忍者ブログ
“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
[1] [2]
なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
[PR]18禁漫画紹介。
☆「小林少年(丸)」名義電子書籍配信中

kindleでも読めます
(18歳未満の方は購入できません)
→「」/→「妹小屋
→「負界ノ書」/→「遊界ノ書
中古紙物はとてもお求め易い価格(笑)
[PR]18禁電子書籍紹介。
☆「おかさき潤」名義の18禁電子書籍
「ギャル改造ケイカク!」

長いのから短いのまで
50話分配信中!!

「エロ美ちゃんオーバードライブ」

元ヤン総長エロ美ちゃんが
エロにマシンに仁義に大奮闘!!
「ゾンビと暮らす。(仮)」
☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
ブログ内検索。
ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
ロメロ監督の思惑は果して…?!



当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧

☆2017年7月16日に肺ガンで
他界されてしまいました…
この世にゾンビを放ってくれて
ありがとう・・・
新着ゾンビ小説紹介。
☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
簡易ギャラリー的ブログ紹介。
☆奇怪漫画製作部 のざらし倉庫


「のざらしむくろ」名義でお贈りする
自作漫画カスタマイズ版及び
「南瓜金助」で制作した作品を保管する
倉庫的ブログを設置しました。
コチラよりお入り下さい。
ゾンビ映像化案内。
☆「地獄の血みどろマッスルビルダー」
和製インディーズゾンビムービーの傑作発売から2年…ついに「地獄の血みどろマッスルビルダー完全版」となってWHDジャパン・フォワードレーベルから正規版DVDが発売中です!!
おめでとうございます!!!!!
↓↓↓↓↓


↑こちらがパッケージ画像です


DVD-R限定版情報


↓DVD-R発売情報専用ページ

日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
和とゾンビの融合!!!!
当ブログの感想はコチラに。

予告編1予告編2

doragodonさんのブログはコチラから。
自作ゾンビ漫画紹介。
☆「月刊 退廃トラウム」好評配信中!!!
めざせ!!ゾンビ漫画家!!!


長田ノオト先生の編集されました随時更新型耽美エロバカ電子書籍「月刊 退廃トラウム」にて上記イラスト全景ほか耽美ゾンビイラストとゾンビ漫画4頁を掲載して頂きました。因に月刊表記は洒落のようです(笑)。総勢40名程の執筆陣の耽美パトスが凄い!!! 御覧になってみて下さい。



「退廃トラウム」ふろく本「トラウマッ
でもゾンビ漫画1頁とゾンビ腸迷路3作品
を配信して頂いております。
興味のある方は是非お寄り下さい!!!
スペシャル企画。
不定期更新 「ZOMBIE vs. BABY」


「生ける屍対赤児/目次」
「産まれて間もない赤児」と
「死して間もないゾンビ」との比較検証。
最新コメント。
☆コメントは承認後公開となります。
「プラナリア・プログラム」
☆続篇思案中にて。
切っても切っても分裂・再生を繰り返し
てしまう特殊な肉体を持った女性を
描こうとショート漫画と連作イラストの
シリーズ化目指し展開中。

血が多いので表立っては反転で投稿。
15歳以下は画像クリック不可です。



第1話(2P漫画)はコチラに。
イラスト展開はコチラからご覧下さい。
「すろ〜ぺ〜す・ぞんび君」
☆めざせ、ゾンビ漫画家!!
▼現在第4話(番外編)まで完成。
↓第2話はR-15なので
15歳未満の方はご遠慮下さい。

→第1話はコチラから
15歳以上の方は第2話をドウゾ
第3話第4話(番外編)

▲新キャラゾンビの
「カワナシノカオくん」
いつの日かぞんび君と対面します。
[PR]南瓜金助作画参加媒体。
☆漫画やイラスト等を描いています。
↓ゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」ver2.0

↑表紙&本文1ページ漫画掲載。
ゾンビカフェ委員会様HPで電子版閲覧可

↓特製予告漫画

南瓜金助参加コミックス全目録
参加同人誌紹介。
☆駕籠真太郎先生企画監修
うんこ100選
〜世界がもし100個のうんこだったら2〜

1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
通販のお申し込みはコチラでも
受け付けています。
興味のある方は是非お手にどうぞ!!
「ゾンビカフェ委員会」
☆ゾンビカフェ実現を目指して

↑ゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」を発行されています
「ゾンビカフェ委員会」様のHPです
プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

メールフォーム。
ご意見、ご感想、連絡事項に。
Powered by SHINOBI.JP


▲「ノウガマルミエちゃん」も
ぞんび君のお友達です。
ゾンビと歩む。
お探し物をお買い物。
ゾンビグッズをお探しならまずは↓




ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。




管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
ファンサイトを目指し備忘録的にゾンビ
ワールドを紹介。ゾンビ愛好家ではなく
ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
ゾンビと歩こう…


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



また今年もこんな時期になってしまいましたが、謹んで新年のお喜びをお祝い申し上げます。

 案の定と言いますか、去年のあけおめで投稿した下絵状態のままの物を結局今年の挨拶に使ってしまう羽目になってしまいましたね(笑)。去年は個人的にですが首筋に出来た腫瘍に悩まされた一年だったので、手術がうまくいくかなとか、その辺に関わる娘や嫁への負担への心配だったりと気が気じゃなかったのですが、摘出手術も無事に終わり、それに伴った麻痺部分の回復も順調と言えば順調のようで、無事に新年を迎えられたのかな…と、思いきや現在膝の皮下部分に何やら痛みを伴う異変が現れはじめ、肉体的にはガタの来る年齢であることを実感せざるを得ない状況にやきもきしているところですが一体どうなる事やら。今年も気が気じゃない流れなのでしょうか。

 娘が成長する事で次第に手もかからなくなって、自分に使える時間が増えるだろうと漠然と思っていましたが、娘が通う事になる学校の説明会では、親からの読み聞かせなど行事への参加やらで、どうやら今以上に「親」として様々な活動に駆り出されるらしいと言う話も出てきて、娘自身ではなく娘に関わる親としての活動がどんどん増えてしまっての自分への時間が取れなくなりそうな雰囲気もあり、思ったようには暮らせないんだなとしみじみ感じている次第です。まぁ、娘が生まれた時点で「娘を中心とした生活を」という基準を設定しているし、そういった事も含めての娘との関わり合いを楽しめるように工夫しつつ過ごしいるので負担とは思っていませんが。例の「こっそりホラー生活」もまだまだ続きそうですし(笑)。…こっそり創作活動の方も今まで通りののんびりした感じでしょうね。

 そんなワケで当ブログの「ゾンビとの歩み」も相変わらずゆっくりとしたものになりそうですね。ゾンビ関連の映画や小説も目にしてはいるものの感想を書く時間がうまい事捻出できずで、去年は投稿に至った作品はなんと一本のみと言った始末でしたが、可能な限り「ゾンビ保護活動」も行ってゆきたいですね。去年特に大当たりだったのは、アニメ「ゾンビランドサガ」でした。個人的アイドル好き因子も手伝ってか、非常に面白かったです。かわいらしいし、ゾンビならではの「それぞれの時代のアイドルが一緒くたになった場合」の背景や葛藤、アイドルとは何ぞや的な雰囲気なんかも取り入れられて興味深く楽しかった。まさに彼女たちの成長を見守り応援したいという気にさせられ、ならではの歌詞を重んじた楽曲ありでアルバムも出してほしいくらいです。映画「ジェーン・ドゥの解剖」は変わり種ですが個人的には大いにゾンビ映画に加えたい一本。死体安置室に運び込まれた遺体が巻引き起こす異常事態の数々が主な怖さなのですが、運ばれてきた死体の設定や状況が新鮮で非常に楽しめました。」運ばれた変質的な死体関連だと待機中の「THE POSSESSION OF HANNAH GRACE」なんかも非常に楽しみ。同じく死体置き場関連だと「アイム・ノット・シリアルキラー」も地味だけれど良かったかな。クリストファー・ロイド氏が老体にムチ打った感の底力的な存在感がたまらなくよいです。主演は「かいじゅうたちのいるところ」のマックスくんで、溶け込めない感と溶け込み感の不条理な雰囲気やら終盤の「あれ」の造形なんかも個人的には好きで楽しめましたね。



 投稿したイラストの事に少々触れておきますと、上の方の「バットをもってゾンビを蹴り倒している少女」は別のブログで紹介している“ゾンビ迷路遊び”の蝶見江照代さんの「生前の姿」として描いてみました。こうなるともう趣味の域ですけれど描きたいこととかもありますので、去年と同様気まぐれにぼちぼちと色々と描いて行きたいです。


↑こちらが「女の子ゾンビ 蝶見江照代ちゃんの腸迷路シリーズ」です。

…では、そんなこんなで今年も宜しくお願い致します。







PR
「パパ、きのう、こわいゆめみた。」

「どんな夢だった?」

「ぞんびとおばけとゆうれいがでてきて、こわかった。」


…どうやら娘の夢にゾンビやらが出てきて娘に怖い思いをさせているらしい。


 
こんにちは。死霊の南瓜金助です。
私事ながら一応ゾンビネタにて約三か月ぶりの更新。

 ゾンビと聞いたら黙っていられない。いったいどんなゾンビが娘を怖がらせるのか、どうしても知りたくなってくる(笑)。何度かそのゾンビの詳細を聞き出そうと試みたのだけれど「思い出すのが怖いから」と暫く断られ続け、ようやくその姿を描くことに成功する。

 まず私がシャーペンを持ち、ゾンビの顔の輪郭や髪形、目や鼻の形を聞き出しつつ、輪郭を描き始めたら、娘がすぐさま私からシャーペンを奪い取り、スラスラと描き始める。「顔は四角、目も四角、口はぐにゃぐにゃしていて、ベロが出てる…」…お絵描き好きの娘にとって、他人が描いているのをただ見ていられなかったようで(笑)、描きながらいろいろ解説してくれた。

 それをもとに、完成させたのが下に取り上げた絵である。娘の描いた原画も投稿したいところだけれど、基本的にここの活動は娘には極秘という事もあるのでやめておく。色も娘の指示により着色。背景も「黒」にしてと言う指示があり、真っ黒だと味気ない気もするので、グラデをかけることを了承の上、制作。怪物たちはどうやら真っ暗闇の中に潜んでいるらしい。しかしなんとも不思議な雰囲気の怪物たちだ。娘は夢の中でこやつらと「戦っている」となるとそれはそれでたくましい。

 この怪物たち、幼稚園児の言う事だしある程度の想像も混ざっている可能性もありそうではあるが、娘の描きあげる様子を見ているに、描きながら考えてている感じもなく、実にスラスラと描いているので、それなりの信憑性はありそう。絵の中の「おばけとおばけのともだち」の顔の中心にある横線は鼻という事。「鼻は棒」…娘はそう言ってくるのだが、穴が棒なのか、形が棒なのか、とにかく「鼻は棒なの」との事。…想像しがたいビジュアルである。とは言え、こやつらが暗闇の中から襲い来るとなると、非常に薄気味悪そうだということは伝わってくる…。

 しかし、かなり面白い。私の想像の上を行ってくる。詳しくは聞いていないが、いったいどんな動き方をするのか、その攻撃方法も想像力を掻き立てられる。肝心のゾンビは、他の化物に比べるとやや地味な気がするが、青っぽい肌だったのがなんだかうれしい(笑)。「目は真っ赤」で、腕がなく「体から手」だそうだ。…にしても、気になるのは「おばけのともだち」の顔である。以前投稿した記事には『かぼちゃのオバケは娘のヒーロー』だったはずだけれど、みた感じ、まんまカボチャのオバケ(汗)。全部三角というところがかろうじて偽物っぽい気もするのだけれど、夢は真相心理に反映されているとも聞けば、なにかしらの影響は与えてしまっているのだろうなと、複雑な思いが…(苦笑)

 この死に損ないの創作意欲にも刺激を与えてくる、実に楽しいひと時だった。
ありがとう愛娘。物凄くしあわせだったよ、パパは。(笑)


思うにもしかすると、親子初コラボ作品かな?









がばぁ~…

 Twitterのプロフィール画像のスペースがいつの間にか円形になって、正方形ありきで作った前回のものだとしっくりこなくなっていて、どうもソワソワするので、改めて円形に合わせたものを拵えてみた。

 愛娘の目を盗みつつ描いていたのだけれど、ちょっと夢中になっている隙に娘がのぞき込んでいて「ねぇ、これパパ?パパ、ゾンビなの?」と言ってきた。…焦った焦った。急いで隠したものの、案の定見せて見せて攻撃の応酬…やむなくペン画段階のものを見せてしまう。しくじった…ホラー画は娘のいない時に描くに限るべきだった…。「そうだねぇ、パパ、ゾンビになっちゃったらこんな感じかなって…」苦しまぎれにそう言ってはみたものの、あとのまつり。でも、「これパパ?」と言ってくる辺り、それなりに似ているのではないかと(笑)。しかしながら、ホラー禁環境をしっかり守らなければなぁと心に誓うのであった。
 …とは言うものの、先日、奥さんが、娘をスマホで遊ばせている隙に、録画しておいた「エイリアン」をこっそりと見ていたらしいのですが、ちょうどチェストバスターが胸から出現するシーンを見てしまったらしく、「怪獣生まれてよかったね」と言われたらしいです。奥さんには特にホラー禁環境云々は伝えてはいなかったので、やむなし。娘自身は怪獣は基本的には「怖いから好きじゃない」と言っているのですが、赤ちゃんが生まれてくるのはすごく大変だけど喜ばしい事的な話をしていたせいか、怪獣にしても「よかったね」なのでしょうかね。優しい娘に育ってくれているのかなぁなどと、親バカ的発想も心地よかったりもします。

 ついでの余談ですが、そんな愛娘から「夢にオバケが出てきて、戦っても負けてしまうので、どうしたら勝てますか?」的な相談を受けました。まず、オバケに戦いに挑んでいる状態に驚きましたが、どうしても勝ちたいらしい。何やら、夢の中のオバケと戦うって「フレディ」っぽくない?しかも、戦うための心構えをするなんてまるでウェス・クレイヴン節‼。愛娘が知らず知らずのうちに「エルム街の悪夢」的スタンスな事に滅茶苦茶興奮。すごいぞ愛娘、パパは図らずともこの瞬間に出合えたことが無類の幸せだ。オバケがどういった状態で襲ってくるのか聞いても今一つ判らなかったのですが、ハロウィンのカボチャは悪霊を追い払うために怖い顔をしているという説を聞いたことがあったので、娘にその話をしたところ、後日、「カボチャさんがオバケやっつけてくれた」と報告を受ける。カボチャなら我が家に一年中常に300体以上はゴロゴロとおりますので、イメージには事欠かないでしょうね。でかしたぞカボチャ。一年中カボチャが飾ってあるという、日本ではまず我が家だけであろう他の家とはかなりかけ離れている環境ではありますが、事もあろうにカボチャが愛娘にとっての「ヒーロー」となってくれたのは、実はかなり嬉しかったりして…(笑)。


 この機会に、以前投稿した「ゾンビ似顔絵一家に一枚いかが?」的な記事を読んで、依頼してくれた方がいらっしゃいまして、自作ゾンビ画コレクションとして、ここに使わせて頂きます。


N様ご依頼のゾンビ姿。ラインで使いたいとのお話で。


縄文ぞんび様ご依頼のゾンビ姿。サイトのプロフィール画像として。

その節はご利用ありがとうございました。
 一応、どのくらいのダメージぶりか希望を聞いたかと思います。ちなみに、他人の顔をゾンビにするのって、自分がなにやら「ゾンビ化させるウイルス」になったような妙な感覚があって非常に興味深くもあり、当ブログ的にも面白い作業ではあります。興味のある方はメールフォームなどでご相談ください。

で、Twitterのプロフィール画像が四角い枠だったころはこれでした。
当ブログでも使ってはいますが、ぺらんな感じが気に入っています。
 




 






新年も既に6日目を経ていますが
明けましておめでとう御座います。
死霊の南瓜金助です。

いやはや去年は新年の挨拶も書き込めないような慌ただしい状況でしたが
今年は何とか滑り込みセーフかな。投稿用のゾンビ画もざらっと描けたし
めでたしめでたし。自分なりに子育てと向き合うと、趣味的活動すら
ままならないという状態に陥りまして、子育てと趣味を両立できている
人ってすごいなぁと、日々思うのでありました。

かく言うゾンビ画ですが、短時間とは言え個人的には有意義な物に
仕上がったと思います。依頼を受けずに赴くまま描いたのっておととしの
あけおめゾンビ以来かも。いやぁ急ぎ足にしては楽しい製作時間だったなぁ。
愛娘の目を盗み盗みこっそりと約5時間あまり…
今年はこんな感じでちょっとずつでもストレス発散できるといいなぁ。
あ~叫びたい。ゾンビ!!ゾンビ!!
パパはゾンビが大好きだ~!!!!!

さて、そんな愛娘もとうとう4歳を迎えまして、3歳児並みの知能を持っていると
言われているゾンビとの比較も終了…果たして3歳児愛娘との対決は如何に。
当ブログの検証企画zombie vs. baby更新なるか否や。
一応、観察は続けていたのでまとめられるかが問題です。
娘には某幼児番組でゾンビが出てくるお歌のおかげですっかり
ゾンビを認知されてしまい、怖いお化け的な印象がついてしまいました。
ピューロランドでも出くわしていますからね、ゾンビさんたちには。
はてさて愛娘がこれからゾンビをどう捉えていくかも非常に興味深い所。
今の所、ホラー禁止環境設定で、ホラー映画には触れさせてはいないつもり
ですが、いつどこでホラー映画と言うジャンルを知るのかも楽しみではあります。
因みに私が自らホラー映画に興味を持って劇場に足を運んだ作品は
「ハロウィン2」でした。公開当時は「ブギーマン」と言うタイトルでしたね。
スクリーンにHalloween2って出た時の2ってなんですか~?
と言う困惑(笑)それでもマイケルの衝撃ったら凄まじくて
ドクター・ルーミスからも多くを学びました(笑)
そこから1作目を求め、テレビ放映で出くわした時の感動ったらなかったな。
当時はレンタルビデオなんて無かったんですよ。いい時代ですよね、今って。
そう言えば、愛娘はディズ〇ーの「美女と野獣」を図らずとも観てしまい、
途中かなり怖がっていたなぁ…結構血生臭くて、状況説明しながら一生懸命
理解して最後まで観たいたけれど。かと言って、「シンデレラ」と「白雪姫」は
怖がって最後まで未だ見終えられない所を考えるに、「美女と野獣」って
興味をそそる内容だったのでしょうね。観終えてから「野獣なおってよかったね」
「ベルきれいだったね」と話していたし。がんばったね愛娘。

それでもまぁ、愛娘とは可能な限り一緒に過ごしたいと決めていますので
遊んで欲しければそっちに時間さいてしまうだろうし、
エロはエロでそれなりに地下活動して行きたいし、
当ブログはまだまだゾンビ同様に死に態なのかもしれない(汗)


いやいや死んでも動くのがゾンビ!!
死霊のはらわたリターンズも観たし、
ゾンビスクール!では念願の子供ゾンビ跋扈だったし、
ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビではまさかの燃料化!
まだまだゾンビ達には計り知れない世界と冒険と恐怖が沢山!
あぁ独り言でも語りたい騒ぎたい興奮したい!!!!!

絶対に何としても動いて行こうね!!
ゾンビらしくゆっくりとでもね!!



…今、4歳児愛娘の独り立ちっていつなのかなぁ…(笑)



ついでにエロ漫画PR 電子書籍配信中です。
 
右側に情報あり→
そんなこんなで色々ごちゃごちゃしてますが、
今年もよろしくお願い致します。









「お前、大胆な事してくれたなぁ…
年賀状で正体ばらすなんて正気か?」
「なぁに心配ないないさ。
悪趣味な年賀状だなぁくらいにしか思われないって」
「そりゃあ目が10個もあれば低俗なオメデトウ駄洒落で
通じそうだけどさぁ…届いた身にもなってくれよ、
生きた心地もしないぜ。」



 明けましてお目出度う御座居ます。…と言っても既に正月気分も抜けた頃でしょうか。皆様こんにちは、死霊の南瓜金助です。当ブログも殆ど死に態ですがゾンビの如くしぶとく存在しようと、今年もゆっくりと一歩一歩行進更新して行きたい所です。新年一発目で何か気の利いたゾンビイラストなり描いてみたかったのですが、2012年でも使った“目が10個でオメデトウ”的発想しか浮かばず、こうなったら目が10個をシリーズとして描き続ければいいかなとか考え始めています(笑)。年頭の投稿も去年とそんなに変わらない内容だとは思いますが、本年ものんびりぽつぽつつらつらと記していこうと思います。

 さて、愛娘ときたら、“今、思うがままに生きる”様相を呈して来ていまして、欲しいものを目の前にするとなにがなんでも突き進み、押さえ込もうが抱え込もうが、目標に手をまっしぐらに伸ばし、当ブログ的に例えて言うなら、それはもうゾンビが人間を目の当たりにしまっしぐらに進み手を伸ばすそれと全く同じ状態に思えてきています。
 ロメロ監督の示した「ゾンビは3歳児並みの知能を持っている」と言う設定を引合に出せば、人間性がまだまだ身に着いていない幼児のそれは、欲望のままに存在しているであろうゾンビの幼児性の現れでもあるのかなと、ふと考えたりもして、欲望とはすなわち幼児性の最たるものか、あるいは延長線上に存在するものなのかとか、欲望と幼児性の共通する根源を目撃している気にもなり、愛娘のおかげでゾンビの未知なる解釈に一層の深みを感じる事が出来もして、“愛娘に於けるホラー禁の環境でもホラーを好きになれるのか実験中”で、もちろんゾンビ禁の暮らしの中でも、結果的に去年と相も変わらずの「こっそりゾンビライフ」を味わえています。
 また、“ゾンビ3歳児並み知能保持説”の疑似体験を踏まえ、愛娘が4歳の誕生日を迎えるまでの間に「ゾンビの発揮できる3歳児並みの知能」の情報収集し検証しようと目論んでいる状態でもあるわけで、なかなか愛娘から目が離せず、自分自身の自由のきく時間を持てるのは1年は先の様です(笑)。…とは言いつつも、愛娘と過ごす時間が大変ですが本当に楽しくて面白くて、私自身の娘離れが出来ない事にはどうしようもありませんけれどね(汗)。…愛娘に感謝。


 さて2011年より更新していなかったお気に入りゾンビ映画ランキングに、ここ数年かかって若干の変動がありました。好きなゾンビ映画を衝動的にあげたらこんな並びに。

1-サンゲリア (死者的ニュアンスはいつ観ても素晴らしい)
2-墓地裏の家 (改めて観てもフロイトシュタイン博士凄過ぎたわ)
3-サバイバル・オブ・ザ・デッド (その後の展開はどうなっているのやら)
4-ゾンビ (DC版推し) (死対生 生対生 世界観が秀逸過ぎる)
5-死霊のはらわた (スピード!! ノイズ!! デストロイ!! )
6-死霊のはらわた[2013] (女子力発揮損壊ゾンビの秀逸さが見事!!)
7-STACY (和製グチャグチャ女子高生ソンビの大傑作!!)
8-君はゾンビに恋してる♡ (ヒトミちゃんの可愛さはゾンビ史上最強級)
9-28週後… (兎に角凶暴!! 走って血まみれ無残力アップした続篇)
10-ダイアリー・オブ・ザ・デッド (ロメロ監督が直接人間を矛先に!!) 
11-悪夢探偵 (破壊的なヤツの存在感は悪夢越え対峙ゾンビへと変換)
12-地獄の門 (不可思議ゾンビとグチャグチャドロドロ)
13-ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (忘れられない衝撃的ラスト)
14-ザ・チャイルド (生ける死者の対局にある産まれて間もない生)
15-ドーン・オブ・ザ・デッド (美しい日の出のなんという悲しさ)
16-ゾンバイオ/死霊のしたたり (内臓がね素晴らしかったのよ)
17-ブレインデッド (グチャグチャ血みどろゾンビ盛り盛り!!)
18-地獄の血みどろマッスルビルダー (衝撃のゾンビ像!!次作にも期待!!)
19-SVZ ストリッパーVSゾンビ (対ゾンビの究極の解決方法!!笑ったなぁ)
20-ラストハザード/美しきジハード (悲しくも逞しいかなゾンビの視点)
 基本ダメージ系ゾンビが台頭しているようです。19位20位に今だに引っ掛かっているのは私くらいだと思うので敢えて紹介。…と言うか、ここ2年環境の変化もあってか、ゾンビもの話題作注目作殆ど鑑賞できておらずで、頭の中さほど更新できていないとも言う。

 去年の年頭の目論みは殆ど達成できなかったなぁ…今はただただ一心不乱に物凄くグロい絵を描きたい。仕方なし、ゾンビの如くゆ〜っくりマイペ〜スでとぼとぼと歩いて行こう。





ゾンビ達には、生前での心理に強く刻まれた行動をゾンビになっても繰り返してしまうという不思議な現象が見受けられる場合があります。日本のゾンビ達は日の出を見るにつけ、正月の一大イベントでありそうな初日の出を思い出し、毎日を正月気分で迎えてしまうのでしょうか。



あけましておめでとうございます。

去年はおととしの暮れに誕生した愛娘の子育てが中心の生活になり、いろいろあって映画鑑賞もままならない程に慌ただしく過ごしてしまいましたが、娘も一歳を迎え新生児の頃よりは自由のきく時間も取れそうな気がしていますので、映画館に足を運んだり、DVD鑑賞に勤しんだり、エロ&グロを描いたりと、ホラー寄りの生活に戻りそれぞれに励みたいと思っています。

我が家では娘の目の届く所にホラーとエロ&グロは置かないというシステムなので、娘に感づかれない程度にこっそりと励み暮らしてゆくのですが、こう言ったシステムは、ホラーやエロ&グロを有害と見なしているわけでは無くホラーとエロ&グロを万が一の異常行動の原因とされる事から守りたいという思いと、ホラー映画の全く無い環境からホラー映画好きは生まれるのかと言う壮大な実験の為でもあります。考え過ぎかも知れませんが、そう言ったわけですのでいつしかもし娘に会う機会がありましても娘にはくれぐれも内緒でお願い致します(笑)


それとゾンビとは全く関係ありませんが個人的な話題として、今年は過去に雑誌で発表した18禁漫画を「おかさき潤」名義で数点電子書籍化していただけそうなお話を頂いておりますので、執筆関係はその辺が中心となりそうな気配です。うまく事が運ぶかどういった動きになるかは全くわかりませんが、手元には単行本化や電子書籍化されていない原稿が300ページくらいはあるので(笑)、ともあれなにかしらの形で改めてそう言った原稿達を発表出来るといいなと考えています。基本自称ゾンビ画家の姿勢は変えずにね(笑)


今年も皆様にとって充実したゾンビ年になりますように。






そのウイルスは人間を死に至らしめる神経毒を分泌する
他に、感染し死者となった人間を操り、人間の顔面を
食させるという特性を持っていた。

感染し死して屍となったかつての人間は生きている
人間の顔面の肉のみを喰らい、粘膜感染により顔面を
喰われた人間達もまた死に至り同じように人間の顔面を
求め彷徨うのだった。

そして人々はその化物を「面食い」と呼んだ…



ウイルスや寄生虫って意外な所を好んで生息するって話よく聞きますが人間の顔面だけを好んで食す性質を持ったゾンビウイルスがあっても面白いのではないかと考えてみたのですが、なかなかハードなゾンビワールドを描けそうで気に入っています。「面食い」というのは[顔立ちのよい人ばかりを好むこと。またはその人。器量好み]と言った意味合いの言葉ですがイメージとして「面食い」って日本語が物凄くゾンビっぽいなと感じていて、そのまま文字通り活かして使いたかったと言う事もあります。襲われた人全てが顔面をまず食べられてしまいゾンビ化してしまう恐ろしいウイルス系ゾンビの跋扈する「面食い・オブ・ザ・デッド」…なんて言うのはいかがでしょうか。


↑一番左のイラストは2007年に当ブログに投稿したものからです。

私の好きなゾンビ像はサンゲリアやゾンビ3、ゾンビの秘宝に登場するようなどう見ても生きている筈無いよな的な容姿をしたダメージゾンビで、そんな嗜好も手伝ってゾンビを描くにあたってのモチーフとして顔面を食べられてしまっている姿をよく使うのですが、骨が剥き出しになるように肉だけを食べるなんて空想の域の描写。とは言え前々から“ゾンビが最初に襲って食らい付くのって顔なんじゃないかな?”といった思いからなのですが、2012年辺りだったか海外の事件で、違法薬物かなにか麻薬的なもので人間性を失い人間の顔面を食べてしまうと言う事件があり、しかもその犯人は銃弾を何発か打ち込まれてもやめなかったという恐ろしさ。顔面喰いゾンビが最早想像では済まされないような衝撃的な現実に相当なショックを受けました。

いつの日か、死者が蘇るゾンビも
空想上の存在で無くなる時が来るのでしょうか。



ゾンビ漫画・ゾンビイラストのご用命の際は
私、南瓜金助までご連絡下さい♪






あけまして…。


…と言っても既に今月も残す所10日ちょっと。

去年はキング・オブ・ポップゾンビ=マイケル氏の他界に
暮れも押し迫った時節に飛び込んで来たダン・オバノン氏の訃報。
なんとなく当ブログ的にはおめで…は言えそうにないなぁ、
と思っていたらこんな時期になってしまいましたよ。

2010と言えばモノリスがブワ〜な年。
2012の地球滅亡まで後3年弱ともささやかれ暫くは
物騒な展開を見せそうな年明けを迎えました。
…とは言え、年賀状でゾンビDVD-BOXの知らせを
受けた時は目の前がそれはもう明るくなりましたよ。
期待しています、新世紀完全版。

去年はゾンビ系の劇場公開作は指折り数える程に加え
個人的に就活も重なり新作DVDの鑑賞も思うように行かずで
これと言って私的ランキングもそう入れ替わることもなく
当ブログもゾンビ的にふるわなくて盛り上がりに欠け無念。

しかしながら振り返ってみればEVIL DEADのミュージカルに
年末には歌舞伎でクドカン演出による「大江戸りびんぐでっど」なる
出し物も催され稀な展開を見せてもらったような年でもありましたね。
歌舞伎見たかったなぁ…残念。

今年は既に「処刑山」「ようこそゾンビランドへ」と劇場タイトルも
上がっていますね。ロメロ監督の新作も待ち遠しい。
さらに期待してしまう「鐵男」の新作もあるし。
「渇き」を筆頭にまだまだ続きそうなヴァンパイアブームに、
心霊的な「エクトプラズム/怨霊の棲む家」や
話題の「パラノーマル・アクティビティ」、
エイリアン変わりだね?の「第9地区」に
復活フレディも加えきっと「ハロウィン2」も公開してくれる筈!!!
…でまさかのホラーブーム到来か?の様相を呈して来ました。
このまま2010年突っ走って下さい。

個人的には今年は去年更新のままならなかった自作ゾンビ物語に
力入れようかなと。もう少しで中盤の山場を越え乗り切って
面白いかはさておき、変形ゾンビ大襲来のおかしな展開になること
間違い無し…か?(笑) 今年もぼちぼち歩きましょうか、ゾンビと。


そんなこんなで、今年も宜しくお願い致します。




あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。
今年も極めて個人的解釈に基づきあれこれと
ゾンビについて考察して行きたいと思います。
お付き合いの程、宜しくお願い致します。


さて、2008年までの私的ゾンビランキング、
考え倦ねた末、この様な結果になりました。

1-ゾンビ (特にDC版)
(DC&アルジェント版去年初見。
やはり一番長く見られるのと回転率が高かった)

2-死霊のはらわた
(やはり、このノリは相当、熱い)
2-28週後…
(これも観た回数が2番目に多い。無差別は相当来る。)


4-ダイアリー・オブ・ザ・デッド
(私の観たかったゾンビ映画がここにあった)
5-ゾンバイオ/死霊のしたたり
(内臓炸裂ショックはやはり素晴らしい)
6-ショーン・オブ・ザ・デッド
(ゾ◯◯で遊べる感じは相当破綻)
7-ドーン・オブ・ザ・デッド
(CJの生き様と美しい日の出の悲しさにはいつも泣かされる)
8-ザ・チャイルド
(ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドの対局に位置する生まれて間もない白昼劇)
9-REC/レック
(新解釈と受け取った面白さは果たして当たっているのか?続編待ち)
10-サンゲリア
(ゾンビの存在感の異質さは群を抜いている)


11-STACY
(女のコゾンビ滅多切り大破綻)
11-悪夢探偵
(迷ったあげく、ゾンビ括りに。奴は素晴らしい)
13-ブレインデッド
(ゾンビめちゃくちゃタガぶっとび)
14-アンデッド
(ゾンビの造形が好み。空のシーンも面白い)
15-ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記
(死体としてのゾンビを感じさせる秀作)
15-ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
(多様なゾンビに劣らないパイオニア)
17-ゾンビ・ストリッパーズ
(女子ゾンビが潔く可愛らしい不思議な感覚)
17-デッド・フライト
(上空ゾンビパニック蟻地獄)
17-SVZ ストリッパーVSゾンビ
(ゾンビの倒し方としては抜群に悲愴感絶大。最高)
20-バイオハザード2 アポカリプト
(BD版で印象が変わった何でもありバトル)
20-28日後…
(28週後…伝わったレイジ脅威)
20-スリザー
(なぜかあと引く世界は一家)

数字めちゃくちゃじゃないか(笑)
現時点でのノリも選考基準に影響していると思われますので
すぐに変動してしまいますけれどね(笑)

今年の目標としてはダイアリー…の影響あってか
今更ながらと敬遠していたロメロ監督作ゾンビ映画に始まり
死霊のはらわた、死霊のしたたり両シリーズに
サンゲリア、悪魔の墓場などの過去の有名なゾンビ映画も
頑張ってレビューしてみようと思います。
そんなこんなで、今年も宜しくお願い致します♪

2007年までのランキングはコチラ

-追伸-2009.01.01 21:24
さっきブログ村ホラーランキング覗いたらなんと一位?!
二度と無さそうなので記念には貼っておこっと(笑)
年末留守中にも関わらず皆様有り難う御座居ました。

一年の計は元旦にあり?ゾンビ観察ガムバロ。
漫画にお話の方とかもそれなりに(笑)
[portrait of the dead]



テレビのニュースで流された第一報は、
僕の住む町の総合病院の霊安室に運び込まれた、
死んだと思われていた男性が突然動きだし、
歩き回って病院で働いているスタッフに襲いかかり
重軽傷者が出ているという報道だった。


春休みも終わり、新学年の始業式だった。
僕が通っている高等学校は家から歩いて10分くらいの距離。
3年間クラス替えがなく、2年生になった今年も、
1年の時と変わらず同じクラスのメンバーで代わり映えが無かった。
ホームルームで担任からの連絡事項が伝えられ、すぐに下校となる。
学校に残って話し込む生徒達もいれば、すぐに帰宅する生徒もいる。
大して変わりない極ありふれた日常、何事も無く過ぎていく時間。
僕は返却日が近づいた借りているDVDでも観てしまおうと
午前11時前には帰宅。
鞄をリビングのソファーへと放り、
ブレザーの制服を脱ぎ、シャワーを浴びた後、
深緑色のジャージーに着替えると
玄関のすぐ脇にあるリビングでくつろごうとソファーに腰掛け
目の前にあるテレビを点けたらそのニュースが
耳に飛び込んで来た。事件のあった総合病院は駅前の繁華街にあり、
僕の家とはかなり離れていた。
緊急車両のサイレンが遠くから風に乗って聞こえる。

シャワーを浴びていたのは30分間くらい。
ソファーに投げたままの鞄から携帯電話を取り出し、
クラスメイト数人に電話をかけてみるが、
繋がりにくくなっているとのメッセージが流れ全く通じない。
Eメール2件受信、同じクラスの男友達から。
内容は2件とも「そっちは大丈夫か?」と簡単なもので
事態は飲み込めてはいなかったが「今の所は無事」と
返信を送り様子を見る。
自宅の玄関の下駄箱の上に置いてある家の電話も試すが
携帯と同じく通話は無理だった。
外の様子が気になり、玄関のドアを少し開け
隙間から首を出し辺りの様子を伺う。
微かに聞こえる、叫び声の様な響き。
パトカーと救急車のサイレンの音はまだ微かに聞こえる距離だけれど、
確実に僕の身近で何かが起こっている事は充分に感じ取れた。
…何事だろう。
僕の目の前を、走り過ぎる人が一人横切り、目が合うと
「外へ出るな!! 死人だ!! 死人が俺たちを喰いに来るぞ!!」と叫ばれた。
死人が、喰いに来る?…その走り去った人のただならぬ様子に
慌てて玄関の鍵をかけ、リビングに戻る。
何かが確実に起きている。それも尋常じゃない何かが。

テレビに目をやると、引き続きニュースでは緊急特番と銘打って、
同様の事件が、国中の警察署内の遺体安置室や病院や交通事故現場、
負傷者を搬送中の緊急車両などいたる所で起き、
死体が動きだし人々を襲い始めているとの報道が始まっていた。
原因がまだ特定されていないと伝え、
[歩く死体に咬まれた人間も1時間前後で死に至り、
同じ様に歩く死体となり人々を襲い始めている。]
[外出は極力控え出歩かない、戸締まりをしっかりとし、
むやみに窓やドアを開けたりしない。]
[不審者には近づかない。][絶対に咬まれない様に注意。]
…と言った言葉が繰り返し発せられる様になった。
時折、警察と消防が事態の収拾を行っているとの情報が
挟まれはしたものの、国中で始まったこの惨事に
各機関が対応しきれているのか、素人の僕には全く判断がつかない。
ほとんどが治療を行う医療機関に、公安の維持を目的とする機関が
事の始まりとも思える状態は、かなりの危機感を煽る。
特番が始まってから30分程見ているが、
いっこうに何が起こっているのかも
見当はつかず。不安は次第に募るばかりだった。

…思った事はひとつ、彼女の事。

僕は一人っ子で両親は2人とも健在。
両親の事を心配する方が自然かも知れない。
…でも真っ先に頭に浮かんだのは彼女の事。
まだ、付き合ってさえいない、手すら握った事のない、
言葉も交わした事のない、隣のクラスの、
彼女の事ばかり考え始めていた。
今、何処にいるんだろう…怪我はしていないだろうか?
無事に非難出来たのかな?
まさかまだ学校にいるんじゃないのか?
…この事態を知っているのか?

彼女が好きだ。

僕はスニーカーを履き玄関を飛び出していた。


玄関を出ると、行く手50mくらい先に
2人血まみれの人がゆっくりと歩き回っているのが目に入った。
見るからに普段の人間の動きとは違い、
よろめき、フラフラと、ゆらゆらと、血まみれで歩いている。
これがニュースで言っていた歩く死体だろうか。
…目に見えて、異常だ。
この有様では既に事態は収拾がつかない程深刻化し、
手の施し様が無いのかという思いが強い。
異様な気配にひとまず玄関へ戻り、下駄箱の脇にある
小学生の時に買ってもらった木製の野球のバットを持ち出すと、
右手でバットの真ん中辺りを握りしめ、再び玄関を出て、
学校へ向かう道を走り出した。

外では緊急車両のサイレンが更にその音の数を増やし、
今となっては けたたましく鳴り響いて聞こえる。
ここよりも遥かに惨事であろう、駅近隣のデパートや
商店街の方角からも耳に届いて来る。
火事だろうか、隣町か遠くで黒煙も所々から登っているのが目に入った。
どうなっちゃったんだ…この状況は。

学校までの道のりは
アスファルトで舗装されている横幅5メートルくらいの狭い道路で、
民家の建ち並ぶ住宅街にあって、垣根やブロック塀で囲まれている
通りとしても極ありふれた景観。普段は車通りも少なく、
ましてや人通りも住人くらいだ。そんな場所にも関わらず、
僕の走る視界には点々と血まみれの人影が入る。
僕に気が付いた血まみれの人達は僕に向かっては来るものの、
動きを早める事は無く、走って追いかけても来ないので、
追いつかれずに、難なく校門へと辿り着く事が出来た。
門は開かれたまま。

僕はとりあえず、
校門は閉めた方がいいと思い、校庭に入ると門を閉め始めた。
非常事態には学校が避難場所になる筈じゃないのか?
外出が出来無い現状なら意味はないのかな。
校庭を見渡すと、血まみれの人が数人、
ウロウロと徘徊しているのが見えた。
声がする。「オーイ!! こっちだ、早く来い!!」
門から真正面、校庭のトラックを挟んだ校舎に一つある、
昇降口から男の人が手を振っていた。
校舎の教室の窓のいたる所では、帰りそびれた生徒や、
教員の姿が数人づつ見て取れた。
「そいつらは危険だ〜!! 走ってこっちへ来い〜!!」
昇降口の男は叫び続けている。
校庭内にいる血まみれの人数は見た限り5人。
危険と聞けば体は呼びかけるそちらの方へと向かう。
昇降口へ小走りに向かいながら、
血まみれの人々に視線を送り、注意しながら進んだ。
…血まみれの中の一人には見覚えがあった。
足を止めて注意深く見つめた。
胸元まである茶色い髪…眉の上で揃えた前髪。

…彼女だ。

僕はゆっくりと歩きながら彼女に近づき始めた。
「近づくな〜!! 捕まって、噛み付かれるぞ〜!!」
昇降口からの声は引き止めようとするが、
僕はそれどころではなくなっていた。
白い制服のブラウスを血で染め、
スカートは裾が破け太腿が露になった、彼女がそこにいた。
その距離2メートル弱。
彼女の灰色のような濁って見える眼球の目玉は僕を見ていた。
口の周りは血だらけで、いかにも生肉に食らい付いたかの様。
右手を伸ばし、僕を掴もうとしているようだけれど、
僕はそれをかわしながら、近づく彼女の歩幅と同じ早さで
後ずさりしていた。左肩には喰いちぎられた様な跡。
その先…左腕は、無かった。

なんて事だ。

空は澄んだ青、雲は高く白い。
平年よりも早く開花した桜は満開を過ぎ、
淡い桃色を光に白く輝かせ、
春の風に花びらをヒラヒラと踊らせていた…。


…彼女が好きだ。

いつか、伝えると思ってた。



(続く)



第1章(文章のみ)へ。


トップへ 忍者ブログ [PR]