“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
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☆ゾンビ新時代到来の息吹を最後に…
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作者の青蓮さんのご厚意で拝読中です。
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百人一首から紡ぎ出される
ゾンビ物語の数々。
一節が非常に短くちょっとした合間に
読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
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1頁うんこ漫画「美女内臓カレー」を
掲載して頂きました♪
久しぶりのオリジナル漫画です(笑)
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興味のある方は是非お手にどうぞ!!
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プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
→私的暫定ゾンビランキング(〜2014)ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
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さて、死霊の南瓜金助です。首筋にできた腫瘍摘出手術後の顔面片麻痺を伴った自分の顔に浮かび上がった「老後と死後」の顔…言うなれば、生きながらに示す死後から「ゾンビ」まで垣間見える顔に、抗いと活路を見出し、若返りと蘇りをかけた「ひとりゾンビサバイバルバトル」に挑んでしまったおかしな話のつづきです。これはあくまでも私個人に向けた自虐ネタですので、同様の症状に苦しんでいる方々に対して指したものではないと言う事ををご理解の上、お付き合いください。
老人と筋弛緩後の随に(2)
術後一日目。午前中に看護師付き添いの下、歩行状況を確認。点滴棒とバルーンパックを携えての異動ではあったが、特に問題なく歩けているという判断で、尿道に差し込まれていたバルーンチューブも抜いてもらう。トイレに自由に行けるようになると、かなり穏やかな気持ちで過ごせる。目の渇きを気にした看護師から病院の売店にアイパッチが売っているので、購入して予防してみてはと勧められ、買いに行こうと決める。しかし入浴はまだNG、とりあえず清拭だけでもと思い、持参した洗面器にお湯を張り病室に持ってきて、浸したタオルを絞って、顔を拭き始めた。麻痺側はどうかと思っていたが、温度は感じた。しかも、血行が良くなった雰囲気もあり気持ちもいい。しばらく温かなタオルで顔に刺激を与える。これは自己流顔面稼働訓練に取り入れてもよさそうだと記憶に留める。その後の担当医の回診で、点滴は今日中には終わり、術側の首元から延び出たチューブから流れ出ている血や浸出液もそう多くないようなので、明後日には外せそうだと聞かされ、ゆっくりだけれど確実に快方に向かっている手ごたえを感じていた。 「おじいちゃんと、若者がいる…」
午後になって娘を連れて面会に来た妻の私の顔を見ての発言。…やはり、「老人」は確実にいたんだなと。術側は皺が伸び切った分、若返ったと言うのが妻の印象らしい。しかも麻痺側は血行が悪いせいか、わずかに緑がかって見えたとの事。緑色の肌と言えばますますゾンビ色がつよまり興味深い。昨日、不安そうに私の顔を覗き込んでいた娘は状況を理解してか、今までと変わらない私への接し方で、怖がったりはしないだろうかという心配は全く必要なかった。
夕食の配膳が始まると、娘もお腹がすいてしまったようで、家族もご飯を食べに家に帰っていった。咀嚼に必要な顎には全く問題なく、噛むには噛めたが、それを覆う唇が全く動かず閉じることができないため、食べ物が噴き出ることがあり、食事をとるにはそれをカバーするようなコツが必要だった。死に顔で食らいつくゾンビどもの唇からは漏れ噴き出す血や人肉など見受けられず、食らいついた人肉を頬張れる程の筋肉の張りは残っているんだろうな、などと妙な考えも浮かび、筋弛緩後の顔から推測する頬張れないゾンビがいてもおかしくはなさそうだなと、自分の顔の中に出現した「ゾンビ」に現実味を感じていた。
その日の晩は、19時から22時ころまで普段全く観ないお笑い系バラエティ番組を選んで視聴し、無理やりにでも笑って、麻痺側に眠っているであろう神経と筋肉を呼び起こしてみるのはどうかと試み、麻痺に抗った。
就寝前に見た手鏡の中にいた「老後と死後」は、まだ何食わぬ顔で蔓延っていたが、術側のこめかみに微細に震える感覚を感じた。…いける。今日一日かけての強制的可動練習の何が功を奏したのかはわからないけれど、気のせいじゃなければ、信号を受け取れないだけで神経細胞はそこに確実にある。一度死んだ神経は再生されないと言うのは一昔前の説だとも聞く。なければ神経を作り出してしまえくらいの楽観的気質も抗う体制でいる。病院の売店で購入したアイパッチを麻痺側の瞼に貼り物的にも抗いの姿勢でベッドに横たわった。
…大丈夫、この「ゾンビ」は頭を打ちぬかずに、倒せる。
日を追い、点滴の為に挿入されていた針が抜かれ、首筋から延びていた血抜きチューブもほとんど出血はないと外され、懸念されていた麻痺にも改善の兆候ありと判断されれば、いよいよ退院。戦いの舞台は、常に面白くて楽しい頬緩みっぱなしにさせられるの娘のいる陣地へと変わる。「ゾンビ」に抗えるであろう「特効薬」が手に入る状態に負ける気がしない。
退院当日。家族の迎えの中、病院から出た私に並々ならぬ猛威を振るってきたのはまさかの輝ける太陽だった。瞼の閉じない片方の目に貫くように飛び込んてくる目映い光に、めまいに似た感覚を引き起こす。たまらずアイパッチシールを貼るが、その為に平衡感覚も距離感もつかめないままの歩行状態に陥り、右側は全く見えず足取りも悪くなる。…前途多難か。図らずもそれはまさしく、太陽の下でよたよたと歩く「ゾンビ」の出現を思い起こさせ、これからの内なる「ゾンビ」との抗いは顔面のみならず、ゾンビウィルスに侵されたように体全体にまで及んでくるのかと気にかかってきていた。
「パパの手、握ってあげて~」
妻からのその言葉が耳に入った直後、「ゾンビ」に襲われていた私の体を導き現実へ引き戻したのは、瞼の塞がれた側ににちょこんとついて歩いていた娘の小さな手の温盛だった。「老人とゾンビ」に抗える「特効薬」が、私を「死後」から蘇らせる「核心」へと変わった瞬間だった。
麻痺が残り、瞼が閉じない状態が続くようなら…外出時歩行困難ゾンビ出現対策として、サングラスも備えておこうと決め、家路についた。(つづく)
老人と筋弛緩後の随に(2)
術後一日目。午前中に看護師付き添いの下、歩行状況を確認。点滴棒とバルーンパックを携えての異動ではあったが、特に問題なく歩けているという判断で、尿道に差し込まれていたバルーンチューブも抜いてもらう。トイレに自由に行けるようになると、かなり穏やかな気持ちで過ごせる。目の渇きを気にした看護師から病院の売店にアイパッチが売っているので、購入して予防してみてはと勧められ、買いに行こうと決める。しかし入浴はまだNG、とりあえず清拭だけでもと思い、持参した洗面器にお湯を張り病室に持ってきて、浸したタオルを絞って、顔を拭き始めた。麻痺側はどうかと思っていたが、温度は感じた。しかも、血行が良くなった雰囲気もあり気持ちもいい。しばらく温かなタオルで顔に刺激を与える。これは自己流顔面稼働訓練に取り入れてもよさそうだと記憶に留める。その後の担当医の回診で、点滴は今日中には終わり、術側の首元から延び出たチューブから流れ出ている血や浸出液もそう多くないようなので、明後日には外せそうだと聞かされ、ゆっくりだけれど確実に快方に向かっている手ごたえを感じていた。
午後になって娘を連れて面会に来た妻の私の顔を見ての発言。…やはり、「老人」は確実にいたんだなと。術側は皺が伸び切った分、若返ったと言うのが妻の印象らしい。しかも麻痺側は血行が悪いせいか、わずかに緑がかって見えたとの事。緑色の肌と言えばますますゾンビ色がつよまり興味深い。昨日、不安そうに私の顔を覗き込んでいた娘は状況を理解してか、今までと変わらない私への接し方で、怖がったりはしないだろうかという心配は全く必要なかった。
夕食の配膳が始まると、娘もお腹がすいてしまったようで、家族もご飯を食べに家に帰っていった。咀嚼に必要な顎には全く問題なく、噛むには噛めたが、それを覆う唇が全く動かず閉じることができないため、食べ物が噴き出ることがあり、食事をとるにはそれをカバーするようなコツが必要だった。死に顔で食らいつくゾンビどもの唇からは漏れ噴き出す血や人肉など見受けられず、食らいついた人肉を頬張れる程の筋肉の張りは残っているんだろうな、などと妙な考えも浮かび、筋弛緩後の顔から推測する頬張れないゾンビがいてもおかしくはなさそうだなと、自分の顔の中に出現した「ゾンビ」に現実味を感じていた。
その日の晩は、19時から22時ころまで普段全く観ないお笑い系バラエティ番組を選んで視聴し、無理やりにでも笑って、麻痺側に眠っているであろう神経と筋肉を呼び起こしてみるのはどうかと試み、麻痺に抗った。
就寝前に見た手鏡の中にいた「老後と死後」は、まだ何食わぬ顔で蔓延っていたが、術側のこめかみに微細に震える感覚を感じた。…いける。今日一日かけての強制的可動練習の何が功を奏したのかはわからないけれど、気のせいじゃなければ、信号を受け取れないだけで神経細胞はそこに確実にある。一度死んだ神経は再生されないと言うのは一昔前の説だとも聞く。なければ神経を作り出してしまえくらいの楽観的気質も抗う体制でいる。病院の売店で購入したアイパッチを麻痺側の瞼に貼り物的にも抗いの姿勢でベッドに横たわった。
…大丈夫、この「ゾンビ」は頭を打ちぬかずに、倒せる。
日を追い、点滴の為に挿入されていた針が抜かれ、首筋から延びていた血抜きチューブもほとんど出血はないと外され、懸念されていた麻痺にも改善の兆候ありと判断されれば、いよいよ退院。戦いの舞台は、常に面白くて楽しい頬緩みっぱなしにさせられるの娘のいる陣地へと変わる。「ゾンビ」に抗えるであろう「特効薬」が手に入る状態に負ける気がしない。
退院当日。家族の迎えの中、病院から出た私に並々ならぬ猛威を振るってきたのはまさかの輝ける太陽だった。瞼の閉じない片方の目に貫くように飛び込んてくる目映い光に、めまいに似た感覚を引き起こす。たまらずアイパッチシールを貼るが、その為に平衡感覚も距離感もつかめないままの歩行状態に陥り、右側は全く見えず足取りも悪くなる。…前途多難か。図らずもそれはまさしく、太陽の下でよたよたと歩く「ゾンビ」の出現を思い起こさせ、これからの内なる「ゾンビ」との抗いは顔面のみならず、ゾンビウィルスに侵されたように体全体にまで及んでくるのかと気にかかってきていた。
「パパの手、握ってあげて~」
妻からのその言葉が耳に入った直後、「ゾンビ」に襲われていた私の体を導き現実へ引き戻したのは、瞼の塞がれた側ににちょこんとついて歩いていた娘の小さな手の温盛だった。「老人とゾンビ」に抗える「特効薬」が、私を「死後」から蘇らせる「核心」へと変わった瞬間だった。
麻痺が残り、瞼が閉じない状態が続くようなら…外出時歩行困難ゾンビ出現対策として、サングラスも備えておこうと決め、家路についた。(つづく)
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