“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
なんとなくつぶやいています。
[PR]18禁漫画紹介。
☆「小林少年(丸)」名義電子書籍配信中
[PR]18禁電子書籍紹介。
☆「おかさき潤」名義の18禁電子書籍
「ゾンビと暮らす。(仮)」
☆自作ゾンビ物語
[portrait of the dead]
めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
ブログ内検索。
ジョージ・A・ロメロ監督作。
☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
新着ゾンビ小説紹介。
☆「ゾンビ百人一首」
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
簡易ギャラリー的ブログ紹介。
☆奇怪漫画製作部 のざらし倉庫
ゾンビ映像化案内。
☆「地獄の血みどろマッスルビルダー」
和製インディーズゾンビムービーの傑作発売から2年…ついに「地獄の血みどろマッスルビルダー完全版」となってWHDジャパン・フォワードレーベルから正規版DVDが発売中です!!
おめでとうございます!!!!!
↓↓↓↓↓
↑こちらがパッケージ画像です
DVD-R限定版情報
↓DVD-R発売情報専用ページ
日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
和とゾンビの融合!!!!
当ブログの感想はコチラに。
【予告編1】【予告編2】
doragodonさんのブログはコチラから。
おめでとうございます!!!!!
↓↓↓↓↓
↑こちらがパッケージ画像です
DVD-R限定版情報
↓DVD-R発売情報専用ページ
日本に於けるゾンビ映画に新風を
吹き込む気鋭doragodonさんが挑む
和とゾンビの融合!!!!
当ブログの感想はコチラに。
【予告編1】【予告編2】
doragodonさんのブログはコチラから。
自作ゾンビ漫画紹介。
☆「月刊 退廃トラウム」好評配信中!!!
最新コメント。
☆コメントは承認後公開となります。
[07/19 snowman]
[01/25 snowman]
[01/21 snowman]
[10/25 snowman]
「プラナリア・プログラム」
☆続篇思案中にて。
「すろ〜ぺ〜す・ぞんび君」
☆めざせ、ゾンビ漫画家!!
[PR]南瓜金助作画参加媒体。
☆漫画やイラスト等を描いています。
参加同人誌紹介。
☆駕籠真太郎先生企画監修
うんこ100選
〜世界がもし100個のうんこだったら2〜
1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
通販のお申し込みはコチラでも
受け付けています。
興味のある方は是非お手にどうぞ!!
〜世界がもし100個のうんこだったら2〜
1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
通販のお申し込みはコチラでも
受け付けています。
興味のある方は是非お手にどうぞ!!
プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
→私的暫定ゾンビランキング(〜2014)ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
ゾンビと歩む。
amazon。
カテゴリー。
ゾンビブログ紹介。
☆相互リンクさせて頂きました。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ロメロゾンビ整理レビューも
横道に反れてばかりですが(笑)
ご存知、ロメロゾンビビギンズ
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を
トム・サビーニ氏が監督でリメイク。
脚本をロメロ監督が起こしていますし
ゾンビの描き方やしっかりとした手堅い演出に
正統な血統を受け継いでいる様相でしたね。
☆以下、ネタバレあり。
今だに観て驚くのはトニー・トッド氏の泣き!!
ゾンビ発生の生き地獄、辛く悲しい筈なのに、
そんな感傷に浸っている場合ではない程の
緊迫した状況に於いては感情を超越してしまって
泣きたくないのに涙はもう止めどなくただただ
溢れ出てしまうものなのか…と考えさせられた
トニー・トッド氏の泣きの演技は秀逸ですよ!!
心から体から強烈に抗う姿を醸し出し素晴らしいかと。
映画全般でもこんな演技初めて観た気がしました。
そこだけでも感動に値します。
人の死後、歩き出す姿が不気味であると同時に
ある意味滑稽さも備わっているという、
本作に観たそういった動く死体達の存在感は
数あるゾンビ作品の中でも特に好みです。
そして終わる間際に見せつけられた
人々の繰り出す“衝撃的”な無謀…
オリジナルに観た程の“衝撃的”なエンディングの
含みとは別でしたが、生き残った人々の繰り出した
その“行為”が“状態”へとより広がりをみせて描かれ、
のちに「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」でも
伝わって来る最もストレートな課題が
非常に解りやすく表現されている所も
興味深いですよね。
個人的にもゾンビ映画でみたい
死の主張対する死を笑うものといった図式も
描かれていてかなり好きな作品でもあります。
さて、お次の関連作品は、「悪魔の墓場」といきましょうか。
その後に「ゾンビ」にいこうかな、そろそろ(笑)
PR
>画像、チラシより。
なんだこりゃ!!
行ってきましたよ、今年初の劇場ゾンビ。
劇場と言っても映画館では無い死霊たちの舞台歌劇。
オリジナルや韓国版は見ていませんがそっちも気になります。
しかし劇場に着くなり機材のトラブルで30分遅れての公演との
告知が…のろいか?。結局、大幅に遅れ本来の公演時間を1時間以上
オーバーしようやく会場。これにはかなり待ち疲れましたが
何が起きるか判らないのも生の恐ろしさですから
想定の範囲内でしょう。あぁ、恐ろしいっ!!!
安い!! 緩い!! わざとらしい!!
いや、これ、褒めてます。私はかなり楽しんで来ました。
初日と言う事もあってか、緊張と不安の中異様な興奮が伝わります。
観客も解っているみたいで開始から場内には笑いが溢れ、雰囲気は
よかったです。私は笑い所はやはり映画からの踏襲場面でした。
“床板の扉”に始まり“手”や“取り憑かれる家”、“一人芝居”等も
押さえつつ、やはり鍵となる“愛の大袈裟”も描かれていて、しっかり
血飛沫も巻き散らかしているしで、笑かしてくれます。
内容は映画版の1、2に特別なエンディングが加えられた
混ぜ合わせバージョンでその辺の事についても軽く
触れたりしているので頬が緩みます。
「死霊のはらわた」と言えばある意味主人公は森ですから
草や木に扮した三人の彼女達にまずは、拍手!!! 最高です。
草木が素晴らしいと感じたのは劇団四季の
「ライオンキング」以来でしょう(笑)。私も幼稚園の頃
演劇で木を演じました。今思えば動けば伝説になったかも?(笑)
アッシュ役の諸星さんの突出したキャラクター性は
やはり消える事無く炸裂しファンにはたまらないものでしょうね。
私は当然(?)女性陣にばかり目が行っていまして(笑)
大和田美帆さんは可愛らしくも、強烈な高笑いを見せ
見事な取り憑かれっぷりで感心しました。非常によかったです。
高橋“グッピー”由美子さんの歌唱力は抑揚の
付け方も心地よい響きで素晴らしいし、
瀬戸カトリーヌさんも負けじと唸る!! 叫ぶ!! 吠える!! の三拍子。
上山さんはやられっぷりをぐるぐると怪演し、
右近さんは憎まれ役を、森本さんは疎外っぷりで
それぞれ存在感を醸し出していました。
で、肝心のゾンビ態ですが、メイクはそう凝ったものではない印象。
作品の性質上、早変わり態もあるのでその辺はやむを得ませんか。
ご存知の通り、取り憑かれ系ゾンビなので騒がしいし暴れ回るしの
狂乱ぶり。歌って踊るので活き活き(笑)としていますから
死体が暴れまわっている感は若干希薄ですが、
とりあえずゾンビなのでそれでもいいです(笑)
惜しむらくは冒頭の車のカラーリング。そこは凹み。
舞台ではやはりサム・ライミ監督の破壊力は難しいみたい。
でも無茶感は伝わって来ました。貴重な体験ではあったかも。
私はこれで早々に見納めですが、始まったばかりですから千秋楽まで
まだまだです。皆様、どうしますか?ジョ〜イナ〜ス。
出演者の方々も事故なくご無事でやり遂げて下さいね♪
>仮て来たゾンビ。
…フフフ、待っていました、ワタクシ。
とうとう現われましたか!! 今か今かと首を長くして
待っていましたが、待望の新種ゾンビの登場!!
「ゾンビ・ホスピタル」…その姿がここに!!
過去の出来事から病院不信に陥った兄が、
強制入院させられた妹を病院から助け出そうとする。
…しかしその病院では治療と称してなんと…!!!
☆以下、ネタバレありです。
いつぞや取り上げました「1.0(ワン・ポイント・オー)」で
その可能性の示唆を感じた近未来型ゾンビ。その原因となった物証は
肉眼はおろか画面でも見られませんでしたが、存在しましたね、確かに。
当ブログではそこを取り上げない訳にはいきません(笑)
…捕獲して「1.0(ワン・ポイント・オー)」の横に並べるのもいいかも。
「ゾンビ・ホスピタル」前にナノテクゾンビが登場している作品が
在りましたら、ご指摘宜しくお願い致します。
さて、入院患者にあたえられる問題のオーフィウムです。
来ましたね、これが。薬ではなくて患者の精神をコントロールする為の
ナノテクマシン。ナノテクゾンビですよ!! しかも勝手に増殖し始め
もうたちの悪いウィルス宜しく伝染し、血を見ると肉を食べたくなって
しまう作用を引き起してしまう失敗作…って素晴らしく可笑しい。
それだけで、当ブログ的にも結構お腹いっぱい。ご馳走様です。
院内に閉じ込められた、ただ一人愛する妹を助けに行ったばかりに
結果的には閉鎖されている病院はおろか外界にまでゾンビを
ぶちまける辺りも、主人公の心情を察するに物凄く重たくて
良いですよね。蔓延の原因は、そう、お兄ちゃんが暴れ回ったから。
しかも最後、病院よりもっと狭いパトカーの中という空間に
妹と2人で閉じ込められ、ゾンビが外界へ流れ出る所を
何も出来ずにただ見送る聞こえない叫びっぷりも巧いです。
解放と閉塞と言った、あべこべ感がもたらしたもどかしさも
表現されていて脚本も好み。ゾンビとは言いましたが、
本作のそれは、死んではいない生きている人間ですから、
当然、殺してはいけません。でも“先生にしか”直せないんでしょ?
最後の決め台詞もバッチリの困りものパニック(笑)
因に本作の脚本兼監督さんはいまだ見ぬあの
「ミッドナイト・ミート・トレイン」の脚本も手掛けているとの
事らしいので、(血的にも)期待したいところ。
食べっぷりに血みどろ感もなかなかフレッシュ。
そこも含め及第点は充分クリアしていますよね。
くれぐれも「デイ・オブ・ザ・デッド2」と同時期に
見ないほうが…(笑)
>借りて来たゾンビ。
いや〜、失敗しました。
いえいえ、観た事が失敗だったのではなくて
「ゾンビ・ホスピタル」といっしょに借りてしまった事が、の失敗です。
両方ご覧になった方はお判りですよね(笑) 続けて観てしまったもので
参った参った。これからご覧になる方は続けてご覧にならない方が
宜しいかと。頭の中で整理するの大変でした…(汗)
もぅ、誰か教えておいて下さいよ(笑) …泡食った。
さて、「死霊のえじき」の続編を名乗ってしまったが為に
悪評の嵐を浴び、ダメ映画のレッテルをベタベタと貼られて
しまったのは仕方ありませんか…なぜ名乗ったのでしょうね?謎。
それゆえの評価は結果的に断罪を受けていると思えるので
制作側の意図も解らないし、当ブログではその事を
評価の対象にするのはやめて、内容と登場ゾンビに関して
観てみましょう。
☆以下、ネタバレありです。
さて、まず内容ですが、そう失敗しているとは感じませんでした。
ゾンビもなかなか美味しそうに人間食べているし、お行儀よく食堂での
お食事も絵面的になんかおかしくて好きです。
それなりに群れ率も高いし、血まみれ度も高いので
世間的に大きな声では言えないけれど実は秘かに好きかも的な
方もいそうな気がしますが(笑)
中心は自殺癖のある女性と死を怖がる男というカップルで
死にたがりだった女性の生を諦めなくなった気持ちと
死にたくない男の死に様の悲愴感もありで
危機に直面して挑む姿のコントラストもそう悪くないです。
ゾンビ発生の原因や倒せる方法を事細かに描こうとしてか
説明シーンが多く、主人公が読んでいる“Defying Death”なる
本からの引用めいた件も含め理屈っぽく感じてしまいましたが
個人的にはDNA変種ゾンビの登場も当ブログ的には嬉しい。
(未だ鑑賞作が少ないので過去にDNA変種型がいたらご指摘下さい)
しかしこのゾンビ、人間的に死んではいるものの、
話すし同調しているし走るし怪物化するのもいるしで、
何でも有りっぽい(笑) その辺もいわゆるゾンビ態でないので
受け入れ難い理由でしょうか。
で、問題のゾンビ発生の原因となった謎の物質。
これが厄介な状態ですよね。不思議な形の容器に入れられ、
回収されたと言われる1968年頃の代物とは思えない
テクノロジーっぽい(笑) 1968年と言えば、ゾンビ好きには
なじみの深い数字だと思いましたが、そこに引っ掛けてあるにしては、
あまりにも野暮ったい。解らないテクノロジーはきっと、
未来か宇宙からの物質だろうとB級映画に教わったので、
そんな感じで観てはいかが?ほら、UFOとか墜落していませんか?
…あくまでもいつもの妄想ですけれどね(笑)
最後、感染源となったゾンビ達は同調しているために、
死にたくない男の死の決意によって活動停止に追い込まれ(たはず)、
これで全て終わったと言う所で、噛み付かれ感染のいわゆる
ゾンビ態のやつらは同調していないとの事で残ってしまい(笑)
街へ溢れ出る事になるのも、ドラマチックなラスト意味無しな
取って付けた様な悲劇的放り投げオチも嫌いじゃないです(笑)
…私も小声で言っておきましょうか。
…そんなに悪くないですよ、内容と絵面的には。
お次ぎはいっしょに借りた「ゾンビ・ホスピタル」ですが
個人的に実は待ちに待ったゾンビ亜種の登場だったりします。
>画像、捕獲DVDより。
6月25日より公演開始、「EVIL DEAD THA MUSICAL」上陸で
今年初の劇場ゾンビ体験。劇場と言っても映画館ではないのですが
折角なのでこの際見に行って来ますよ♪腕にチェーンソーみたいなので
2を見て予習(笑) 日本版のゾンビ造形にはちょっと期待しています。
前作は死霊の“はらわた”飛び出し感の納得邦題。
本作ははらわた感が弱い雰囲気の「死霊のはらわたII」
いや、前作のラストで出た“死霊のはらわた”自体が
すでに“出きって”いる姿だとすれば「…はらわた2」でも
全く問題無しか?しかも“はらわた”には“心”とか“性根”と言った
意味もあるようなので、きっとそう言う事でジョ〜イナ〜ス。
て…適当(汗)…いいのかな?それで(笑)
とうとうこの作品を取り上げる事になるとは(笑)
相変わらず妙な感想だとは思いますが書いてみますね。
とは言え今更一個人が語る事もないであろう、
言わずと知れた邪悪な存在取り憑かれ系ゾンビ亜種の傑作。
前作は、私がゾンビに嵌ったのは2004年からとしても、
歴代鑑賞映画の上位には入ってくる素晴らしい作品で
本作はその「前作のパロディ」と化させたであろう気さえ湧く
シーンがてんこ盛りで、前作を見ていた方が
絶対面白がれるリメイクでしたね。当ブログへ遊びに来て
くれる方々は見ていない筈はないでしょうけれど(笑)
前作を、ホラー映画にメロドラマ的要素がこんなにも嵌る
恐怖演出に於いてのセンチメンタリズムを信じさせてくれた
「悲劇」の大傑作と表す事が出来るなら、本作は、恐怖が高笑いを招く
“おかしい“次元が繰り広げられた、ホラー映画に滑稽さをねじ込んだ
「喜劇」の真骨頂とも言えましょうか。同じ題材を元に
全くの表裏を感じさせる、この凄まじい演出は素晴らしいとしか
感じ様がありません。(狙っていたかはわかりませんが)…感服でした。
今作では冒頭いきなりはっきりと
“ネクロノミコン”と言う言葉も飛び出し、とくれば、
あの神話大系も思い出され (小説は数編しか読んでいないので
全く詳しくはない私でも)、“その可能性が示唆される”だけで非常に
興味深いですよね。更なる続編の「キャプテン・スーパーマーケット」
ではそれを巡っての大騒ぎまで(笑)
う〜ん、いろいろと楽しさ凝縮。
↓ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン版
因に上下画像のDVDを見比べるに映像に関しては、
上の方のカルチュア・パブリッシャーズ発売版の方は
両サイドに若干の黒帯が出ますが発色が良い印象ですよね。
そちらは明暗はっきり見たい方 向けかな?
>画像、捕獲DVDより。
ようやく見る事が出来ました。映画史上初登場のゾンビ達。
ゾンビ好きを語るなら見ておかないといけませんよ〜きっと。
…って、観たから言えるのですけれどねっ(汗)
ハイチの伝承から成る秘術ゾンビの姿はなんとも屈辱的な様相。
俗物的な卑劣極まりない男共に弄ばれた女性の愛おしい物語。
なるほど、なかなか興味深いゾンビ達。楽しめました。
引きや俯瞰の映像が多く全体像が見て取れるのも面白かったです。
十字架と墓石が乱立する山の斜面は気味悪い雰囲気が出ていて
ホントにあったら平たい墓地よりなんだか怖そうです。
☆以下、ネタバレありです。
ホワイト・ゾンビは純白な生ける屍でしょうか。
美しすぎるゾンビはどす黒い欲望渦巻く男共に弄ばれながらも
まっ白で純粋な存在感を浮き上がらせB/Wのコントラストも象徴的。
城に軟禁されている(?)メイド達の“死”に触れたがらない様からは
悲しみや恐れ、不吉、等の死へのおののきも伝わり、
秘術によって生ける屍と化した人々の中には、
非道な術師に敵対し殺され蘇らされたものの姿もあり、
配下へと落とされ奴隷として扱われる、
死後さえ屈辱的な扱いを感じさせ、
後にロメロ監督の描き出した生ける屍達と心ない人間の姿を
垣間みた気がしました。ゾンビの原点ここにありと言った
風格さえ滲ませ、非常に良かったです。拍手。
>借りて来たゾンビ。
さて、予告していた「チルドレン・オブ…」でも。
レビューに挑戦しようと決めてから投稿まで
非常に困難を極めたルッソ氏絡みの珍種ゾンビ登場。
パッケージには「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の
後日譚と記されていて、ならばと見る事に。
続編としてはどこか違う印象でした。初めて観た時、
出来不出来はともかく、ゾンビホラーとしての
説得力も弱いにしても、物語は私なりに把握出来たのですが、
主役格のゾンビの風貌に首を傾げずっと理解出来ない
ままでいて、その何年か後に意を決して見た
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版」から、
本作の主役格ゾンビの風貌への答を垣間見た様な気がしました。
ジョン・A・ルッソ氏プロデュースの下と言う事で
「ナイト・オブ…最終版」からの流れと見ると
スタンスはなんとなく相通ずるものが見出せますよね。
本作は「…最終版」とセットで見てみるのも一興?
あくまでも「…最終版」の方です。
とは言っても、決してオススメしている
ワケではありませんので、あしからず。
>画像、捕獲DVDより。
さて、それではなかなか書きにくそうな
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド最終版」の事でも。
ロメロ監督の冠あれど、ルッソ氏の追加フッテージにより
その世界観が全て根底から覆された驚愕の代物。
☆以下、完全にネタバレありです。
最終版の内容を知りたくない方は絶対読まない方が宜しいかと。
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドDVD-BOX」で聞いた
コメンタリーで、ジョン・A・ルッソ氏演じる倒されたゾンビは
“目は動かさないで”というロメロ監督の指示を留めず
その方がバーバラの心理的にも怖がるだろうと言う様な
個人的解釈でゾンビの目玉をキョロキョロさせます。
…すでにあの時点でその人と成りが示されていた
エピソードとして考えると、この「最終版」の登場は
起きるべくして起きてしまった事態なのでしょうか。
「生ける屍の夜」LDは観てはいましたが「DVD-BOX版」を鑑賞の後に
この「最終版」を捕獲です。ワタクシ、ゾンビ熱発症が2004年な
訳でして発売から随分経っての捕獲でした。
すでに追加フッテージは酷評が飛び交い、
観た方がいいのか観ない方がいいのか。でも観ない事には
感想も言えないしで意を決して捕獲に挑んだ訳ですが…成る程。
追加フッテージはオリジナルの持つ、原因の定まらなかった
ロメロゾンビテイストを完全に無きものにして、そのゾンビ的様相は
異なるゾンビ亜種へとシフトしてしまい、作品を根底から覆した
全く別の物語になっていた事に驚きを隠せませんでした。
ロメロゾンビが消えてルッソゾンビ…ですかね、これは。
なんて凄まじや追加フッテージの威力。
皆様が目くじら立てるのも解りました。
私は愕然と呆気にとられてしまったので、
くじらは立つの忘れていたようです。(…苦笑)
内容ですが、まず観て驚いたのは、初めて遭遇するゾンビが
電気椅子で処刑された罪人と言う事になっていた事。
電気椅子ですよ? 脳にダメージ無いののでしょうか? 生焼け?
なんて首を傾げながら観ていましたが、そんな心配は無用でした。
まさかの最後に語られた言葉が示したそれは悪魔の仕業説!!
そのセリフが耳に飛び込んで来た時はオリジナルとは異なるも、
まさに呆然の最終局面でした。そうか、オープニングの電気椅子でも
動けた理由はこれか!! しかも噛まれても生き残れて、さらに
生き残れた理由がまた凄すぎだ!!…あぁ、本当に驚きました。
皆様も一番そこが困った部分でしょうか?
確かに言葉にしづらい面もあります。
かろうじて、“死が蘇る“という異変の原因の可能性でも
あった放射能レベル云々の件は全く意味すら失うし、
頭を打ち抜けば倒せる悪魔の仕業ゾンビ説が牧師の考えだとしても
“答”として用意されたエピソードに聞こえてしまう部分から
本作はルッソゾンビの襲来と位置付ける事の他なさそうです。
ともあれ、こうして世に出てしまった訳ですから
その後に登場する「チルドレン・オブ・ザ・デッド」への
流れとして、ルッソ絡みゾンビの系譜に刻む所でしょうか?
私はまだ系譜を語れる程ゾンビを観てはいませんので
皆様はそこのところどうでしょう?
パッケージにジョージ・A・ロメロの文字があっても
これは明らかにスタンスの異なる別の“存在”だと解りますし
……だめかな?
後日、ついでに「チルドレン・オブ・ザ・デッド」の事でも。
この流れでもないとなかなか取り上げにくいし…。
…あれ?ロメロゾンビの整理始めたんじゃなかったっけか?(笑)
>画像、捕獲DVDより。
私が初めて遭遇したゾンビは一体どこなんだろうと
考えると「バタリアン」が即思い出されるのですが
更にその前にはあっただろうかと記憶を手繰ると
ありましたね、この作品「ヘヴィメタル」に辿り着きました。
その中の一編「B-17」がそれに当たりそうです。
蘇る死者としてはたぶんレイ・ハリーハウゼン氏の動き出す骸骨が
最初に心奪われた存在かも知れませんがそこまでいくと
いわゆるゾンビとは違う気がするので「ヘヴィメタル」が初と言う事に
なりそうです。…そんな「B-17」はアニメで時間も短いのですが、
劇場公開で観た当時、お子様だった私にはなかなか刺激が強かったです。
「ヘヴィメタル」自体も劇場版は刺激的でしたが(笑)
だってアニメなのにボカシが入っていてビックリ物。
「ヘヴィメタル」の製作が1981年ということで
「ゾンビ」が公開され既に何年か経っていて世間のゾンビの認知度は
結構浸透してはいました。子供の頃、教室をお化け屋敷に改造して
驚かす役になった私はゾンビになりたかったくらいですから。
話し反れましたが、「B-17」の脚本は「バタリアン」の監督
ダン・オバノン氏が手がけていて、同じ1981年はあの「ゾンゲリア」も
製作されていたみたいですね。そこもなかなか興味深い所。
「ゾンゲリア」はレンタルビデオが普及した頃にみたので
「ヘヴィメタル」からはずっと後になりますが
結局の所、私のゾンビ遭遇はオバノン氏絡みだった事には
変わりなかったみたい(笑)
☆以下、ネタバレあり。
「ゾンゲリア」の核心にも触れていますのでご注意。
本編7つのエピソードの中の一編「B-17」は
他の話に比べかなり短いエピソードですが「ヘヴィメタル」の
語り部的存在ロックナー球体の不思議な力によって
飛行中のB-17の機内で攻撃を受けて死んでしまった男たちが蘇り
生きている人間を襲うと言う内容でした。
登場するゾンビは細かな描写はされていませんが
ドロッと溶けて骨もむき出し系で血の飛び散り方が
見慣れていた日本的(?)なブシュー!!ではなく
ドロン…て言う様な粘性な感じが物凄く新鮮でインスパイア(笑)。
オバノン監督繋がりでこれを実写的に考えると
このドロッとゾンビ達はあのタールマンの原点!?でしょうか(笑)
オバノン監督絡みのゾンビは「B-17」、「タールマン」のドロッと腐敗系に
「ゾンゲリア」の人間寄りとロメロ監督のゾンビを中心にすると
両極端をさしている所も面白く感じます。
「B-17」以外のエピソードもなかなか楽しめて、今考えると私の
発想や想像力の源はこの「ヘヴィメタル」かもしれないと
思えて来ます。ありがとう「ヘヴィメタル」!!
続編「ヘヴィメタル FAKK2」は残念ながら未見death。