“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
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ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
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☆「地獄の血みどろマッスルビルダー」
和製インディーズゾンビムービーの傑作発売から2年…ついに「地獄の血みどろマッスルビルダー完全版」となってWHDジャパン・フォワードレーベルから正規版DVDが発売中です!!
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1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
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興味のある方は是非お手にどうぞ!!
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プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
→私的暫定ゾンビランキング(〜2014)ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
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>画像、捕獲DVDより。
さてロメロゾンビレビューも次作発表までは、残すところ本作とランドの2本。(いや…厳密にはまだゾンビBOX版の感想もありますが。)「サバイバル・オブ・ザ・デッド」公開後のタイミングも当ブログ的には良かったかも。相関図や題材も似ていて比較も出来るしそんなわけで旧三部作最終段階「死霊のえじき」を取り上げてみます。
私は完全版DVDが発売になっても暫くはビデオ版を見ていましたのでDVD揃えようと思った時にはスマイルBESTが出てました。悪名高き最終版はこのブログを始めてから見比べてみようと用意。私は劇場では未見でして、どのバージョンが劇場版に近いのか解りません。ビデオ版でしょうか?ご存知の方いらっしゃいますか?
死者が動き出して幾日か…招集された研究者達とそれを見守るべき軍人に、通信技師やヘリ操縦士はフェンスで囲われた地上入口から入る巨大な倉庫でもある地下施設へと移り住み、危機を乗り越えようと日々を送っていた。研究者達はゾンビ発生の原因や処置方法を探り出そうとしているが答を導き出せないでいる。やがて閉鎖空間へと追いやられた彼らは不安と不信を募らせ対立が激化、お互いに銃口を向け始め…。
☆以下、内容に触れていますのでご注意下さい。
完全版の方の内容は良いですね。ビデオ版には無かったシーンも2ヶ所見られビデオ版では確認しきれなかったゾンビ達のこまかなディテールがしっかりと判り造形の見事さが際立ちます。おかげで残酷度もアップした感があり素晴らしいです。その完全版の映像特典に収録されたメイキングにプロデューサーに言葉遣いが汚いと指摘されていたそうですが、最終版はその流れでのプロデューサーによってか勝手に編集されたものでしょうか。残酷シーンはとことん削除でセリフまで変更されている代物で驚きです。ただ最終版に全く意味がないかと言いますと私にはそうも言えなくて、“心あると示した心ない行為の無残な犠牲”の証拠として受け入れるのもありかなと。その最終盤には最も肝心な“楽園へ連れて行ってくれ”と訳された特に印象悪いと思えないセリフまでカットされていて、転じて映画製作に対しての秘められた意味があるのではないかと勘ぐらずにいられませんでした。画像面で言うと完全版が16:9で横長なのに対し、最終版は4:3の縦長で完全版では切り取られた見られない上下の映像が存在していて、画質はともかく日本版のDVDで見られるのは今の所これだけでしょうか。因にビデオ版4:3も上下が存在しているものでした。それらに対し完全版ではビデオ版最終版で切り取られた左右の画像が見られ、この事から上下左右の画像が全て入ったフルフォーマット版の存在が見えて来そうです。あったら見てみたいですねフルフォーマット版。私は4:3TV画面サイズは劇場版の左右をカットしたものだと思い込んでいましたが「ザ・クレイジーズ特別版」に収録されたフルフォーマット版から劇場公開の為に上下をカットする場合もあると解り、今回改めて3パターンを見比べてみて資料としては面白いと感じました。ただ、最終版発売当時期待して買われた方はショッキングな作りだったでしょうね。心中お察しします。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」から最新作の「サバイバル・オブ・ザ・デッド」までの6タイトル中で唯一と言えそうな、白昼の高い建物の並ぶ近代的な街並みの中でアスファルトを歩み進むゾンビの群れがしっかりとみられ、その異様さは最も終末観を煽り世界崩壊の完璧なイメージを作っています。この冒頭のゾンビシークエンスには初見時では感動すら憶えました。更にはタイトルを引き込む通称ドクター・タンに始まる体の損傷が激しく見るからに死んでいるであろうはずの人間が動いているビジュアルは、全ロメロ作品を通してもずば抜けて素晴らしいです。内臓を撒き散らしながら動く死体、脳と首から下しか無いのに動かせる死体、果ては上顎から上の頭部だけなのに目をぎょろっと動かしていたりと、死者が動いているイメージは旧三部作では前二作を遥かに凌ぐ異様さでした。頭を攻撃し機能停止させなければ、頭と繋がっている部分はどんな姿でも動いていられるのかと言う疑問を一気に解消してくれた、動く死体とはどんなものかをビジュアル面で徹底してみせてくれた事ではシリーズ中では最高の出来でしょう。これこそ私が見たい“死の主張”たるゾンビに最も近いです。中途半端な損傷ではなくここに描かれたような見るからに生きているわけがない姿が動き群れをなして大挙し押し寄せる様をロメロ監督作で見てみたいと今だに夢見ています。…とは言えゾンビは人間の姿であるからこその恐ろしさもあると思いますのでその辺のシチュエーションも非常に大事なのですけれど。
ロメロゾンビシリーズは「サバイバル・オブ・ザ・デッド」で6作目を迎えましたが私にとってはこの「死霊のえじき」はシリーズ中ではランキングが最も低くなってしまいます。その理由も明白で私がゾンビ映画にに求める“死の主張”対する“死を笑うもの”の図式が希薄な事にあります。先にも書きましたが“死の主張”たるゾンビ達の存在感はシリーズ中最も高く素晴らしいのですが、対する“死をあざけ笑う”ような人々の存在感が弱い為です。実験材料やゾンビ標本に見るゾンビ虐待をイメージさせるシーンはあるのですが、研究という括りと見ると、ゾンビ達を楽しみながら撃ちまくったりからかうと言う存在には遠く及ばず。それともうひとつは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の冒頭の墓場シーンや「ゾンビ」の牧師が祈りを捧げたという地下の死体置場と言ったような“死者が蘇って来た”と感じさせるシーンも際立った感無く、そう言った意味では私にとってはシリーズの中でもこの作品だけが異質な感覚です。
まだここまでの三部作しか存在しない頃、実はロメロゾンビが“人がただ死んだだけで蘇る”と信じていた私には、この作品だけは何度見ても“死んだだけで蘇るのではないのかも”と不安に落ち入る瞬間がありました。博士が撃たれて死んでから蘇らないのを不審に思ったからですが、バブのその後の行動を踏まえるに、きっと見えないところで脳に損傷を受けたのだろうと思うようにしました(笑) そういったゾンビ定義は後に見る「ランド・オブ・ザ・デッド/ディレクターズカット」のコメンタリーでロメロ監督自身の発言から揺るぎないものになりましたが。
それでも映画的に見ると、終末世界に落ち入ったにも関わらず己の主張を通し自らが信じる道だけをつき進む相容れない人間模様を狂っているように描き出した秀作ではありました。管理体制の軍人には軍人の、解らない事は無いと信じる研究者には研究者の、抑制や科学を信じない傍観者には傍観者の、それぞれの行為が他の相手には異常で全く受け入れ難い存在として取り上げられ、誰が正しいかも間違いかも示さない相関図は曖昧さが見事でした。
完全版収録のメイキング映像で80年代という時代は政治や軍への不信や金融制度の崩壊による不安と言った今まで築いたものが意味を成さなくなった時代と語ったロメロ監督ですが、それを踏まえつつ考えれば、不信や不安を招く考え方の違いや価値観の隔たりが最たる題材で、三部作最終段階にあって人間が人間を滅亡に導くという状態がはっきりしてしまえば、“死者の主張”や“死を笑うもの”の入り込む余地などもはや必要はないでしょう。それはミゲルのしでかした“人の手によって全てを終わらせようとする行為”からも伝わって来ます。
さらにもうひとつ、「死霊のえじき」にはゾンビ側からも驚異的な事実が放たれていました。博士によるバブのゾンビの飼いならし実験から導き出された危険行為です。ゾンビは生前の記憶に伴った行動を示す事から様々な文明技術に気付かせようとカミソリやカセットプレイヤー、果ては拳銃まで与えます。そしてバブは拳銃の引き金を引く事に気が付き、食欲衝動を満足させてくれた博士の死に憤り嘆き悲しむの様な行動を見せ、拳銃を人に向け発砲します。これは親しく接してしてくれた博士に対する報復行為ととれますが、そのシチュエーションがもしバブの忘れられない思い出と重なった生前の記憶に従った行為だとしたらと思い、私はこれを「ゾンビは拳銃でも人を殺せるんだな」と単純に恐ろしく感じて、ゾンビ達が喰い殺す以外の“人間を殺す手段”に道具も活かせると示した瞬間とも観ました。ゾンビ達が示す行動には常に死に導くと附随すると捉えれば、後に描かれる「ランド・オブ・ザ・デッド」や「サバイバル・オブ・ザ・デッド」も、それぞれいっそうの終末観へと誘ってくる恐ろしくも素晴らしい作品と見る事が出来ました。相変わらずの個人的な解釈ではありますが、そう言った面も踏まえて見ればそれらの終末観は常に最高潮で痺れてきます。私が「サバイバル…」のレビューで書き記した“新事実から示された人類滅亡への向けての捉え方”は、すでにこの「…えじき」で描かれていた事が考えるきっかけになっていたのでした。それはすべてロメロ監督の演出から導かれた事柄で、私自らの想像力から来たものではないと断言し付け加えておきます。
「死霊のえじき」
…ゾンビ世界が導いた人のひとつの末路。
旧三部作最終章に相応しい存在感でした。
さて、以上が私が「死霊のえじき」に抱いた感想です。
これから完全版に収録のオリジナル脚本「DAY OF THE DEAD」を
読む事になります。初見です。「…えじき」のレビュー書き終えるまではと
我慢していました(笑)。読後に考え方も変わる可能性もあります。
どんな内容か非常に楽しみです♪
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