“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
なんとなくつぶやいています。
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「ゾンビと暮らす。(仮)」
☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
めざせ!! ゾンビ小説家!!
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ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
新着ゾンビ小説紹介。
☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
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百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
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簡易ギャラリー的ブログ紹介。
☆奇怪漫画製作部 のざらし倉庫
ゾンビ映像化案内。
☆「地獄の血みどろマッスルビルダー」
和製インディーズゾンビムービーの傑作発売から2年…ついに「地獄の血みどろマッスルビルダー完全版」となってWHDジャパン・フォワードレーベルから正規版DVDが発売中です!!
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日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
和とゾンビの融合!!!!
当ブログの感想はコチラに。
【予告編1】【予告編2】
doragodonさんのブログはコチラから。
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自作ゾンビ漫画紹介。
☆「月刊 退廃トラウム」好評配信中!!!
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[07/19 snowman]
[01/25 snowman]
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[10/25 snowman]
「プラナリア・プログラム」
☆続篇思案中にて。
「すろ〜ぺ〜す・ぞんび君」
☆めざせ、ゾンビ漫画家!!
[PR]南瓜金助作画参加媒体。
☆漫画やイラスト等を描いています。
参加同人誌紹介。
☆駕籠真太郎先生企画監修
うんこ100選
〜世界がもし100個のうんこだったら2〜
1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
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興味のある方は是非お手にどうぞ!!
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プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
→私的暫定ゾンビランキング(〜2014)ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
ゾンビと歩む。
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ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。
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>衛星より受信。
当ブログでは掲げている通り「ゾンビ保護区」という目的を持ち、ゾンビあるいはそれに準ずる存在であれば、その全てを保護し守って行こうというスタンスで展開しているわけですが、いつものように作品鑑賞後にいくつかのサイトで他者の感想を探ってみると悪評悪評悪評ばかりが目に付く…久々に遭遇してしまいました、ほぼ低評価と言う最優先とすべき保護対象ゾンビを。
…とは言っても、私自身の本作の評価は、傑作と言い切ってしまってもいいくらい気に入っていて、なんで悪評ばかり書き込まれるのか理解できないと言った困惑した状態。ウイルス感染系ゾンビですが、私がゾンビ映画に求めたい、人類の存亡の脅威となった恐れるべき「"死"にぞこない」と、極めて「残酷な性質を露わにした"人間"ども」の姿はしっかりと描き込まれているし、まぁ、とにかく状況も環境も登場人物も酷い酷い。ダメぶりを列挙した行動に所業が気分の悪さを誘い、身に沁み込ませてくるあたり、同意も出来ず酷く醜く救いの無さが目に余る程、不愉快極まりない雰囲気。その辺りが作品の印象を悪評へと変えてしまう要因なのかもしれないけれど、本作は"そこ"を「作品」として「楽しむ」部類の映画ではないかなと感じられ、私の考えすぎかもしれないけれど、「感情移入できない」と言わせれば、それはもしかすると監督の思惑通りかもしれないし、個人個人の捉え方の違いと言ってはそれまでですが、悪評=面白くない、とは限らないという事を改めて気づかされた作品でもありました。
本作は是非、事前情報を得ずに先入観なくご覧になってみて下さい。そこで浮き彫りにされた思いがあなた自身なのかもしれません。
☆以下は内容に触れていますので未見の方は注意。
まず冒頭、外界から隔離された収容所から、感染した人間の変貌を5段階で説明してくれる、親切なまでの演出で始まるわけですが、文字通り「解りやすい」世界観の提示。レベル1は治療で助かるかもしれない状態で、そこが本作の肝となる部分。医者などの事態打開に必要な人物は最優先で治療を受けられ守られるが、それ以外が見捨てるという、常軌を逸した終末観の示唆。もうこの時点で、あり得ないと感じる方は評価を落とし始めるのではないかなと思われます。
さらに死体を銃で撃ってから破棄していると思われる姿を映し出し、「死者への冒涜」にも思える演出が不穏をあおりそう。当ブログ的にはまずこの場面で痺れましたね。そして、次に迎えるは収容所から外界へ出る為のトンネルでの一幕。医師を含めた4名と言う心もとない人数での、感染していない人々を救出しなければいけない作戦の為に、出発する事になったのですが、外界とを遮断している扉を開けるなり押し寄せるレベル2、3辺りの感染者達の襲撃。助けを求めている感染者も含め、銃で殺しまくり、バットで殴りまくり、足蹴で踏み殺してゆきます。「慈悲など存在しない」と言い切った上官の言葉通り、感染していてもまだ人間性を持った者まで容赦なく殺しまくります。この既に度を越している序盤で、観る者を篩にかけるかのような事態がさらに作品の印象を悪くさせてゆきますね。嫌悪感の煽りがすごいすごい。
外界では、死者を首吊りにし高く掲げる見せしめ的な映像を映し出し、よくあるパターンではありますが、「死を弄ぶ」感覚はやはりシビアですから、放置されたままの感染者たちの不安を煽るには充分でしょう。空腹や物資調達が目的で襲い来るという感染者が「死んだふり」までして、感染していない人間を囮にし強奪を企てる姿もまた、常軌を逸しているし、放置されたままの感染者たちがゴミだらけの街中で暮らしている姿も、収拾のつかない現状の辛辣さを物語り、さらにワクチン開発を称した人体実験を繰り返していると言うようなコメントもまた、狂気の沙汰を増長してゆきます。
空腹、飢え、キチ〇イ沙汰…そんな中で救出隊は、感染者が人間を喰うのではないかという事態に遭遇します。のちに現れる食人行為を、流れを作ってからわざわざ持ってくると言う、またしても親切な作りと、その”感染者を「怪物=ゾンビ」に仕立て上げる為の強引さ”が、個人的には楽しかったりして、ゾンビが何故人間を喰らうのかと言う素朴な疑問の簡単な理由付けではありますが、描きどころとしては目新しくここも監督の描きたい部分であったのではないかなと、想像してみたりしました。
非感染者を救出に向かった一行は、感染者たちの襲撃にさらされながら、ようやく目的地である学校に辿り着きますが、案の定、感染が蔓延した後で、助けを求め半狂乱のになった女性をあっさり刺殺し、隊員はその行為をさも当然な行いだと主張します。恐らくはこの時点で、度重なる異常行動に対する鑑賞者の不快感が爆発してしまいそうな雰囲気。さらに追い打ちをかけるように示す、感染者の連続襲撃に見せる殺傷行為で攻め続ける演出がまた、主観映像のゲーム視覚が”遊び”的印象を誘発して、非常に”厭な世界”を築きあげてゆきます。
そして許せないであろう決定的なな最悪の事態、医者と名乗った主人公は実は医者ではなく、家族の事だけを心配する”ただの母親”だったと判明。知識も防御力も皆無な”なにも持たない”母親が離れ離れになってしまった家族に会いたい一心から医者を名乗ったわけですが、結果、大勢の感染者を殺させ、救出部隊を壊滅に導き、何も得られなかったという、死ななくても良かったはずの大量虐殺だけが残る、不快極まりない自己中心的行為が露わにされ、鑑賞者の怒り大爆発と言った所でしょうか。その抱いた怒りは、人としてたぶん当たり前に沸き起こるもので、間違ってはいないはず。そして以前の私だったら主人公に対して疑問符を投げかけていたことでしょう。しかしながら、私も娘を大事に思う身…”崩壊した人間”が蔓延る世界で、娘一人をほおってはおけないだろうし、何としても助けたいと考えてしまいそうだなという、思いもこみ上げてきました。人類を取るか、家族を取るか…究極の問題を突き付けられた感も手伝い、感慨深い瞬間でもありました。
そこから、娘救出にかられる母親に賛同した女性隊員が、感染者に連れ去られ、内臓を喰われると言う事態に巻き込まれてゆくのですが、自らの腹を切り裂かれ、内臓を引きずり出され、貪り喰われる姿を、お決まりの主観映像で見せつけてきます。とても不快な雰囲気の中、母親は女性隊員を喰ったやつらを銃で撃ち殺し、はたまた顔面の肉がそげるほどに銃尻で殴り続け殺します。仲間も感染者もどんどんどんどん死んでゆきます。
ようやく母親の自宅へたどり着いたのだけれど、娘は感染していて、父親は娘を襲わないようにするために車のトランクに自らを閉じ込め死んでいる姿で発見…それが正しい行動かどうかも考えられないくらいの切迫した滅茶苦茶な世界がここにもありました。母親は、感染した娘を助けたいがために隊員を装わせようと自分が着ていた防護服を着せ、母娘二人で収容所へ向かましたが、収容所の入り口は感染者だらけ。防護服を着ていない母親は感染者に間違われ撃たれてしまうのですが、意識が朦朧としている中でも、その姿を見続けているであろう娘にとっての非常に酷い場面。そこから母親は、娘の防護服のマスクの窓枠部分に、自らの血でハートマークを描き「愛してる」と告げる姿を見せるのですが、その”愛”への違和感が絶大で異様に思えてきたのは驚きでした。私の中では、母親の示した愛は愛じゃなくなっていた事の真実…異常事態前では当たり前だった愛が、もはや非常識へと移行させられ、最終的には”愛”を"異常”として描き切ったのではないかと思えたのも非常に残酷で”よかった”のではないでしょうか。私自身の抱く娘への愛もきっとこの世界では異常になるんだろうなと犇々と身に染みてきました。物語は、防護服を着させられ医者と思われ収容されてゆく娘の主観映像で幕を閉じるわけですが、想像するに、感染した娘は明らかに医者とは思えない容姿だろうし、母親のしでかした数々の仕打ちに加え、この世界での娘の末路は、もはや語るまでもない残酷な事態だろうと、ただただ途方に暮れる始末…最後の最後まで無残に徹する姿勢もまた、見事だったと思います。
ファイラ・ウイルス…感染した者を、異常な程の暴力過多な略奪行為を引き起こさせ、空腹における食人行為を招く者も現れ、そして最終的には凶暴な化物へ至る。…当ブログには、新たなゾンビウイルス出現として、記録しておきましょう。
見返してみると、始終防護服に搭載されたカメラによる主観映像が、いわゆるテレビゲーム的感覚へと強引に誘うのですが、冒頭からゲームへ寄せてゆくセリフをちりばめて映画の中での「現実とゲーム(=非現実)」の境界線を曖昧にしてみせ、それでもなお主観映像を取り入れて続けることで、この世界はすでに「現実的感覚が死んでいる」と言った意味合いにも感じ、改めて面白さも増したような気にもなり、好きな作品であることには変わりなかったです。
結構長々と書き込んでしまいましたが、この極個人的印象が監督の真意であるかどうかは別としても、当ブログ的にはこのような感想を抱けた作品であった事は確かで、相当有意義な作品でした。自らのモラルを知る機会だと割り切って、観てみるのも良いかもしれません。
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