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“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
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☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
ブログ内検索。
ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
ロメロ監督の思惑は果して…?!



当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧

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他界されてしまいました…
この世にゾンビを放ってくれて
ありがとう・・・
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☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
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「産まれて間もない赤児」と
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15歳以下は画像クリック不可です。



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第3話第4話(番外編)

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「カワナシノカオくん」
いつの日かぞんび君と対面します。
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「Cafe of the Dead」ver2.0

↑表紙&本文1ページ漫画掲載。
ゾンビカフェ委員会様HPで電子版閲覧可

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「Cafe of the Dead」を発行されています
「ゾンビカフェ委員会」様のHPです
プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

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ご意見、ご感想、連絡事項に。
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▲「ノウガマルミエちゃん」も
ぞんび君のお友達です。
ゾンビと歩む。
お探し物をお買い物。
ゾンビグッズをお探しならまずは↓




ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。




管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
ファンサイトを目指し備忘録的にゾンビ
ワールドを紹介。ゾンビ愛好家ではなく
ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
ゾンビと歩こう…


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)

×

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私事で恐縮ですが皆様こんにちは、南瓜金助です。

私がイラストを描かせて頂きましたゾンビ布教フリーペーパー
「Cafe of the Dead」Vol.2が一部で配布開始との事です。表紙と本文
1ページ漫画を載せて頂いております。上部↑イラストが表紙に使用
して頂いたものです。私の拵えた部分は面白いかは別にして(汗)、
インタビューやコラム等素敵な方々が参加なさっています。
是非お手に取ってご覧になってみて下さい。

詳細、お問い合わせ等はゾンビカフェ委員会HPにてご確認の程。

 
>画像左、色当て下絵。右、1ぺージ漫画下描き。

漫画は下描きの段階では「死霊のステテコ」となっていますが完成は
「死霊のももひき」に変更(笑)。ステテコとしたたりの語感が似ていたので
はじめはその感じで行こうと考えていましたが、ももひきの方が絵面的に
良い気がしたので変えてしまいました。どっちでも内容には関係ないです
けれど(笑)。因に影響を受けているのは先日放送された「R60スネーク
マンショー」の一編、松尾スズキ氏監督脚本の「ゾンビVS老人」です。
相当衝撃的だったので…。

ゾンビ画作業…楽しいひと時を過ごさせて頂きました。感謝感激。
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>衛星より受信。

「28週後…」のイモージェン・プーツさん出演と言う事もあり、どんな
表情を見せてくれるのか期待しつつ鑑賞。「28週後…」当時とはそんなに
雰囲気変わっていませんでしたね。肩幅が狭いせいか年齢より幼い感じ
も独特で興味深い女優さんです。

チャットルームがどういった仕組みなのかご存じない方は内容全然入って
来なそうな感じも受けましたがそこは置いといて、なかなかストレンジな
世界観で個人的には好みのニュアンスもありかなり楽しめました。
チャットルームに集う人々の姿を映像で描くと言う意欲的な作品で、警鐘
を鳴らすと説教臭くなりそうなある種怖い部分があっさりと描かれている
非啓蒙的最悪野放し状態は曲がりなりにもPCを弄る一個人としても非常に
感慨深く映画として充分面白かったです。

◆主人公ウィリアムは家族間に問題を抱える引きこもりがちな少年。
そんな彼は自らチャットルームを開設し悩みを抱えた4人の若者達と集う
事に。管理人ウィリアムを次第に信頼し4人はそれぞれ自分の悩みを相談
しあうようになるとそれぞれなにかしらの助言を受ける。しかし円満に
みえた集まりも次第に違和感が現れ始め…


☆以下、内容に触れています。

さりげなく連続殺人鬼物ですよね。しかもかなり厄介な。そんな態も受け
当ブログではホラーテイスト寄り連続殺人鬼ものと見てみました。結構
恐ろしいニュアンスじゃないですか?小さな悩みを最大の悪夢に変える
自殺志願者を招くサイト。言うなれば当時者達に最善の助言をすると言う
名目でトドメをさすという形の、言葉を凶器とした連続殺人鬼の登場。
殺人鬼にも色々なタイプがあるのですね。サイトを覗くだけで人殺しの
片棒を担がされる「ブラックサイト」なんていう秀作もありましたが、それ
とはまた違ったネット型殺人鬼の姿を垣間みた気がしました。助けると
言う行為が死に至らしめると言う善意を纏った強烈な人殺し態。
…恐ろしい。ネットで自殺志願者と殺人願望を持つ者が出会いお互いの
望みを叶えてしまったというニュースも実際に耳にしますが、ネット
ワークの凄まじい利用法もあったものです。

攻撃的な性格なのに内向的、人を傷付けたいのに出来ないジレンマからか
自傷行為へ走り悶々と過ごしている感のある主人公ウィリアム。ネット
サイトを徘徊し、自殺志願者に助言を与えて殺人をやり遂げる管理人に
出会いうと、他人の死を操る事に憧れを見出したのか自分も他人を言葉
巧みに精神衰弱へと陥れ死なせてしまおうと奔走。しかし集ったチャット
のメンバー達の連携で策略が失敗に終ってしまうと、行き場を無くし線路
に飛び込みこの世から“消えて”しまう。終いにはにウェブ上に現れた
ウィリアム。サイトに残されたであろうウィリアムの打ち込んだ文字は
劇中に“人格の一部”と言う説明もある様に、誰かに読まれれば読んだ者
が“助言”と受け取る可能性もあり、また“攻撃”し始めるといった
ニュアンスもあるのでしょうか。殺人鬼になり損ねてしまった青年の
断末魔の“声”は人々を惑わし続けるのかも知れません。これもある種の
残留思念と例えればよいのか、非常に残酷な残像を映し出している感の
締めくくりに感心しきり。脚本は好みでした。


映画的には秘められた怖さと映像の妙を堪能出来た一品でした。
個人としては秀作と見ています。


>画像、捕獲VHSより。

恐怖の殺人鬼バンボロ!! 絶叫映画バーニング!!

今や伝説となりつつある荒技宣伝文句(笑)。昔は全く関連性のない内容を
でっち上げてそれを売りにしてしまうと言った摩訶不思議な現象がまかり
通っていた時代。思えば懐かしくもあり、一体なんだったのでしょうね?
ああいった風潮。とは言えそんな風潮は今もDVDパッケージで受け継がれ
ている様ですね。もはや笑い事(笑)。日本映画配給界最大のミステリー?

◆とあるキャンプ場。周辺から疎まれているクロプシーは子供たちに寝て
いる所を驚かされロウソクの火から大惨事を招いてしまい病院送りに。
間もなく学生たちで賑わうキャンプ場に大きな刈り込みバサミを凶器に
殺人鬼が出現。次々と犠牲になって行く若者たち。阿鼻叫喚の最中、
殺人鬼を倒す事は出来るのだろうか!!!


物心ついてからテレビ放送で見たのが初見だったと思います。当時は
殺人鬼怖いと率直な感想くらいでしたが、大人になって冷静に観ると
なぜか逆の感想が(笑)。しかしやはり天を仰ぐ位置から見上げる刈り込み
バサミを掲げたシルエットがたまらない!! そう園芸バサミや植木バサミ
じゃ全然響きが怖くないから当ブログでは刈り込みバサミって言おうと
決めてました(笑)。repeat after me 「カリコミ・バサミ」。その狂気
乱舞する件やら、惨劇を載せ川を静かに流れ着く筏のなど、眼を見張る
シーンは所々に点在。能天気な若者と淀んだ気配のコントラストも
すでに定番な感はありますが雰囲気悪く無いです。

☆以下、内容に触れています。

キャンプで火を囲んで語られる恐怖夜話的なエンディングはふた通りの
内容が考えられますよね。ひとつはそのまんま実は都市伝説的な怖がら
せる為だけの与太話でしたと言う形。こちらだと全く面白みが無くなって
しまうのは明らかなのでそう観るのは(例えそうだとしても)避けたい所。
そしてふたつめは本当に悲惨な事件があったにも関わらず最後に面白半分
に語る若者がいると言う形。

実際どういった意図をあのエンディングが物語るのかはわかりませんが
当ブログでは、オープニングでの子供たちの無邪気さが招いた惨事から、
若者の無自覚な狂気的エンディングとして捉えた方がより戦慄を憶えそう
な気がしましたので、ふたつめの観点から話を進めてみたいと思います。

周囲に疎まれていたクロプシー。復讐にも似た子供たちのいたずら心から
全身大火傷を負わされ、痛々しい火傷顔が見世物的なモンスターとされ
目覚めた時には元々凶暴な気質が災いしてか殺人鬼に変貌してしまいまし
た。この辺、人殺しだけが目的の殺人鬼とは違い悲哀すら感じませんか?

キャンプ場に戻った狂気のプロクシー。その場にやって来た能天気な若者
達を見境無くバッサバッサ斬りつければ惨劇の幕開け。刈り込みバサミの
禍々しい使い方が披露され死体が次々と転がります。凶暴に刈り続ける
プロクシーは何に駆られて何故そこまでしてしまうのか。やがてプロク
シーの前に立ちはだかった青年の顔…彼はプロクシーを焼いた仲間の
一人という事が判明。そこまで気のふれたプロクシー自身が気が付いて
いるとは思えませんが、プロクシーの狂気は復讐だったのかも知れない的
ニュアンスを醸し出し物語に深みを与えて来ます。

全身火だるまになり正気を失ったであろうプロクシー。最早闇雲に人々を
殺しまくる脅威の存在はその誕生と同じく再び炎に包まれ絶命を辿る…。
そして語られる刈り込みバサミ殺人鬼プロクシーの物語はキャンプ
ファイヤーを囲み、時に怖く時に可笑しく、傷ましい姿の惨劇などどこ
吹く風と怪談夜話として興じられる始末。このエンディング、若者の反省
無き無自覚な非道を観た気になってしまいました。怖いね、若いって。

惨たらしい姿となった悲哀感絶大ながらも

恐ろしい刈り込みバサミ殺人鬼の物語!! 超傑作です!!

…え?また曲解し過ぎ?(笑)


>画像、チラシより。衛星より受信。

劇中の会話から察するに、時代背景はどうやら1作目の1987年に次ぐ
内容。展開としては1作目を踏襲する感の強い物語ではありましたが、
謎だらけの“地球外生物”プレデターですから、どういった生物なのか
少しずつ明らかになって行く様子はシリーズの醍醐味、楽しみです。

◆気付けば傭兵のロイスは空中を落下している最中。なんとか着地した
ものの辺りは場所も分からないジャングル。やがて自分と同じ様にこの地
に降り立った人間達と出会うのだが、それぞれが戦術を備えた猛者達で、
彷徨っているこの場所が地球ではないと分ると自分達が何ものかに獲物
として連れて来られたと気付き、未知の生命体との攻防が始まる…。


☆以下、内容に触れています。

骨を戦利品にしたり、生皮を剥いだり相変わらず残忍な連中です。
背骨から頭骸骨まで一気に引き抜くんですね。強烈な荒技持ってます。
どうやるんだろう…こつあるんですかね?

今回明らかにされたのは、大きいのと小さいのの2種類存在すると言う
点。小さい方がいままで見られたタイプとすれば、大きくさらに凶暴な
顔付きの方は未知の種族。彼らの関係性がどういったものか推測の域は
出ませんが、意見の対立などあったのでしょうか…仲悪そうでしたね。
他の星からの生命体なんかも出て来た様で、そう言った見た事の無い
生物の登場も賑やかで好みでした。

世界最古の猛毒植物という台詞から、地球上には同じ様な植物が生息して
いる態。地球上からこちらの惑星へ運ばれて来たかあるいはその逆か…
例えば大昔にプレデターが地球に来ていたとして戦う相手は一体何?
まさか恐竜じゃないですよね(笑)。地球上から運ばれ繁殖たと考えるのが
打倒?もしかしたらプレデターの技術力、時空をも自在に飛び回る事が
出来るのかも?いや、やつらなら成し遂げそうですね(笑)

とにかく何が驚いたかって、彼らの遥かに高度な技術力が戦いの為だけに
向上して行った様な位置付けでしょう。プレデター達の、戦う事に
凄まじいまでの執着心を持って殺戮兵器開発に余念無い姿勢は、地球上
でも戦争が技術力を向上させる場合もあるとおおぼろげながら示している
気にもなって技術進化の残酷な側面も垣間見、なんだか複雑な心境です。

しかしながら、斯く言う戦いの為だけに宇宙船までも開発したとなれば、
そこは凄すぎでしょう。あの宇宙のどこかに自分達の知らない強者がいる
と思ってひたすら開発したであろう異様な思考から醸し出すロマン…
稀ながら恐ろしくも感動的ですらありませんか?


引きの強い終り方でしたので、続きもありそうです。
お次ぎは何を示して来るのでしょうか?…増々気になります。


>衛星より受信。
(日本語吹き替え版)

劇中に何度か“ゾンビ”と言い表すシーンが出て来ました。成る程、
こう言った状態でもゾンビと言い切られてしまう所にゾンビの奥深さを
感じてしまいます。その辺り非常に興味深かったので当ブログでは
番外編的にゾンビ観察と記してみようと思います。

◆休日を楽しむ為に貸し別荘へとやって来た兄弟の一家二組プラス一人。
テレビ映りが悪くなりアンテナを直そうと子供たちが屋根裏に登ると、
なんとそこに地球侵略を目論むエイリアンたちが出現!! エイリアン達は
主人公トムの姉の恋人気取りの彼氏に人間操縦プラグを撃ち込み、操り
ながら攻撃を開始!! 必死の攻防の末、操縦プラグが子供に効かない事が
わかると子供たちだけでエイリアンに戦いを挑む決意をするのだが…!!


とてもストレートなお子様奮闘映画です。私はお子様映画も大好きで目に
する事が多いのですが、本作は設定を活かして体よくまとめられています
ので充分楽しめた作品です。敵は膝くらいまでの身長のエイリアン達。
そんなちっさなエイリアン達がどうやって地球侵略を目論んだのか。
…これまたなかなか画期的な科学力をお持ちのようです。

☆以下、登場するゾンビ態に触れています。

予告編ご覧になってもお判りの通り、斯く言うゾンビは、宇宙人の技術に
よって開発された人間操縦プラグなる物を延髄に撃ち込まれた人間が我
を忘れて人間を襲いまくる態。人間性を無くし操られると言う面では
薬の作用で奴隷化されてしまうオリジナル系ゾンビの状態に遠からずと
言えそうです。要はラジコンの様にコントローラーを駆使し人間を操縦し
攻撃するくらいですが、しっかり噛み付いたりも出来る事からその気に
なれば当然まるっきりゾンビの様に噛みちぎったりも出来そうで(笑)。
お子様映画なのでその辺は巧みに大人向けを妄想して楽しみましょう。

見所はやはりゾンビVSゾンビの一騎打ちバトルでしょうかね(笑)
動き自体はゾンビみたいに猛進するだけじゃなくコントローラー使い
こなしちゃって大技使って来ますがご愛嬌。しかしまぁ、あれだけ酷い
扱いを受けてもよく大怪我もせず持ちこたえた物です。その辺も好み。
よい子は真似しちゃいけません…もちろん悪い子も。



お子様奮闘型宇宙人侵略バトルがお好きな方はお試し下さい。


>テレビ神奈川 「映画の時間」
2011年7月31日放送分鑑賞にて。

こちら東京近郊では7月31日にTVKで「マシニスト」放送がありました。
テレビ東京、午後のロードショーでの「ダークネス」に続き、またもや
フリオ・フェルナンデス氏の携わったサイコサスペンスの登場。同じ月に
2本関連作放送とは偶然にしても「エクソシズム」にからんで面白い。
個人的には劇場で「エクソシズム」を観たのち、「ダークネス」の鑑賞、
そして今回の「マニシスト」とひと月の間に勝手にフリオ・フェルナンデス
特集みたいな態でなかなか有意義だったかも(笑)。結構気なっている
作品達に関わっている方ですので今後も注目してみたいと思います。

◆機械工トレヴァーは不眠症に陥って既に1年経つと言う。そんな彼は
自分の部屋で冷蔵庫に貼られた身に憶えのないメモをみつける。後日、
トレヴァーは同じ工場で働いているアイバンと言う妙な存在感の男と
知り合いになると何故か気をもみ始め、注意力散漫になり同僚へ機械に
腕を挟まれ切断という怪我を負わせてしまう。同僚達からは疎まれ、
謎のメモに侵入者を疑い、自らも機械に挟まれると言う危機に陥れば
トレヴァーは周りの人間が自分を陥れているのではと危機感を募らせ
真犯人を追い始めた…


そんな訳で久々に観てみました「マシニスト」は吹き替え版での放送。
実はこの「マシニスト」、当ブログ的に考えてもなかなか興味深い作品と
言えそうな雰囲気だったりします。劇場公開時は主演のクリスチャン・
ベイル氏の命がけの細身減量が話題になりましたが、その骨張った体は
改めてみても凄まじい姿で驚愕を憶えます。「戦場からの脱出」での次第
に痩せこけていく様や最近では「ザ・ファイター」でも減量されたようで、
筋肉着けたり落としたりの鬼気迫る役者魂には脱帽です。

☆以下、内容に触れています。

結末を知れば、なんだそうだったのかの原因自分オチと言ったお易い
感想に至ってしまいそうな作品なのですが、善意あるいは良心の呵責
とでも言うべきか、自らが起こした罪悪によって心的攻撃を受けると
言う状態は、自身の妄想であれ危害を受けた者の怨念であれ、日本で
言う所の“うらめしや”に近いニュアンスと見ればお馴染みの態で親しみ
を憶えてしまった一編です。殺してしまった部分を謎解きに置き変え、
文字通り身も心も“喪失”と描けば、そこに至った過程がある筈と
残酷ながらもまっとうな自分探しのサスペンスだったとも思えます。

青白く痩せ細ったまるでひからびた死者を連想してしまうトレヴァーと、
恰幅よく健康そうで生を謳歌していそうなアイバンの姿からは、映画を
観終えればなる程、お互い真反対の存在感が感じ取れたような気もして、
比較対象としてのビジュアルからトレヴァーを全否定している雰囲気にも
個人的にはシビアに思え納得でした。

“ひき逃げ”事故を起こした時点で人間性を失ったと例えれば、その後
どんどん干涸びて行くような状態に、これはこれで“ああいった姿”
からもなんだか珍妙な新種ゾンビ態として感慨深くもあり、そう言った
視点から見れば当ブログ的にも面白かったです。


血の滴る冷蔵庫や異様に臭いらしい部屋なんかもを異様さを
示していて好みの不気味さでしたし、それなりに楽しめました。
マイケル・アイアンサイド氏も好きだったりしますので
もしかすると贔屓目かも知れませんが(笑)


>画像、劇場版チラシより。衛星より受信。

劇場版より5分程長い完全版との事。劇場版は未見なので詳細は解らず。

「JUNO/ジュノ」で体内に赤子を宿してしまった女子高生をまっしぐらに
描いた脚本家ディアブロ・コディさんが今回描いたのは体内に悪魔を
宿しまっしぐらに生きる女子高生のお話。一見すると悪魔の儀式云々
全体的な印象も含め物凄く雑な作りに感じるのですが、細かな設定などは
無用とばかりにざっくりした潔さを感じさせる作品も他にそう思い出せ
ず、いわゆるB級テイストに拍車をかける雰囲気でそれはそれでまた
おかしくそれなりに楽しかった作品です。

◆容姿端麗で学園内の男漁りに夢中のジェニファーと地味で眼鏡っ娘
ニーディは幼馴染みで悪魔の釜(デビルズ・ケトル)と言う田舎町に
暮らす高校生。町にやって来たロックバンドを見ようと盛り場に向かう
がそこで大火災に遭い辺りは一瞬にしてパニックに。放心状態のジェニ
ファーはニーディが心配するもロックバンドのバンに載せられどこかへ
連れて行かれてしまう。その後、不安がるニーディの家に現れたジェニ
ファーの姿は体中が血まみれでとても正気だとは思えなかった…


「JUNO/ジュノ」で女子高生の妊娠の状態をハーシェル・ゴードン・ルイス
監督作の「血の魔術師」のワンシーンで例えると言う豪快な場面がありま
したが、今回は悪魔と言えばやはりこれか!!みたいな豪快なシーンが
あって相当笑いま驚きました。コディさんの事は詳しく存じあげま
せんがホラーはお好きのようです。劇中「死霊のはらわた」Tシャツを
ジェニファーが着ているシーンがありましたが、来る「The Evil Dead」
の新作に脚本として名前が挙がっている様ですね。さてどうなる事やら。

☆以下、内容に触れている部分は薄字で示しています。

しかしジェニファーの吠え面&ゲロ噴射は凄まじいですね(笑)。あの辺り
お気に入りです。悪魔もまた易っぽく呼び出されてしまいましたね。
しかも自己中女子高生ジェニファーは悪魔の能力を自らの美貌維持に
使う事に夢中。素晴らしい能力を手に入れられたとタナボタ的ハプニング
を楽しげに満喫している模様。望んで手にしようとする人の話はあります
けれど、望まずに手に入れそれを受け入れてしまうと言う展開は珍しいの
ではないでしょうか。この辺「JUNO/ジュノ」と被らないでもないかな。
しかもその悪魔の能力、最終的には事の発端であるバンドに制裁を与える
と言う考えようによっては善行へと変換されてしまいそうな使い方を
されて、最後はリベンジ・ムービーにシフト。その辺の散らかった印象も
妙におかしくて雰囲気的には好みでした。悪魔に噛まれて生き残った者は
その能力を少し使える様になると言う学者も知らない様な新事実が解明
されたのは素晴らしい事です(笑)。え?散らかりすぎですかね?(苦笑)
そう言うの嫌いじゃないので…(汗)


本作で特にユニークだったのはやはりそのざっくりした脚本でしょうか。
とは言っても内容では無くその構成。脚本が全面的に活かされた内容と
して考えますが、ホラーを見まくっていると言われる彼女が書いたとなれ
ばその実ホラーの集大成的ニュアンスもある筈。それがこの本作だとする
ならば、紙っぺら1枚ネットからプリントアウトされた儀式やあっさり
宿る悪魔に、ともすれば笑ってしまう過剰な化け物ニュアンスは
まさに
ホラー界の簡略化された必要最小限の機能的極みとすら思え、個人的には
数多のホラー映画が交配し産み落としてしまったミニマリズム的脚本と
見えてしまって非常に興味深く感じました。また考え過ぎかな(笑)。
とにかく枝葉的にこう言った描き方もあって面白いかなと。
ディアブロ・コディさん、次作もまた是非ざっくりとお願いします。

つかみ所のない能天気なティーンズ・ホラーがお好きな方にオススメです
かね。…能天気すぎますけれどね(笑)。


>テレビ東京「午後のロードショー」
2011年7月13日放送分鑑賞にて。

先日観た「エクソシズム」を制作されたフリオ・フェルナンデス氏が
ブライアン・ユズナ氏と連名で手掛けた「ダークネス」の放送がありま
した。監督は後に「REC/レック」を放つジャウマ・バラゲロ氏。

随分と久しぶりに観た作品でしたがHD放送と言う事なので以前DVDで
観た時よりは鮮やかさとコントラストが良くなった印象を持ちました。
とは言えやはり主役は闇ですから謎の家の中には異様に闇が蔓延って
います。闇を意識的に映し出すというのは難しそうですが“暗くてよく
解らない”と言う意見が多い事でも明白なように、きっとその存在感は
アピール出来ていたのではないでしょうか。その辺りも含め私はかなり
好きな作品です。

◆40年前の皆既日食の日、スペイン郊外の森で7人の子供がいなくなる
事件が発生。後にその内の一人の少年が発見されるが怯えていて真相は
解らずじまい。40年の月日が経ち、とある一家が古ぼけた家に越して
来る。父親が昔住んでいたと言うその家では次第に異様な事態が次々と
起き始め…


☆以下、内容に触れています。

ある医師が子供の心理学への追求から子供達の抱く恐怖心に興味を持ち、
いつの世もどんな文化であっても理屈抜きに恐怖を抱いてしまう闇を
知れば、闇に何が潜むのかを求め、やがては闇と起源への回帰を意味する
古代魔術のシンボル“ウロボロス”に信仰心を抱く。40年程前の皆既日食
の日、本物の闇を呼ぶ実験と称して舞台を築き、7人の子供を集め喉を
切る儀式を行った。しかし1人だけ失敗し実験は不完全なまま頓挫し
次の機会を待つしか無くなる。そして40年後の皆既日食の日、邪悪なる
モノの最高の形、純粋で力強いその“闇”をこの世に放ち邪悪で混沌と
した起源に戻す実験が再開される…。

子供達の喉を切り裂くのは愛する者の手でなければならないのに我が子を
愛していなかった為に40年前の実験に1度失敗とはまた絶望的に凄い原因
で失敗していたものです。闇はあの家でひたすら実験が再開されるのを
待っていたのですね。道理で闇が濃い訳ですあの家。しかし必然を利用し
秘密裏に儀式を行わせたり、偽物を見せかどわかすなど闇の強かな事!!
これには感服してしまいました。

最終的には儀式が完了し世界中の闇の中に邪悪を息づかせる事に成功し
世の中とんでもない状況になってしまう訳ですね。劇中天井に動いていた
気味の悪い存在をいくつか認められましたがああいった存在が、闇には
蠢いているのですね。絶対的な恐怖、闇…光あれば必ず影が出来てしまう
摂理の中、人間は闇をどう抗っていくのでしょうか。考えただけでも
怖いじゃないですか!! 闇が!!


他に闇が人を食べる映画があったような気がするのですがうろ覚え…
漫画だったかな?どなたかお気付きの方いらっしゃいましたら
ぜひお教え下さい。宜しくお願い致します。


若干強引な態ではありましたがこの脚本は好みでした。
闇よりも濃い闇…ほら近くに暗がりが。皆様お気をつけ下さい。

先日、相互リンクさせて頂きました「ZoMVisH-ゾンビッシュ-」の管理人
DMさんより似顔絵をゾンビっぽく描いて頂けませんかと言う問い合わせが
ありましてゾンビ画なら当ブログ的にも面白そうだと思いお引き受け致し
ました。という訳で自作ゾンビ作品のひとつとして紹介させて頂きます。





画像上段がDMさんに納品したゾンビ似顔絵ですが、この際自分の
プロフィール画像もゾンビ画に改めようと思いついでに自分の絵も作成、
下段がそれです。なかなか楽しませて頂きましたゾンビ画。
皆様もいかがでしょうか一家に1枚ゾンビ似顔絵。

ご用命の方はコメント欄またはメールフォームよりお問い合わせ下さい♪ 






>画像、チラシより。劇場鑑賞。

近々DVDが発売になります「エクソシズム」。同じニュアンスのあり
そうな「REC/レック」のプロデューサー制作と言う事も引っかかり
先日たまたま渋谷に出向く用事があり時間が余ったので観て来ました。
斯く言うフリオ・フェルナンデス氏のプロデュース作品は名のある作しか
殆ど知らないのですが、あのネズミVSチン◯ゾンビ映画(笑)の怪作
RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3」にも名を連ねているみたいですね。

◆手の平に傷をつけ包帯を巻いた15歳の少女エマが突如白目をむいて
倒れてしまう。精神科に向かえば医師が死に、おかしな現象が両親の目の
前で起これば神父である叔父のクリスに頼り悪魔ばらいを行う事に。
しかし悪魔は去る所かますます力が強くなり、やがて隠された真実が
明らかになると…


タイトル然り、悪間払いの儀式に派手な攻防を期待して観に行くと
肩すかしを喰らうような、観た感じ目新しいビジュアルも無く映像的
には大人しい作品なので受け入れ難い人も多く出そうな気もしましたが、
その実、込められた絶望感と示した矛先はかなり攻撃的で、皮肉と言い
ますか裏返しの突き放した印象も極まりシビアで、個人的には
映画としてとてもよかった印象です。

☆以下、内容に触れています。

正直、悪間払いの儀式に於ける神父を悪魔の攻防はもう少し派手でも
よかったかなとも思いますが、同じスペイン産の「REC/レック」であれだけ
派手にやっているのでいまさらな気もしますし、要は描きどころがその
部分に無いので、これで充分なのかも知れません。

悪魔が律儀(?)にも思えそうな願い事を叶える様は、淡々と殺しまくるので
大人しいように見えますが、悪魔にとっては派手に動いてバレバレになる
よりは秘かに主人公に恐れを抱かせその糧を得られればよい訳ですから、
確かにこれで充分だと思えます。実際、主人公の家族は弟と父親が
殺され、母親は娘を殺そうとするも失敗し自殺未遂の末に廃人となって
しまい、友達も叔父も奪われれば、主人公は一人残され生涯悪魔に恐れ
おののき暮らし続ける訳ですから、やる事はしっかりやっています。

そう言った事を成し遂げた悪魔が大人しく感じてしまうのも、やはり
父親への不信や母親を疎ましく感じた主人公の“自由を得たい”と言う
思いから魔法陣を使って呪いをかけた姿のおぞましさに、人殺しと言う
レッテルを貼られた司祭の保身を懸けた欺瞞のむごさが際立っているせい
でしょうか。しかも主人公の願いを叶えた悪魔に対し、その反対の存在に
使える神父に願いを告げるも無言でそっぽを向かれる姿の施し様の無さが
残酷に映る事!! その辺の切り返しが絶妙に巧いです。

言ってしまえば、悪魔に願いをかけた時点で終っている話ではあります
が、人間のエゴのみにくいぶつかり合いが招いた自業自得と、差し伸べる
手の伸ばせないもどかしさが、ともに救い様が無くたまらなくシビアで
感極まった作品でした。ここまで明白な悪魔の勝ち逃げ作品も珍しいの
ではないでしょうか。「エクソシズム」と言うタイトルが掲げられて
いますが蓋を開けてみれば悪間払いなど行われていない的な態も逆に
皮肉っぽい。事の中心にいるのは結局人間なんですよね。


個人的にはこういったニュアンスは非常に好みで秀作と呼んでおきます。

余談ですが、ピンへッドのダグ・ブラッドレイ氏がああいった役なのも
なんだか面白いですね。使い古された技ではありますが虫ウジャウジャ
感も個人的には久々だったので相変わらず気色悪く怖くて良いです(笑)




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