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“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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なんとなくつぶやいています。



手持ち無沙汰に一コマゾンビつぶやき
「TWITTER OF THE LIVING DEAD」
などと気がむいたらやってたり(苦笑)
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めざせ!! ゾンビ小説家!!

ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
ブログ内検索。
ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
ロメロ監督の思惑は果して…?!



当ブログ的ロメロゾンビ考察一覧

☆2017年7月16日に肺ガンで
他界されてしまいました…
この世にゾンビを放ってくれて
ありがとう・・・
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☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
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プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
私的暫定ゾンビランキング(〜2014)

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▲「ノウガマルミエちゃん」も
ぞんび君のお友達です。
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ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。




管理人DM様/「ポップでライト」なゾンビ
ファンサイトを目指し備忘録的にゾンビ
ワールドを紹介。ゾンビ愛好家ではなく
ゾンビと戦う事にスリルや興奮を感じる
仲間を募集中との事。因に↑設置バナー
は私(カボチャスキ)が納品致しました。
最古記事。
ゾンビと歩こう…


ゾンビ、ぞんび、ZOMBIE…
ゾンビの事だけ考えて暮らして
みたいなぁ(笑)。…でも年に
一度のカボチャイベントは
外せないけれど(苦笑)

×

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>借りて来たゾンビ。

人里離れた森の中、人々を連れ去り世界を破滅に導こうと企む
科学者が日々人体実験を繰り返していた。ある日、凶暴化した
実験体を制御出来ず逃亡を許してしまう。夜中に森でパーティを
楽しんだ若者達は車で移動中近道を通ると病原体に感染した人を
撥ねてしまい事故で車は動けない状態に。気が付けば辺りには
実験体を喰らい凶暴化したハゲタカが次々現われて!!!


…なんだこのポテンシャルの高さは(笑)
のっけから飛ばしますね。勢いも楽しくバタバタと騒がしくて
面白かったです。 ハゲタカ達もアナログ感でなんかおかしくてよい。

さて、こちらのゾンビ態ですがワシリエンコ博士の拵えた
激しい怒り爆発ウィルスの作用で死んでも蘇って怒りまくり。
「28日後…」でお馴染みRAGEウィルスとの違いは、副作用で
皮膚が変形を起こし原型を留めない程歪んでしまう事と
がんばれば人格を保てる(笑)という点ですかね。
それに加え、感染した実験体をハゲタカが食べてしまい
こじんまりとした怪獣に変貌して人々が襲われまくる八方ふさがり。

肉片飛び散り刻んでくるスピード感ある強引な演出、
惨殺死体ゴロゴロの血まみれ研究所、内容的にはよくある
マッドサイエンティスト復讐劇に巻き込まれた若者達の
お話でしたが、ドタバタと暴れまくる勢いだけとっても
充分楽しめました。

及第点以上、満足のB級ハチャメチャムービーの珍作。

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>画像、捕獲DVDより。

さて、ゾンビの観察を始めて101回目。
独断でカテゴライズしたゾンビ態ですが
重複タイトルがあってもまだ100です。
どんだけ蔓延っているんだろうかゾンビ達よ。

…面白いな、ゾンビは!!

今回は101回目と言う事で気持ちも新たに
当ブログタイトルの参考にもなった
「私はゾンビと歩いた!」を取り上げてみます。
「生と死のはざまで」「ブードゥリアン」と言ったタイトルでも
世に出てる、愛しすぎた故の悲しき不幸の連鎖のものがたり。

こちらのゾンビは人間の肉を喰らう死んだ人間ではなく
ブードゥー呪術によって産み出されたらしい存在が登場。
らしいと言うのは誕生する瞬間は描かれていない為ですが
それでも始終漂うようなブードゥー儀式の太鼓の音が響き渡り
異様なブードゥーの浸透する気配を醸し出していて
なかなかの不思議空間。

雪降りるカナダからヤシの木茂る憧れの地ハイチの島へ
派遣された女性看護師は、働き始めた屋敷で夢遊病患者同然の
美しくも生ける屍と告げられた屋敷の主人の奥方と会う。
どうらや奥方は屋敷の主人とその弟との関係から心の病になったと
思われていたが、治療も侭ならず看護師はやがてはこの地に根付いた
ブードゥー教の司祭に診てもらうまでに…次第に病の元凶に
近づくにつれ、真相は意外な方向へ。


看護師、屋敷の主、その弟に母親…示したベクトルが絡み合い、
それぞれに抱いた思いは事態をただ悲しい結末へと導く。
縺れる思惑、ブードゥーに翻弄される様と、虚しいに尽きる。

不思議なブードゥー呪術に触れてみたい方はどうぞ。
太鼓の音が耳から離れなくなりますよ。

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公式サイト→「ビッグ・バグズ・パニック

ゾンビ観察記録もかぶりネタもありますがこれで到頭100。
まさかこの作品が100記事目になるとは思いませんでしたが(笑)
人間に何かが入り込みゾンビのような存在になるのは
ウィルス感染系を筆頭に「クリープス」に「スリザー」、「ゾンビリアン」など
数えきれない程ありますが、この「ビッグ・バグズ・パニック」の
それはまるで虫の体を残したまま発芽する冬虫夏草を思い出させる様な
風貌で、当ブログ的には新種発見で嬉しい限り。虫足ゾンビ誕生です。
巨大バグに何かを植え付けられた人間は暫くすると
人体の外観は残したままで体内の構造が変化して行き
最後には脇腹から節くれ立った節足を生やすという姿に変貌。
この異様な変態ぶりはなかなかの見応えあり。

このデカイ虫達はぜひともデカイスクリーンで観ておきたいと劇場へ。
さて、物語はと言いますとありがちな昆虫パニック物の流れを汲み
さして目新しい展開は無く及第点には及びませんが、それを補う
登場人物達の存在感や、やはり巨大昆虫がワラワラと現われ
ブンブン飛び回る世界はちょっとしたもので作品の印象はよかった。
この手の作品を大きなスクリーンで見られる事もそうそう無さそう
なのでそこはしっかり楽しんで来ました。珍しく中身が白いのも
虫酸が走りそうで良いのではないでしょうか。

☆以下、ネタバレあり。

確かにパニックはおきるのですが…おや?気が付けば辺りは
繭状にされた人々がゴロゴロで静まり返っています。
タイトルからすでに肩すかしのB級率アップの邦題で良いですよ。

女性の前ではかっこつけたがる口先だけの主人公が映画好きらしく、
嗜好が似ているのか頬が緩む台詞もいくつか。憧れの終末後(笑)
その父親がまた我先にのエゴイストで、その息子もまた利己主義な
こまった親子なんですが最後はかましてくれるし、
異常な状況に精神に混乱をきたしたのか主人公に惚れて
肉体関係をせまる金髪のお姉さんも、滅亡物ではありそうでも
あまり見かけない態でこれって意外と起こりえそうかもと思ったり。
とにかく人物描写は良かった感じです。

そしてラストがまた肩すかしでモヤモヤ。
あぁ異常に気になる!! 一体何が!!!
別に巧いオチじゃないんだけと好きですね、このモヤっと感。


虫好き、ゾンビ好きな私には合っていました。かなり好き。


>画像、チラシより。

いや〜楽しい♪

前作は不気味なテイストとPOVの雰囲気が相まって
怖さを誘い出して来ましたが、続編の本作は勢いがあり過ぎて
怖さを通り越してアドレナリン出てしまいましたよ(笑)
でも、これは面白い。本作は前作で触れられた
“取り憑かれた少女”に関わる展開が用意されています。
それを取り巻くように、前作で存在していても
登場しなかった人物、加え突入部隊やら新参入が続々登場し、
めちゃくちゃにされています。そりゃあもうグチョグチョと。
物語は待ってましたの展開に、そう来なくっちゃと個人的に
大盛り上がり。しかし驚嘆のラストフッテージは想像すら
及ばなかったです。暗視スコープの使い方が感心。

ソフト捕獲ヘビロテ間違いなし。大好きすぎる。

公式サイト→[REC/レック2]

関連記事
☆[REC/レック]劇場公開時の感想はコチラ
☆「レック/ザ・クアランティン」の感想はコチラ

>借りて来たゾンビ。

いよいよ公開されました、
あの[REC/レック]の直後の続編と言う
REC/レック2]!! 劇場に行けるといいなぁ。
1作目の公開時に観た 特殊なゾンビテイストは
続編でどう受け継がれているのでしょうか。あぁ、気になる。
…と言うわけで、今回はそのハリウッドリメイクの
「レック/ザ・クアランティン」を記してみます。
発売から随分経っているので類似レビューがあると思われますが
その辺はご了承下さい。

印象としては構成と撮影スタイルを踏襲している感はありますが
根本的なゾンビ発生の原因がオリジナルとは異なる描き方で
ゾンビの種類としては全く存在感の違う似て非なる別種ゾンビ作品
なのも興味深かったです。オリジナル版の目玉というべき発生源は
そう容易く描ける事態でもないと思いますので
かえってそこを軽く描きアパート内に広まった理由を明確にし、
感染者の状態を克明に表す事で事態の非常性を煽り、
隔離処置の行き詰まり的理不尽さとバイオレンス描写に重きを置いた
演出がより緊迫感を誘って、ゾンビとの攻防が見たいと言う方には
打ってつけの仕上がりになっていましたね。

☆以下、ネタバレありです。
オリジナル版[REC/レック]についても
書いていますので、未見の方はご注意下さい。
因に[REC/レック]の劇場鑑賞後、
詳細を知らずにBDを捕獲してしまったので、
DVD版の特典映像等はまだ見ていません(涙)

オリジナル版は
“悪魔憑きの科学的治療法確立に於いての未知の物質発見とその影響”
と言った意味合いにも思える根本が突出してユニークな世界観を
感じさせてくれて、しかも悪魔の物質的立証の可能性も示唆していて
いるところも斬新に思えゾンビ作品的にも非常に珍種で
素晴らしい部分でしたが、リメイクの本作ではその設定は
使われませんでしたね。狂犬病の症状と被せ、
ハルマゲドン・ウィルスという病原体の存在と
兵器研究所に何者かが侵入し盗み出された可能性を示すのみで
数多存在するありがちな謎のウィルスによるゾンビ化に終わって
しまっているのはちょっと残念ではありますが、ハルマゲドンという
善と悪の最終戦争の地と言う名の付いたウィルスの存在は興味深いです。

オリジナルには描かれていなかった要素として
鼠や飼い犬が襲い来る、撮影中のカメラが凶器になる
ドリルで脳天に穴を開けられているのに動き出す、
複雑骨折の足が千切れそうなのに立っている、
アパートから逃げようとした者は射殺、人体を喰らう…
等々といった、バイオレンス描写はシビアに観えて
オリジナル版とは異なる見せ方は受け入れやすかったです。


個人的にはオリジナル版のゾンビ態に面白みを見出しているので
本作の作品としての印象はそれよりは弱く及第点止まりですが
ゾンビとの攻防を感じる作品としてはオリジナル版より
トゲトゲしい雰囲気で見応えはありました。

皆様はどちらが好みでしたか?

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先日、ザ・フライを観てからというもの、クローネンバーグ監督作品が
無性に観たくなりまして、何か観たいと考えていた所「ラビッド」を
取り上げていなかった事を思い出したので観る事にしました。
クローネンバーグ監督の作品て結構毒気を孕んでいる気がして
1度観ると当てられて暫く習慣性みたいな妙な事になりませんか?


>画像、捕獲DVDより。

吸血風人体かじり付きゾンビテイストが異様な
不気味さを醸し出す血なまぐさい混沌バイオレンスの傑作。

事故に遭い重傷を負った女性が特殊な技術を用いて移植された皮膚
の副作用によって得体の知れない腫瘍が出来てしまい…と言った
肉体が異物に翻弄される様はクローネンバーグ監督の真骨頂かと。

☆以下、ネタバレありです。

その特殊な手術の副作用によって女は人間の血しか受け付けない
体になってしまい身近に現われた人々へ次々と毒牙を立てる展開に。
血を吸われた者もまた血肉を欲し人体に食らい付くと言った
謎の症状を発症し、街にはこれによる感染者が蔓延。
しかしこの感染者は発症すると早い時期に死に至るためか何も
判らずじまいで解決策を見出せない状況に、なんと発病したものへの
射殺命令が下される。ここからが血なまぐさい展開。
感染者に噛まれた傷からは血が溢れ、感染者は銃でバンバン殺され
血湧き肉踊る描写も重く、感染者が人を襲う時に掘削機で人をさしたりに
赤ん坊の浸かる湯船(?)が真っ赤だったりと心理的にもグサグサ来る。

手術を受けおかしな体になってしまった女は好きな男の下へと
向かいますが、男は女が感染源だと気付くと言い争いになり、
女は悲しみに暮れその場を去るも、自分が感染源ではないと
証明する為に行きずりの男の血を吸い、自分が感染させた男に
襲われるかと云う実験を試みる。…悲しすぎる。
自らを信じたい女の無謀な賭けを電話口で聞かされる男の
やるせない格別なもどかしさに、女が襲われる事が判っていて
あからさまに見せつけられるサディスティックな演出が冴え渡る。
…巧い。

そして、あのラストシーン。
感染者の遺体を焼くというイメージは
かの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」然り
現実的を含め残酷に思えますが納得出来る範囲内。
…ですが、まさかの“ゴミ”と同じ扱い!! 震えるくらい痺れる。
むざむざと殺されて野ざらしにされた感染源の女の遺体は
ゴミ収集車に放り込まれ、あれは明らかにペシャンコに…。
死の尊厳やら、死者への敬いなんぞ、どこへやら。
技術の過信と異物による翻弄から始まり混沌の支配後に残された
大切な“何か”を失った世界。…恐ろしく感慨深い。


卓越した脚本。完璧な演出。…見事でした。

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なんと来月にゾンビ映画が2本公開。
10月3日公開、無敵のスティーブン・セガール氏主演の「ZANGEKI 斬撃
そして10月24日にはあの続編「REC レック2」の公開!!
謎のウィルスが蔓延してます!! ようやく血が騒ぐ!!


ウィルスと聞いて忘れられないのはRAGEウィルス。
本作も既に語り尽くされた感があったのでどのタイミングで
投稿しようかと保留していましたがこのタイミングで登場(笑)


>画像、捕獲DVDより。右、ボーナス・エディション。

誰もが知るゾンビムービーの新時代の幕開けを告げたであろう
全速力ゾンビ達の驚愕。走るのはチョコチョコいましたが
その存在の恐ろしさが活かされたのはここからでしょうか?
個人的には「バタリアン」で見てから怖かったのですけれどね(笑)
公開当初もそうでしたが今でも「死んでいないからゾンビじゃない」
とか「ゾンビが走るなんて!!」という意見も多く聞かれます。
当ブログでは人間性を奪われると言うゾンビの原点から
共通因子を見て立派にゾンビとして受け入れる事にしていますが
皆様はどうお感じでしょうか。

☆以下、ネタバレありです。

しかしぶったまげましたよね、初めて観た時は。
こんな狂暴で化物じみた存在…感染し数秒で発症、
自らも血を噴き出しながら襲って来るフレッシュ感、
そのまき散らす血すら危険、痺れます。
本編で恐ろしさに拍車をかけて来た所は
頭髪が抜け落ちている様な兵士がいる事でした。
何故かは触れられていませんが、見た感じ
どんだけ強烈なストレスがその身に降り掛かっているんだろうかと
考えてしまい、私にはこの世界観を身にしみさせるのには
説得力ありすぎのビジュアルでした。

物語はRAGEウィルスの脅威から始まり、
次第に身勝手な人間の傲慢な面を垣間見せ、
更にはウィルスに感染せずともRAGEウィルス感染者と
同等の破壊力を見せつけると言う荒々しい姿に、
誰にでも内包するであろう人間の底知れぬ凶暴性を
感じずにいられませんでした。
見事な構成…感服。

そんな中でも
最後に希望がひょいと顔を見せるダニー・ボイル演出は炸裂。
地獄転じて呼びかけ…完璧なくらいのダニー節ではないかと
今見ても頬を緩ませる程感動的です。
あの突き抜ける様な爽快感は快感にも匹敵しそうなくらいの
出来でした。圧巻、脚本も合わせ素晴らしい大傑作。

コメンタリーではロメロ監督の例の作品にもちゃんと
触れていて頬を緩ませてくれましたし、
後に発売されたボーナスエディションは「28週後…」を
待ちきれない私には嬉しすぎるアイテムでした。


☆「28週後…」劇場公開時レビュー



>借りて来たゾンビ

パッケージと内容を誤解させるのも
最近笑えるくらいになって来た…わざとやってますからね(笑)
「ショーン・オブ・ザ・デッドに対する答」云々と言う肩書きは
アチラのメディア(→海外公式サイト)がコメントした煽りみたいだし、
答かどうかは見る人にもよると思いますが、
個人的にはイギリス風とアメリカ風のお国柄を含め、
語れる言葉は持っていないのでそこも置いといて…(笑)

コメディとひとくちに言っても笑劇に喜劇、滑稽劇と
意味合いも様々ですが、本作はあまりにもばかばかしい様を
つらつらと羅列した滑稽要素が多い印象。
滑稽、滑稽、実に滑稽のオンパレードです。
笑うに笑えない様も含め立派にコメディしてるかと。
「あ〜あ…」という顔に縦線3本入る感じが“引いて”いい感じ。
そう言う感覚が苦手は方には苦痛と感じてしまうかも。

どんなゾンビに出くわすのかと期待しながら見ていると
ゆるい展開の中急にの殺人事件発覚。徐々に血糊も多くなりつつ、
大騒ぎのパーティ会場から一気に目を引き
チェーンソー、ドリル、オノ、トンカチのDIYな攻防もよい。
最近、血まみれシーンで笑かす作品には出会ってなかったので
そんな勢いからか久しぶりに血まみれで所々笑ってしまいました。
個人的には充分楽しかったですよ。及第点は軽くクリア。

私はパッケージのイメージを当てにしたり、読んだりしてしまうと
その場で凹む事があるのでなるべく解説とか読まずに借りてしまうの
ですが見てビックリ。「ウォッチメン」のあの人が出ているじゃ
ないですか。大活躍ではないにしろなんだか嬉しかったり(笑)
エヴァーさんもなにげにキャラダイン家親族共演だったり。

登場ゾンビですが蘇ってノロノロ歩き人肉を喰らう
それではありませんのでそう言ったゾンビ態以外認めないと
言う方には物足りないかも。でもやられ方はアナログ感で潔く
そこ重視で気持ちがよい。

☆以下、ネタバレありです。

持ち主に幸運を授けると言われるとある箱。
その箱にはタイ人と呼ばれる男が施したであろう儀式によって
幼子の魂が綴じ込められていて、一端箱を開けてしまうと
幸運を招くはずの魂は邪悪な面を見せ始め災いを招くと言った様相。
邪悪な魂によって、人々は殺しまくられ、殺された人々は一部を箱に
入れられるとなんと蘇る死者となり、次々と共同体を増やして行く。
なるほど、憑依系ゾンビですか。
またけったいな箱が見つかったものです。
憑依系ゾンビに新しい仲間が増えましたね。

はじめに出くわした血まみれ死体の血で滑ってドタバタや
首にチェーンソー喰らったままアタフタはおかしかった。
死なないからとは言え首にチェーンソーくっ付けたままドタバタするのは
初めてみたかも。そうか、ドタバタコメディだね。
ボスゾンビが死体の頭をパペットの様に手首にはめた
たたずまいがまた妙におかしくてでかした感。

結局何者か解らない呪術に精通しているらしい放浪者に
所々で急に挿入される歌と大味かまされるのもご愛嬌。
…大味って、急に食べたくなりませんか?



>画像、半券+チラシより

TVの情報番組で落ち武者ゾンビという言葉を聞くまでは
機会があったら観ようかな〜くらいにユルマークだったのですが
ゾンビと聞いては観に行かなくてはと早速観察。

内容は竹中監督の映画愛からオマージュ盛れてると言った感じで
気が付けば頬が緩む事間違い無しの思いつき&想いのタケぶちかましで
楽しいです。個人的な受け方ですが竹中直人さんの
土足で心に踏み込んで来て土足置いて去って行かれる気になる
独特の笑いのニュアンスは妙に好きで、
愕然≒心奪われる+奇怪しい≒可笑しい、みたいな
そう言うエッセンスが本編にも充満していて愉快です。
東京イエローページ、恋のバカンス、デカメロンそして
山形スクリ〜ムへと受け継がれる血脈も
お好きな方にはたまりませんよね。

オフィシャルサイト→山形スクリ〜ム

サプラ〜イズ♪ サプラ〜イズ♪
私にとって今年の劇場ソンビ観察一発目となりました本作。
う〜ん、しかしやられた驚いた、予想以上にゾンビ態(笑)
しかも落ち武者ゾンビというゲロゾンビ御意跋扈!!
さらに見た事もない動きもする新種にして珍種(笑)
蘇った落ち武者が現世の女子高生に恋してしまうという
宣伝文句であってますけれど、それ以上に取り上げて欲しい
女子高生スクリ〜ムトリオが
たまらなく素晴らしい!!
KSJK(決心女子高生)vs.OMZB(落ち武者ゾンビ)の攻防は
一見の価値があると見ました。
女子高生バトルムービーの秀作death!!

☆以下、ネタバレありです。

とにかく女子高生スクリ〜ムトリオが良かった!!
(女子高生は4人いますが成海璃子さんはソロスクリ〜ムパートで別行動)

☆女子高生改造マニア!!
☆女子高生チェーンソー!!
☆女子高生読モ自分LOVE!!
☆改造耕耘機ぶちかませ!!
☆携帯電話最強!!
☆チュウコ、ケイ、ムナエ、カワイイぞ、お前達!!

波瑠さん、カッコいい!!
紗綾さん、イカしてる!!
そしてSTモの桐谷美玲さんが抜群に痺れました。
TVドラマ等でお見受けしていましたが今回はガッチリ嵌りました。
CAWAIIIIIだけで充分いいです、桐谷さんは(笑)。要注目。
女子高生全員に拍手!!!!! パチパチパチパチ!!!

ゾンビ的には殺されて落ち武者ゲロをかまされて
その成分(?)で死体が蘇るのですが、なんと全員
眉毛ボーンの散切りロンゲスタイルに変容(笑)
そこが落ち武者ゾンビたる所以でしょうかね。
そんな容姿でも群がって襲いかかる姿はゾンビのそれ風だし
新種大歓迎の当ブログですから、非常に楽しませてもらいました。
成り行きでもゾンビと共存を提示している所もなんだか面白いかも!!



ロボゲイシャを控える井口昇監督の存在感も忘れられません。

CDで聞く竹中直人さんもいろいろありますね♪。

>画像、捕獲DVDより。

ロメロゾンビ整理中横道レビュー。
今から35年前の1974年が製作となっていますが
「地獄のモーテル」と並び、まさに今現在こそ観て欲しい
そんな内包するテーマが興味深いですよね。
エコですよ、エコに向けての警鐘ですよ!!
きっと現在がこんな混沌とした世の中になると
予言していたのでしょう。

数あるゾンビ作品と特筆したくなる程違うのはその発生原因。
そして死体が歩くというしっかりとした恐ろしい風貌。
特に日本人には印象深く感じられそうな効果音と物語の結末。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の影響を受け製作された
とは言え、そこここで点滅する独創性はずば抜けて光る傑作ですよね。

以下、ネタバレありです。

コンセントに差し込んでおけば虫等ゴキブリや鼠に
若い人間までが近寄らないなんて商品はゴロゴロしていますね。
本作のそれは超音波を虫の神経に作用させ怒りによって殺し合いを
させ駆除するとんでもない代物。人に優しく生き物に厳しい
何をもってエコとするのか、結局は人間本意とも思えてしまう
エコロジー問題をも浮かび上がらせる発想も今以て素晴らしい!!
死体が生き返るかどうかは“まだ”起きていませんが、
携帯電話の電磁波や高圧線からの低周波による
偏頭痛が影響し精神に変化をもたらす事も懸念されていると言われる
昨今、意外と現実味を帯びて来てはいませんか?ウイルスなんかより
身近で怖いかも。その内死にたての死体なんかボコボコ生き返りそうな
気がしませんか?クワバラクワバラ。
本作では時間の経った死体でもゾンビがある行動をすれば蘇られるという
奇抜な展開までありますが、悪魔崇拝も匂わせる事で科学と信仰を
合致させた面も観られ、それもまた今以て興味深いです。
21世紀向けゾンビ作品と言っても全く遜色無しでしょうか。
何でもありって逆に深すぎです。

音も立てず忍び寄る雰囲気のゾンビ達が気味悪い。
がつがつ喰わずにちょっとずつ静かに食する様も上品で不気味。
解剖された死体も登場し異様さも際立っておどろおどろしい。
おどろおどろしいと言えば、挿入される効果音もまた
ヒュ〜ドロドロドロ的に日本人には耳当たりがよく(?)て
恐怖心を煽って来ますし、最後は死者の復讐譚と来れば
もう非の打ち所なく大好きですよね。

事件に巻き込まれた真実の男が傍若無人な人間によって
葬られてしまう切実さが悲しくも憤りを感じさせ
鮮烈な印象を残すパセティックな様相も胸を打つ。
墓石を引き抜いたり、墓石で扉をぶち破ったりの
ゾンビ達がまた絵面的にも鳥肌が立つくらい痺れる!!
道具を扱える事が記憶を示唆して
あのエンディングが際立ちます。

…抜群!!!






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