみでもあり...
娘とゾンビどちらかを取れと言われたら...答えはもう決まってます(笑)

で、ショップにはイベントグッズがちらほら。
あのポムポムプリンだってこの通り!!
つぎはぎフランケンシュタインの怪物風?骨見えてる系。

プリンと言えば背面もね。ちゃんとあります、おしりの...
これを以て可愛いとするサンリオマジックの真骨頂を感じます。

素晴らしいキャラクターですよ。今年は20周年だそうで。
しかしながらこの組み合わせ、腐乱した犬だからこその
フランケン...ですよね。

...メルヘンの国、侮れません。
いや、ゾンビこそがメルヘンなのか!!








>画像、チラシより。衛星より受信し目撃する。



かの「死霊のはらわた」をサム・ライミ監督自身が指揮し完成させたというリメイクは、女子力発揮から肉体損壊力アップの痛々しい傑作に思え大満足の域。強そうに見えてもかよわいであろう女子達が破損し行く姿の悲しさと恐ろしさをまざまざと見せつけられ、またダメージゾンビ嗜好も刺激され、個人的に琴線触れまくりの容赦ない残酷さが非常に痺れました。

オリジナル版はすでに語られ尽くされていて、当ブログではあえて語る事は無いだろうくらいの作品だと思っていましたので、これまで取り上げていませんでしたが、まさかのリメイク製作と来れば腰を据えてオリジナルから三部作すべて振り返り観てしまう物で(「死霊のはらわたII」はミュージカル公開の際ちょこっと取り上げましたが)それぞれいずれは当ブログにて思いの丈をぶつけるとして(笑)ひとまずリメイクの方をオリジナル版と絡めつつだらだらと語ってみたいと思います。(また初回生産限定版ディスク鑑賞後に再投稿するかも知れませんが)

極個人的な受け捉え方かも知れませんが、「死霊のはらわた」オリジナル版にみるコメディ的と感じる要素は誇張し過ぎておかしくみえてしまうだけで、本当はなにもかも物凄く怖い純然たる恐怖のみ描き込まれた作品だと思っていますので、リメイク版の痛さやシリアスに見える面もオリジナル版での恐怖の描き込みとなんら変わりなく、しっかりとリメイクされている作品だったと感じる事が出来て嬉しい限りでした。

◆以下、内容に触れています。

まず気になったのは、一新された登場人物達の設定及び描写の部分。オリジナル版ではラブラブカップルの思わせぶりな行動やら目配せする“端から見るとお前達変だ”といった仕草が誇張され、コメディ的に感じてしまいましたが、冷静に考えれば観る者にある意味“気持悪さ”を醸し出させていたと思える“恋は盲目”的メロドラマテイストは、リメイクでは薬物依存を抱えた女子への友達の盲目的使命感のエピソードへと形を変えたものの、共通項として“対する思い”における一途な考えは時として異常行動とも取れるといった感じの描き方だったので、妄信的怖さを醸し出しながら受け継がれていて安心しました。その点もリメイクたる意味を果たしていた思われます。

そして監督のこだわりでしょうか“男なんか怪我させてもゾンビ化しても大して面白くないだろうからそっちはどうでもいいだろ”的に感じてしまった、女子中心の残酷描写が非常で素敵過ぎる。オリジナル版でも女子ゾンビの凄まじさはありましたが、化物過ぎて元女子たる片鱗をのぞかせた“女子力”という点ではリメイク版の方が無残感漂い、より残酷さが増した印象。冒頭の火あぶりから始まって、血反吐浴びも凄まじいし、熱湯被りタダレ皮膚、顔面切り取り、顔面ネイルガン、自力腕切り落し(リメイクではなんと女子!!)、手首引き千切り等等、残酷極まりない非道ゾンビのその様相が恐ろしすぎて素晴らしい。実際にあってはならないだろう描写における映画的恐怖が無理矢理ねじ込まれた雰囲気がたまらなかったです。

当ブログではゾンビーノのタミーやゾンビ・ストリッパーズの踊り子達に見られる女子ゾンビへときめいてしまう状態をさす言い方として度々“ゾンビ萌え”なる言葉を使うのですが、本作ゾンビナタリーの凄まじさは久々に抱いた萌え状態でした。まさかの女子腕切り落としに始まりゾンビ化後の顔面釘刺しだらけでの登場が痛々しく、その様相から繰り出された釘抜きでの連打が華奢な女子流の殴り方に見え、ゾンビになっても女子が抜けないそのしぐさが恐ろしくも可愛らしい。終いには両腕喪失状態からの自我覚醒で「顔が痛い」といって容姿を気にしたようなニュアンスも女子っぽく、女子力発揮ゾンビの最たる存在感に絆されてしまいました。ナタリーに出会えただけでも傑作の域に入りますね、リメイク版は(笑)

衝撃を憶えるのはビニール被り埋めるシーン。他のゾンビ映画でみたかも知れませんが、兎に角、ビニール被って吐息でビニールが白くならない恐ろしさは死体然としていて身の毛もよだつシーンに感じました。特殊な撮影方法もしくはCG処理なのかも知れませんが素晴らしいシーンです。ボロボロになってもここぞとばかりに活躍する数学教師には笑わせて頂きましたし、大量に降り注ぐ血の様な雨にもゾクゾクさせられました。実はワタクシ、初恋の君はシシー・スペイセクさん演じるキャリーが豚の血を被った姿でして(笑)、真っ赤に彩られた神々しさに少年の心は奪われ、その後もスペース・バンパイアのマチルダ・メイさんやら真っ赤っか女子には弱くて弱くて、今回も言わずもがな絆されてしまいました(笑)。

死霊のはらわたシリーズではお馴染みもう一人とも言える主人公の車もしっかりと登場し、その錆び付いたその姿にこの車に一体何があったのかと、オリジナル版からの何らかの続きではないか等と考えを巡らしてみたりもしてワクワクもしました。と言うのも、前シリーズ三作も完全な続篇ではなく登場人物が減っていたり物語が書き換えられていたりと再構築された似て非なる続篇のスタイルなので、リメイク版もその流れを組んでいれば、もしかするとその錆びた車はアッシュが乗って来た車だったのかも知れない等と妄想しきり。

“死者の書”の姿も変わり人間臭くなった印象。さらに気になるのは冒頭に集まったいた“良き人々”なる存在。死者の書に精通している彼らの登場は何を意味するのか…封じる為の味方か、あるいは蘇りしものの存在を世に知らしめる為の逆宣教師的存在なのか、疑問は増すばかり。死者の書を放置したまま去っているし、一から調べなくても教えてくれそうだし、何にせよ手元にはおけない程の恐ろしい代物なのでしょうね、死者の書は。


さて、言わずもがな題名に冠する“はらわた”。主に臓腑を意味する言葉との事ですが、オリジナル版のそれは内側から出て来るあれが嵌り過ぎる題名(笑)。“はらわた”にはこころや性根、それに精神はたまた物の内部に詰め込まれているものと言った意味があるようですので、死霊に取り憑かれた状態を言い表すのにもなかなかふさわしい言い回しで今更以て感心しきり。見事な題名です。

そんなこんなで数日前になんと来年からテレビシリーズ開始の知らせが届きましたね。一作目から30年後の世界と言う事ですが、例の車や一つの味わいである似て非なる続篇のスタイルは見られるのか非常に楽しみ。リメイク版の錆び付いた車との接点なんか描かれでもしたら、もうたまらない“死霊のはらわた”世界サム・ライミ技巧炸裂。…なにはともあれ期待せずにはいられません。刮目して待ちましょう。








>借りて来たゾンビ。

TVシリーズ終了後に一気に見てその世界観に没頭しようと企んでいた「ウォーキング・デッド」でしたがワケあってDVD版を鑑賞する事になり、そうと決まればと意気勇んで鑑賞するに至りました。

◆職務中に銃撃され意識を失った保安官のリック。病院のベッドで目覚めた時、病院周辺は死体だらけで何が起きているのか見当もつかず。その惨状から家族の身を案じるリックに動き回る蘇った死者達が集まり始めていた…一体何が起きたのか、リックは家族に再会できるのか…

☆以下、内容に触れています。

シーズン1・第1話の完成度は素晴らしいの一言。続く2話以降も6話まで人間模様に重きを置きつつも所々でゾンビアタックも見られ飽きさせない印象。シリーズ1は満足の出来でした。

まず死体の列で大惨事の印象付けから世界観の異常さは屈指の幕開き。抜群の息をのむ静けさ。ゾンビ達の獲物を見るや否や意外に早歩きな所もうまい具合の速度で感心。特に見事だったのは下半身の無いダメージゾンビの造形。その風貌から哀愁すら漂っていそうな悲しみの滲み出ていそうな雰囲気を感じたのは稀でゾンビ像としても貴重な存在感ではないでしょうか。要所要所で登場するゾンビの造形もダメージを表現しつつの印象でしっかり死者たる面目も維持。

ゾンビの特徴としては、“音で集まってくる”、“頭を狙って仕留める”はいわゆるゾンビのお約束。 首だけになっても脳を破壊されない限りは動き、コンクリートの破片の様なものでガラスくらい割る事も出来る。 “脳に何かいる”と言った言葉が見られこれは寄生虫的なニュアンスとも取れウイルスとは別種の気配を醸し出していましたが、シリーズ1終盤では主人公達の逃げ込んだCDCの施設で微生物・ウイルス・寄生虫・菌・そして神の怒り説まで飛び出し、原因は全く判っていない様子。

さらにゾンビ達は臭いで人間とゾンビを判別しているらしく、(原作でも描かれましたが)死体を分解して流れ出た腐敗臭のしそうな体液を体に塗りたくりゾンビの群れにまぎれるといった行動も見られました。死体汁を塗ってゾンビにまぎれる姿は一部のゾンビ映画で既に描かれていましたが、なかなかに辛いシーンでもあります。

1話で最も気になった点は“引っかかれたりしていないか”と言った言葉を見られた場面。引っかかれてゾンビになる作品てそう見かけないし、後にその意味合いに通じる場面が描かれるのか注目したい所。果して今後の展開の中で引っかかれて感染するシーンは描かれているでしょうか。

そして馬を喰らうゾンビ達には要注目でしょうか。馬喰いゾンビで印象深いのは御大ジョージ・A・ロメロ監督作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」で描かれた衝撃のニュアンス。ロメロ監督と言えば、かの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で既に虫食いゾンビを描き、その後も「ゾンビは人間以外も食べるんだよ」と言い放ったパイオニア。コミック版「ウォーキング・デッド」でも動物喰らいは見られ、このTVシリーズでも動物喰らいがどう言った意味合いを持つものなのか個人的には非常に気になる所。これは2話3話でも鼠や鹿といった具合に様々な動物を喰らうシーンが挟まれ、“市内の食糧が尽きたから”と言った推測から森に入り込んだと言ったセリフも見受けられて、なんでも喰らいそうなゾンビ達の行く末を見守ってゆきたい所です。

ゾンビ化の際のプロセスも着目されていて、車が揺れる度に骨がきしみ死ぬほど痛い、高熱を発する、副腎が傷ついて脳と主要組織が髄膜炎のように犯されて行くとし、映像化された脳内のシナプス映像から感染後に脳幹部だけに見られるシナプス映像と具体的な現象もわかりやすい。感染してからゾンビになるまで早くて3分、長くて3時間との報告、人間らしい部分は働かず本能しか残っていない非常な抜け殻と聞けば、ロメロ御大の描くゾンビのそれ。顕微鏡で見る奇妙な物体の存在も気になる。

愛する妻のゾンビを撃てずに涙ぐむ人の姿や、病人を抱え込み生き抜こうと抗う人からゾンビ物語では絶対外せないダメ人間達もしっかりと存在し、自らゾンビになる事を選ぶ人、生きる気力を失い死を選ぶ人、生き残る為なら自分の手首さえ切り落とす凄まじい姿まで、終末世界での人々の姿も見応え充分でした。

シリーズ1のラストでは原作1巻には無い施設大爆発を前に、その後に何が起きるか解らないながらも、生き残った人々が寄り添い希望を胸に生き抜こうと決意する姿が見られ、
望ましいエンディングを迎えて収まりも良かったと思います。

さて続きますシーズン2はいかなる物語が待ち受けているのか、期待してみたいと思います。








>衛星より受信。

始終とにかく面白かった!!
素晴らしきキューバ発ゾンビムービー。

◆反体制派のデモが起きているキューバ。「剣さえあれば生きて行ける」と信じるフアンは、死んだと思われた人間たち動き出しているのに不安を抱き始める。生者の中に死者たちが蠢いている事に気付かずに蔓延し始めた禍の中で、フアンは仲間と共に“愛する感染者達を代わりに始末する”代行殺人社なる慈善事業を始め金儲けを考え出す。当初、事業はうまく行くと思えたのだが…

☆以下、内容に触れています。

まずフアンたちが吸血鬼や狼男は知っていてもゾンビを知らない状態から始まる。この世界もお決まりの“ゾンビ”が創作物としても存在しない世界なのかなと思っていると、突然牧師が言葉が通じないなりに「ゾンビだよ生ける屍だよ」と豪語。上手い。そりゃあゾンビのゾの字も知らないで育った人たちっていますよね、絶対。目から鱗。ゾンビ発生の原因など活かせる知識のないものには到底調べようも無いのは当然だし、どう生き抜くかが死活問題。遅いゾンビ早いゾンビ混合種のウサギとカメになぞらえ適格表現至極納得。

見応えは主要人物達が銃を使わないで身近な道具で戦う点でしょうか。個人的には“身近な武器でいかにしてかつて人間だった存在をどう惨たらしく仕留めるか”がゾンビ映画の醍醐味のひとつと思っているので、本作の冒頭の吸血鬼まがいの仕留め方から、死体のぞんざいな扱いに、大量斬首など、ゾンビだから笑えるコメディセンスも満足のいく描き方で大満足。

ゾンビ達の見せる傷ましい姿も実に素晴らしかった。私のゾンビに求めたい姿は、生きている筈無いくらいの大怪我なのに動いているといった状態で、言わば“ダメージゾンビ”推奨派なので、その点も満足のいく描き方でした。島から逃げ出した人間たちを追ってか、海の底で群がり蠢くゾンビたちもまた素晴らしい事。

全裸で手錠に繋がれ武器無し無防備のゾンビ攻防もスリリングで見た事ないし面白かった。ドジな親友のしでかすとんでもない失態の唖然とさせる数々、お互いをわかり合ってこそできる冗談に見る深い友情、私は現在7ヶ月を過ぎた娘がいるのですがこの作品をみて娘への愛の深さに感動し、私自身も「お似合いのカップルだ」と言いきって祝したいと思いました。リスペクト父親像。パチンコ上手のおかまさんと血の苦手なマッチョもいいコンビ。「一番いかれている」と豪語した、いかしたデザインの改造水陸両用車も実に素敵だったし、全編ツボ押されまくり、何もかもが面白かった。

斬新に感じてしまったのはエンディング。ラストシーンで戦慄が走りました。多くのゾンビ映画がそうであるように、新天地を求め脱出をはかるというのが一般的なエンディングと思われる中で、フアンは単身で島で生き抜く事を決意…私の記憶では、やむなくゾンビの群れに挑むといった最後や咬まれて仕方なく残るといった状態は、すぐに思い浮かぶのですが、そこで暮らす事をはっきりと“決意表明”した作品て目新しい気がしました。この貴重と思える生き様と潔さ、素晴らしい。


笑いと涙と感動と潔さの結晶が輝く痛快娯楽ゾンビ映画の登場!!! 数多存在するゾンビ映画史上でも無類の傑作と呼びたい逸品でした。








>衛星より受信。

物語は前作「バイオハザードIV アフターライフ」からの続きながら1作目からの登場人物を振りかえさせつつ偽りを纏った世界観。前作の感想を投稿した際に、続篇では「もっとゾンビ態バリエーション描いて欲しいですね」と期待を抱きましたが、私のようなゾンビなんでもござれ的な物好きにはたまらない“シーケンス別ゾンビ世界”が味わえ、期待通りの展開に(笑)。そんな多様なゾンビ種をみるになかなか楽しく、中でも銃を撃ちバイクや車まで操縦する死者の軍隊は個人的に注目の的(笑)でした。

ゾンビ映画ではある種お決まりの態といえます、ゾンビを兵器として利用する為にウイルス等を開発していたと言う話はよくある展開ですが、直接的に兵士としてゾンビを投入してる作品はなかなかお目にかかれないので、ニュアンスは違えど敵と戦わせる為に投入された武器を駆使するアンデッド兵士を描くとこうなるのかと言う、安直と言えばそれまでですが、これはこれでひとつの到達点がみえた様で当ブログ的には歓迎でした。

◆アンブレラ社の開発したバイオ兵器T-ウィルスが蔓延し人類はアンデッドに滅ぼされかけていた。アンブレラ社の工作員だったアリスはアンデッド達の襲撃から逃れ、生き残った人類を捜索中に一隻の大型船に辿り着く。立ちはだかる敵を倒し、船内に捕らえられていた人々を解放したと思われたが、船はアンブレラ社の襲撃を受け戦場と化し、アリスは海中へ投げ出され極秘施設で囚われの身となってしまう。そんなアリスの前に逃亡を手伝う人間が現れ閉じ込められている施設の中からの脱走が始まった。果してアリスは再び地上へ出る事ができるのか!!

☆以下、内容に触れています。

とある住宅地から東京・モスクワ・ニューヨークを模した実験施設で登場する多様なアンデッド達、Tーウイルスゾンビから兵隊ゾンビになかなか死なない化物はモンスターゾンビとでもいいましょうか、私はゲームの事わかりませんが、個人的には映画バイオハザード的ゾンビパレードな様相を感じてゾンビ映画的には面白かったです。

今回の敵はレッドクィーン!!? シーケンス設備が制御の研究の為とは言え、人類はもう一握りしか存在していない様なので滅びるのも時間の問題だろうし、本作のラストシーンのモンスター総攻撃を見ては最早人間を救う為とは考えにくく、人類の生き残りを制御するのかなとも勘ぐったりで、いつのまにやらアンブレラ社の技術を活用し人類滅亡を企んでいたという事にでもなるのでしょうか。人工知能が機械を使って人類滅亡を企てる話は多々ありますが、人工知能がゾンビを駆使して人類滅亡を企てる話って“バイオハザードならでは”の展開? 私の浅いゾンビ知識では他に思い浮かびませんが、そう考えれば本作は貴重な作品のでは?(笑)と感じてしまいました。

レッドクィーンは人類を滅ぼして汚れなき地球を再構築でもする気でしょうかね?アリスに関わった人物のクローンをわざわざ造り出したりして人工知能って意地悪も出来るのね。…しかしアンブレラ社はとんでもない施設を思いがけない所で作っているんですね。一体いくつあるんでしょうか。いまや人類やゾンビよりもクローンの方が多くなりそうです。

ボロボロのホワイトハウスよりぐんぐん引いたショットで、周りを取り囲んだアンブレラ社モンスターが結集した状態が露に…ウェスカーがアリスと手を組んですんなり人類を救うのも違和感あるし、何を企んでいるのかも明かされてはいないし…
引きの強いエンディングは一作目からのお馴染みですが、そんなラストシーンから今後どう物語を紡ぐのか…個人的には本作は本作で楽しませてもらったので、ここまで来たら更なる続篇のお手並みを拝見したい所です。








>画像、捕獲DVDより。

2011年製作のドイツ映画 「END エンド」は静かに展開するものの珍種ゾンビが我が物顔で暴れまくる佳作の感。

ウイルス感染によるゾンビ態は面白い解釈で、進化するウイルスと言う設定からの影響なのかゾンビもバリエーションが豊富で非常にユニークで味わい深い逸品に感じました。

◆ドイツ・ケルンの街で突然人が狂ったように人を襲い始め食らい付く。人影の消えた街を彷徨っていたトムは古い基地の跡地を拠点に事態を把握しようとしていた。やがて生存者達と出会い、真実を知るものの口から語られた内容とは…?

☆以下、内容に触れています。

国家安全保障局傘下のバイオテク企業が作ったウイルス「ランチハンド」は、農作物の遺伝子組み換えに活用され異種交配せずに新たな品種を造り出す性質で紫外線にあたると死滅する筈であったにも拘らず、突然変異を起こし増殖をくり返すうちに抵抗力を持ってしまったという代物。「ランチハンド」は触れるだけでも変異を起こす強力な感染力を持ってはいるけれど人間の中には免疫を持つ者が存在していて感染を免れている模様。ゾンビ化した人間達は自ら粉状・粘液状の何かを吐き、ウイルスをまき散らしているような気配も伺える。

そのランチハンドゾンビは、ウイルスの自発的進化を促す性質の影響からか特異な変化をしている様子。ウイルス自体の“紫外線に弱い”という影響がゾンビに現れていると考えてみるとなかなか興味深い種類に思えて来ます。

紫外線の影響で視力が弱くなったり皮膚が異常を起こす事態は日常でもよく取りあげられていますが、その点を踏まえて考えるとランチハンドゾンビの行動や皮膚の変質など多様化していてゾンビを観察する上では非常に面白い存在感です。ゆっくりと歩き夜は行動しないゾンビから始まり、素早く走るゾンビ、フェンスや壁をよじ登れるゾンビ、そして目のないゾンビ、目の進化したゾンビなど様々な姿を見せ、一作品でこう言った変異を示したものも貴重なのではないでしょうか。

ウイルスによる人体の変化はバイオハザードの「T-ウイルス」が有名ですが、物語が進むにつれ、ウイルスが人体を変える様を紫外線の影響とするならば、紫外線にあたっているから調子が悪く動きが遅いのか?、紫外線の影響で視力が弱まり夜は見えにくくて行動しないのか?、紫外線にあたる時間を少なくする為に動きが速くなったのか?、紫外線が嫌いだから目が塞がれるのか?、紫外線から目を防ぐ目的で瞬膜が出来ているのか?、などとぞれぞれの存在を追って変異を考えさせて来た経験は始めてで非常に楽しかったです。

電源を失えば原発の冷却装置が働かず大惨事を起こすと言い放った場面はシビアに響いた。ゾンビ作品は数多あれどこうも直接的は言い方はちょっと思い起こす程度では思い当たりませんでした。なぜか電源は確保出来ている世界感に違和感はあるもののあえて語らないのが定石のゾンビ映画のあら七不思議。そんな中、2000年問題の頃より防護服を纏い続けている男性キャラが突拍子もなくも嵌り、小心キャラが世紀末で成長する的なお話は多いですが、彼のマイナスからのジャンプアップする成長ぶりを見た場面では、ここまでの終末世界ではより輝いて感じるものだなと思え、絶望的な世界に垣間みる希望的な勇気も好ましかったです。


曲解も多々あるとは思いますが、世界観を堪能出来た作品でした。








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