“ゾンビと楽しく過ごそう!!” を標語に日々ゾンビとの接し方を摸索しているブログです。「ゾンビ保護区」を目指し出会ったゾンビ達の観察記録や創作ZOMBIEまんが&すけっち他、好きなホラー映画やお気に入り断絶映画の事等気まぐれに更新しています。
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めざせ!! ゾンビ小説家!!
ゾンビが好きすぎて自作のお話なんか
拵えております。興味のある方は寄って
みて下さい。とは言え、なにぶん素人の
書く物語なので大目にみて下さいね〜。
ひとまず秘かに裏道へと進みます。
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読めるので、育児の傍らにも最適(笑)
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プロフィール。
HN:
死霊の南瓜金助
性別:
男性
職業:
自称ゾンビ画家
自己紹介:
→私的暫定ゾンビランキング(〜2014)ホラ〜映画は好きでゾンビにも興味はあったのですがリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)を見てからというものモノスゴク好きになってしまいました。好きと言うだけでマニアックという程の知識はありませんけれど。そんな訳でゾンビ熱発症からは日が浅いのですが、以来、ゾンビ漫画家になるのが夢です。「南瓜金助」と言うペンネームでちょっとした漫画を描かせて頂いたりもしていました。
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>衛星より受信。
ただ“暴力”と一言で言うに形容しきれない様々な形を見せるそれ…
109分に収められたいくつかの形、最後に見せたのは象徴的とも言える
その決定的な姿。嫌悪、怒り、腹立たしさに受け入れられないと位置付け
られ否定されても仕方の無い本作でもありますが、個人的にはあえて秀作
と呼びたい。(原作未読。他に同様なレビュー等ありましたらご容赦の程)
◆保安官助手として働く勤勉なルー。ある日、娼婦のジョイスに殴られた
事で殴り返すと自らに秘めていた暴力性が目覚め、次第に押さえられなく
なって行く。暴力の果てに待ち受けるものとは…
☆以下、内容に触れています。
趣向も無ければ推理もいらない。淡々と主人公の行動を追う。ただそれ
だけの印象が強かった。警察がどう考えどういった展開に持ち込むのかも
画面上では一切無し。結果を待つ主人公の視点のみ。それが暴力だけを
浮き上がらせる為の演出だとも思えて唸る。犯人から観ればチラチラと
見え隠れし追いつめる警察側も成る程気味が悪い気がする。
胸くそ悪い。殺人鬼只只腹立たしい。描き方からしてバイオレンス感が
強い。…筈が、受け身が暴力と示さない時点でバイオレンス色は失せる
奇妙な感覚に陥った。作品としてはユニークだけれどやばい代物かも知れ
ないですよ、これ…。暴力を受けて傷つくもそれを否定しない人間の心理
は凄まじい。暴力を肯定する気は全く無いけれど、ことサディズムにマゾ
ヒズム、攻め側受け身と違えど暴力でしか存在を示せない、そんな感情も
この世には存在しているのも事実。
心理面以外の暴力の描き方も様々。暴力が幼少期に与える影響やトラウマ
となって陥る中毒性、そして殴り殺し、撃ち殺し、言葉で殺すと言った
最もわかりやすい物理的なそれ。
ラストシーンはその極み。家中に撒かれた燃焼促進物で一瞬に爆破して
犯人犠牲者警官側まとめて全滅。決して正義が屈したわけでは無い。
とどめの一撃、有無を言わせないそれ。暴力とはそう言うものだと言い
きったような結び。理不尽極まりない暴力の象徴としては言う事無い
エンディング。このニュアンスは相当にシビアで怖い。
言うなればバイオレンス・オンパレードとも言えるでしょうか。得てして
恐怖対象として描かれる事の方が多い暴力ですが、暴力のみを浮き彫りに
した上で、種類と特性と側面を示したとも思え、結果作品として非常に
感慨深い印象を持つに至りました。
希望を胸に絶望へとひた走る、一部のアメリカン・ニューシネマに観ら
れた特徴を踏襲した様な描き方も個人的には好み。残酷に思うシーンも
ありましたが、映画としてもよく出来ていた印象でした。
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>衛星より受信。
「28週後…」のイモージェン・プーツさん出演と言う事もあり、どんな
表情を見せてくれるのか期待しつつ鑑賞。「28週後…」当時とはそんなに
雰囲気変わっていませんでしたね。肩幅が狭いせいか年齢より幼い感じ
も独特で興味深い女優さんです。
チャットルームがどういった仕組みなのかご存じない方は内容全然入って
来なそうな感じも受けましたがそこは置いといて、なかなかストレンジな
世界観で個人的には好みのニュアンスもありかなり楽しめました。
チャットルームに集う人々の姿を映像で描くと言う意欲的な作品で、警鐘
を鳴らすと説教臭くなりそうなある種怖い部分があっさりと描かれている
非啓蒙的最悪野放し状態は曲がりなりにもPCを弄る一個人としても非常に
感慨深く映画として充分面白かったです。
◆主人公ウィリアムは家族間に問題を抱える引きこもりがちな少年。
そんな彼は自らチャットルームを開設し悩みを抱えた4人の若者達と集う
事に。管理人ウィリアムを次第に信頼し4人はそれぞれ自分の悩みを相談
しあうようになるとそれぞれなにかしらの助言を受ける。しかし円満に
みえた集まりも次第に違和感が現れ始め…
☆以下、内容に触れています。
さりげなく連続殺人鬼物ですよね。しかもかなり厄介な。そんな態も受け
当ブログではホラーテイスト寄り連続殺人鬼ものと見てみました。結構
恐ろしいニュアンスじゃないですか?小さな悩みを最大の悪夢に変える
自殺志願者を招くサイト。言うなれば当時者達に最善の助言をすると言う
名目でトドメをさすという形の、言葉を凶器とした連続殺人鬼の登場。
殺人鬼にも色々なタイプがあるのですね。サイトを覗くだけで人殺しの
片棒を担がされる「ブラックサイト」なんていう秀作もありましたが、それ
とはまた違ったネット型殺人鬼の姿を垣間みた気がしました。助けると
言う行為が死に至らしめると言う善意を纏った強烈な人殺し態。
…恐ろしい。ネットで自殺志願者と殺人願望を持つ者が出会いお互いの
望みを叶えてしまったというニュースも実際に耳にしますが、ネット
ワークの凄まじい利用法もあったものです。
攻撃的な性格なのに内向的、人を傷付けたいのに出来ないジレンマからか
自傷行為へ走り悶々と過ごしている感のある主人公ウィリアム。ネット
サイトを徘徊し、自殺志願者に助言を与えて殺人をやり遂げる管理人に
出会いうと、他人の死を操る事に憧れを見出したのか自分も他人を言葉
巧みに精神衰弱へと陥れ死なせてしまおうと奔走。しかし集ったチャット
のメンバー達の連携で策略が失敗に終ってしまうと、行き場を無くし線路
に飛び込みこの世から“消えて”しまう。終いにはにウェブ上に現れた
ウィリアム。サイトに残されたであろうウィリアムの打ち込んだ文字は
劇中に“人格の一部”と言う説明もある様に、誰かに読まれれば読んだ者
が“助言”と受け取る可能性もあり、また“攻撃”し始めるといった
ニュアンスもあるのでしょうか。殺人鬼になり損ねてしまった青年の
断末魔の“声”は人々を惑わし続けるのかも知れません。これもある種の
残留思念と例えればよいのか、非常に残酷な残像を映し出している感の
締めくくりに感心しきり。脚本は好みでした。
映画的には秘められた怖さと映像の妙を堪能出来た一品でした。
個人としては秀作と見ています。
>画像、捕獲VHSより。
恐怖の殺人鬼バンボロ!! 絶叫映画バーニング!!
今や伝説となりつつある荒技宣伝文句(笑)。昔は全く関連性のない内容を
でっち上げてそれを売りにしてしまうと言った摩訶不思議な現象がまかり
通っていた時代。思えば懐かしくもあり、一体なんだったのでしょうね?
ああいった風潮。とは言えそんな風潮は今もDVDパッケージで受け継がれ
ている様ですね。もはや笑い事(笑)。日本映画配給界最大のミステリー?
◆とあるキャンプ場。周辺から疎まれているクロプシーは子供たちに寝て
いる所を驚かされロウソクの火から大惨事を招いてしまい病院送りに。
間もなく学生たちで賑わうキャンプ場に大きな刈り込みバサミを凶器に
殺人鬼が出現。次々と犠牲になって行く若者たち。阿鼻叫喚の最中、
殺人鬼を倒す事は出来るのだろうか!!!
物心ついてからテレビ放送で見たのが初見だったと思います。当時は
殺人鬼怖いと率直な感想くらいでしたが、大人になって冷静に観ると
なぜか逆の感想が(笑)。しかしやはり天を仰ぐ位置から見上げる刈り込み
バサミを掲げたシルエットがたまらない!! そう園芸バサミや植木バサミ
じゃ全然響きが怖くないから当ブログでは刈り込みバサミって言おうと
決めてました(笑)。repeat after me 「カリコミ・バサミ」。その狂気
乱舞する件やら、惨劇を載せ川を静かに流れ着く筏のなど、眼を見張る
シーンは所々に点在。能天気な若者と淀んだ気配のコントラストも
すでに定番な感はありますが雰囲気悪く無いです。
☆以下、内容に触れています。
キャンプで火を囲んで語られる恐怖夜話的なエンディングはふた通りの
内容が考えられますよね。ひとつはそのまんま実は都市伝説的な怖がら
せる為だけの与太話でしたと言う形。こちらだと全く面白みが無くなって
しまうのは明らかなのでそう観るのは(例えそうだとしても)避けたい所。
そしてふたつめは本当に悲惨な事件があったにも関わらず最後に面白半分
に語る若者がいると言う形。
実際どういった意図をあのエンディングが物語るのかはわかりませんが
当ブログでは、オープニングでの子供たちの無邪気さが招いた惨事から、
若者の無自覚な狂気的エンディングとして捉えた方がより戦慄を憶えそう
な気がしましたので、ふたつめの観点から話を進めてみたいと思います。
周囲に疎まれていたクロプシー。復讐にも似た子供たちのいたずら心から
全身大火傷を負わされ、痛々しい火傷顔が見世物的なモンスターとされ
目覚めた時には元々凶暴な気質が災いしてか殺人鬼に変貌してしまいまし
た。この辺、人殺しだけが目的の殺人鬼とは違い悲哀すら感じませんか?
キャンプ場に戻った狂気のプロクシー。その場にやって来た能天気な若者
達を見境無くバッサバッサ斬りつければ惨劇の幕開け。刈り込みバサミの
禍々しい使い方が披露され死体が次々と転がります。凶暴に刈り続ける
プロクシーは何に駆られて何故そこまでしてしまうのか。やがてプロク
シーの前に立ちはだかった青年の顔…彼はプロクシーを焼いた仲間の
一人という事が判明。そこまで気のふれたプロクシー自身が気が付いて
いるとは思えませんが、プロクシーの狂気は復讐だったのかも知れない的
ニュアンスを醸し出し物語に深みを与えて来ます。
全身火だるまになり正気を失ったであろうプロクシー。最早闇雲に人々を
殺しまくる脅威の存在はその誕生と同じく再び炎に包まれ絶命を辿る…。
そして語られる刈り込みバサミ殺人鬼プロクシーの物語はキャンプ
ファイヤーを囲み、時に怖く時に可笑しく、傷ましい姿の惨劇などどこ
吹く風と怪談夜話として興じられる始末。このエンディング、若者の反省
無き無自覚な非道を観た気になってしまいました。怖いね、若いって。
惨たらしい姿となった悲哀感絶大ながらも
恐ろしい刈り込みバサミ殺人鬼の物語!! 超傑作です!!
…え?また曲解し過ぎ?(笑)
>衛星よりHD受信。
なんだろうか…画面から溢れ出るようなエネルギーの放出を感じる。
一応のストーリーはあります。話のあらすじの様な。しかしなぜに?
どうして?説明も理由も理屈も一切ありません。主人公メアリーの
行き詰まった妙な高ぶりと勢い、それを覆い被す怒りに満ちた男の
纏わり付くようなしつこさ…そんな構成だけ。…でも、それが
なんだかよいのです。個人的にはこの作品の波長は
ここぞとばかりに煽って来る効果音もまたわざとらしくて好み。
こう言った得体の知れない作品にぶち当たると結構嬉しかったりします。
◆パーティで飲酒したにも関わらず車を運転し帰路についたメアリー。
道路に転がっていた物体に気付き、避けようとハンドルを切ると勢いで
道路から飛び出し、丘に乗り上げてしまう。大事故に至らず安堵し、
何事も無かったように帰宅してガレージに車を入れ部屋に入ると眠りに
つく。深夜、目が覚めどこからか不信な音が聞こえメアリーはガレージに
向かい車に目をやる…バンパーに引っかかっていたのはなんと!!!
☆以下、内容に触れています。
しかしながらいい評価見当たりませんね〜(汗)
個人的にな全く持ってありなんですけれど。
バンパーに刺さった瀕死の男を助けようとするも襲われたと思い
パニックを起こしてトドメの一撃をさしてしまうメアリーには、あまりの
横暴ぶりに呆れ開いた口が塞がらないです(困)。状況はどうあれとにかく
メアリーはそんな事をしでかしてしまい、もう止まることが出来なく
なってしまいます。轢いた男を証拠隠滅のため穴を掘り埋める。血で
汚れた車や床は綺麗にゴシゴシと洗い、凹んだバンパーは修理に出して
なおそうとする。個人的にはこの件の一連のおかしな行動が長く描かれて
いて滑稽過ぎて苦笑い。体たらくぶりが何やらおかしい。
ところが埋められた男は生きていてメアリーに復讐を開始し始めます。
しかしこの男、一体“何”者でしょうか!!! 後に幼稚園の先生で妻と
幼い息子がいて“なに”やら薬を飲んでいて、“なに”かしらの心の病を
抱えているらしいとは判るのですが、“なに”かが解らない!!! メアリーの
事故隠蔽に手を貸した彼氏はさっさと殺すは、心配する自分の妻の首を
絞めたり挙げ句の果てに背中に剪定用(?)ハサミを突き刺し殺してしまう
は、ガススタンドの店員には口からガソリン流し込み殺してしまうはで
何をしでかすやら超難解!! それがもう怖くて妙に雰囲気出すから私の
脳味噌も面白いんじゃないかと誤認(笑)。いや誤認でもよいですよ、
私自身は楽しいし。そして映画最大の山場、メアリーを車のフロント
バンパーに縛り付けたままで大暴走を始める!! この迫力には圧倒され
恐いんだけれど笑いが止まらなくなりましたよ。怖いけど笑っちゃうのが
個人的には好きなテイストなのでこの辺りでもうお腹いっぱいです(笑)。
なんとかバンパー磔から逃れたメアリーは車に乗り込み逃げ出せば、
道路で立ちはだかる男と対峙。今度こそはと本気の轢き殺しモード
全開で男に車をぶち当てる!!…………。
それでもメアリー、絶対車を修理したいので修理屋さんに直行するん
ですね。やがて修理屋ではメアリーの車に人だかりが出来、ひた隠した
かった全ての始まりで終わりを向かえる…。荒唐無稽、支離滅裂、意味
不明、…なにがなにやら常軌を逸しすぎて理解が難しい。そこを心理
状態の破綻的見地とすると見所も充分ではないでしょうか。人間て何を
するか解らない…そんな怖さを垣間みさせる意図もあればホラーとして
成立しているでしょう。
あぁ、メアリーが怖いのか、はたまた男が怖いのか。怖さ比べの
押し問答殺人ガチバトル…なかなか
>画像、捕獲DVDより。
初見です。
なにか凄い事をやってやる…自らの犯した罪により罰を受けたテリーは
自分をそんな目にあわせたやつらを見返してやろうと考え、映画作りを
決意する。誰も撮った事の無い作品を突き詰めると、実際の殺害現場を
映像として収めるスナッフフィルムに辿り着き…。
この作品は非常に危険な映画です。本作品を観てなんらかの
異常をきたしても、責任を負いかねますので、ご了承下さい。
パッケージにはそう言った記載が。
警戒を促すのも一理ありそうな気配です。
画質も悪く残酷描写もそうグロくは無い…予算の都合があったと
してもグロをメインに置くのであればその部分をもっと重点的に
描いていてもおかしくない筈…そう考えてみるとそこをメインで
撮ってはいない様な気になって来ました。
☆以下、内容に触れています。
冒頭、やがて集まり殺戮集団となる前の個人個人の現実に、
逆恨みや憤り、虚無感を同期してしまいそうな周波数は放たれていて
観客が受信し得る可能性が全く無いとは言いきれない様相。
そこまで心配はしたくはないですが本作で警告を発するならば、
そのニュアンスなのでしょうね。…そう言った意味では奇跡的な
リリースかも知れません。
鑑賞の後に読んだ封入の解説に、監督は撮影当時、覚◯剤で判断力を
失っていた様な状態だったと言うような記載が。解体シーンにも何の
感情も抱かなかったらしいです。そうは言っても、構成や演出は
“映画”を考えていたとしか思えないような“意図”が画面から滲み出て
いて、これを正気でない状態で拵えたのならばよけい凄いのでは
ないかなとも思う。不気味な彫刻の羅列、穴から顔を出す殺人鬼達、
画面と音楽の同期、ライトアップされた闇に消え行く姿…e.t.c
極めつけはやはり解体ショーにおける突然ハッとするような白と赤の
コントラスト。しかもDIYキットがこれ見よがしに丁寧に並べられ、
DIY=「自分でやってみよう」の姿勢を感じるにこれはやはりかなりの
毒気は孕んでいるに違いないと思わせます。監督の当時の状態を知るに
本当に何も考えてはいなかったとは思いますが、私はそう受け取って
しまい本作に“内容”を感じてしまいました。
「Do It Yourself」…聞こえてしまったのは私だけでしょうか。
本当に危なっかしい作品かも。危ない危ない。怖い怖い。
残虐で凶悪な事件が起こるに付け取りあげられる
責任転嫁のやり玉に挙げられない事を祈ります。
解説をお書きになられた木野雅之さんの指摘された“世直しの実行”と
言う考えは、その辺もあるかも知れないと思うと身震いしました。
個人的には永井豪先生の漫画「デビルマン」に於ける“人間の戦争”の
意味する事柄を示した解釈を思い出します。
私は「ドイツ チェーンソー大量虐殺」や「青い春」、
そして「時計じかけのオレンジ」が好きなので、それらとは同じとは
言えないながらも、似たような行き詰まり感を纏っていそうな本作も
興味深く観させて頂きました。
本作から何を感じるかで観た方のスタンスも判りそう。
なかなか意地の悪い作品。個人的には“映画”から意義のある時間や
内包する怖さを身に沁みて感じられ、傑作とまでは行かなくとも
趣のある作りでしたので良作辺りで収めておきます。
>画像、捕獲BDより
1作目のディスク化と同じく仕様はアンレイテッド版収録の2枚組で
嬉しい限り。今回のハロウィンII/アンレイテッド版は劇場公開版と
比べ、追加シーンと差し替えシーンで切迫感がさらに極まったものと
なった印象。コメンタリーを聞く限り本作もロブ・ゾンビ監督的
リアリティを詰め込んだ仕上がりの様。それはまさに再構築された
怒りと憎悪と断末魔の結晶と変貌し、劇場公開版とは性質を異にする
仕上がりを見せています。注目のアナザーエンディングはまさかの展開。
ああなったのも頷けます。
☆以下、内容に触れています。
(劇場公開版の内容にも言及しています。)
一番変わった点はローリーとアニーの関係性でしょうか。
そのせいで劇場公開版とは180度違った作品になっています。
私は劇場公開版鑑賞時の感想で彼女達の顔に残された傷痕が、
前回の惨劇を物語るひとつの恐ろしいファクターと感じそう記し
ましたが、その傷がローリーのアニーに対する怒りの対象に
なっているのは衝撃でした。その傷を見る度にローリー自身は
自分が責められていると感じてしまっていて、それはいつしか
アニーに対する怒りへと変換されてしまい、二人の仲もギクシャク
してしまっている。…女の子達の顔の傷は前の事件の恐怖を物語る
だけではなく、ローリーに対する責め苦でもあったわけですか。
その事によって、怒りを抱え始めたローリーが、憤りの化身と
化したマイケルが近づいて来るにつれと同調してしまう事が
劇場公開版より解りやすくなっている印象。そしてそこから
劇場公開版とは全く性質を異にする展開を見せ出します。
ローリーが見る、マイケルの幼い頃に犯した殺人シーンと同じ場面を
アニーに向けて行う夢は、マイケルと同調した為ではなく自らの内に
秘めた思いから来る夢と変わり、カウンセラーの精神科医にもアニーに
対する怒りをぶちまけもする。これは壮絶に悲しい。
そこではローリーが壁にかけられたロールシャッハの絵に白馬を見、
マイケルの精神状態と同じ状態に進みつつある事を示唆。
そして自分とマイケルとの関係を知ってしまった挙げ句、
ローリーもまた怒りと憎悪の権化と化して行ってしまった姿は
見ていて悲惨過ぎですが、理解は出来ました。
劇場公開版でのエンディングは、巻き込まれた惨劇から生き延びた
ローリーが収容されてしまった精神病院らしき場所で、
マイケルから受け継いでしまったと思われる白馬と母親の見える
精神状態を覗かせた終わり方でした。それは観たまま、不敵な笑みを
浮かべたローリーが怒りに支配されてしまっているようにも取れ、
あるいは白馬と母親がまたやって来たかと呆れて笑みをこぼし
精神の中ですら休む事無く怒りと闘い続けている印象すら感じる、
複雑で壮絶ななエンディングに思いましたが、アンレイテッド版の
大幅に変更されたラストシーンでは、精神病棟と言うニュアンスは
なく、完全にローリーが頭の中で囚われてしまったイメージとして
捉えられ、その直前に示されたローリーに刃を向けさせた矛先こそが、
「ハロウィン」、「ハロウィンII」、両アンレイテッド版と描いて来た、
この前後編とも呼べる物語の核心を記す意味合いを抱かせます。
思い返せば“物語の始まり”もそこからでした。
この「ハロウィンII/アンレイテッド版」で最後に矛先が記した存在こそが
ロブ・ゾンビ監督が描きたかった事だとしたら、恐怖を抱かずには
いられない、やはり残酷極まりない作品と言えるでしょう。
マイケルもローリーも刃を向けるに至った原因があった。
人格を易々と狂わせ破壊すらし、怒りと憎悪の権化とさせた
根底に巣くう恐ろしい真実が、何喰わぬ顔をして存在していた。
それはロブ・ゾンビ監督が「ハロウィン」というステージを
借り語られた現実的側面か…。
ハロウィンII アンレイテッド版、新たな傑作と観た。
>画像、捕獲BDより。
=================================
「ハロウィンII アンレイテッド・コレクターズ・エディション」が発売に
なりましたね。1作目と同じく仕様はアンレイテッド版収録の2枚組で
嬉しい限りです。再構築されたアンレイテッド版は劇場公開版と比べ
追加シーンと差し替えシーンで切迫感がさらに極まったものとなった
印象で、怒りと憎悪と断末魔の結晶と変貌していました。注目の
アナザーエンディングはまさかの展開。ああなったのも頷けます。
その感想にかかる前に、1作目のアンレイテッド版の感想を削除した
別ブログの方に書いていましたので修正を加えつつ再録させて
頂こうと思います。以下は別ブログから再録(修正含む)になります。
=================================
(2009/03/10)
注目のアンレイテッド版その全貌はいかに?!
それは劇場公開版とはスタンスを異にする、まさに“アンレイテッド”の
冠の成せる技…追加シーンは成る程、大人向け感どっさりで興味深かった
です。成る程、こういう捉え方もユニークです。
アンレイテッド版と一言で記していますが“過激”シーンが追加された
だけの長尺版では無く、監督色の強いの別方向の制作意図を感じさせる、
劇場公開版とは性格を異にしたユニークな一編になっているのではと
思える仕様でした。追加シーンの表記が“過激”とあったので勝手に
“残酷”シーンと解釈していて意表を付かれましたが、劇場公開版と
見比べるものではない、監督自身の抱いている“リアリティ”を
散りばめた作りと感じました。こだわりを感じさせるロブ・ゾンビ演出は
個人的には琴線触れまくりなので興味深かったです。
☆以下、内容に触れています。
(監督コメンタリーにも触れています)
極個人的な解釈ですがタランティーノ監督が“無駄話”に於ける
監督流リアリティで作品内に“日常”を刻むと考えられるとするならば、
本作のロブ・ゾンビ監督は“変質や下劣”に於いて監督流リアリティを
作品内に“日常”として刻むという構築姿勢がありそうです。
このアンレイテッド版はそんな監督流リアリティてんこ盛り
ロブ・ゾンビカラー丸出しなのではないかと思える仕様で
ファンにはたまらない作品となっている事でしょう。
女学生達にお下品な言葉や仕草を羅列させるのはかなり
サディスティックなニュアンスも受けそのギャップに気味悪さも
感じてしまいました。
「ハロウィン」のリメイクとして観ると、劇場公開版は現代アレンジは
加えられてていますが、かろうじてマイケルに得体の知れない神秘性も
抱ける作りではありました。しかしこのアンレイテッド版は追加シーン
の中にはローリーが指をドーナツ穴差し込んだり、施設従業員仲間の
女性入院患者への性的暴行、マイケルが封筒の臭いを嗅いだ様なシーンや
執拗に付け回すといった変質的イメージなど、下品で変質的な印象が
強くなるものが多く、その全体的な世界観は劇場公開版とも異なる
“人間臭い”印象になってしまっていますので、ゾンビ監督は実は
こんな作り方も考えていたのかと言ったニュアンスで、
オリジナル「ハロウィン」のファンの方はそれとは一線を画すと
捉えて頂けると良さそうです。
監督は考えられるシチュエーションを撮れるだけ撮り、その中から
最良のシーンを選び出す編集スタイルの様で膨大な撮り貯めが生まれ、
足りなければまた撮るで、故にこう言った芸当も出来るのかも知れ
ませんね。付属アイテムとしては相当面白い仕様だと思います。
劇場公開版との区別なのか、最も重要だと思った私の大好きな
脱走シーンがこのアンレイテッド版ではザックリすげ替えられていた
のも驚きました。コメンタリーでの監督曰く、アンレイテッド版で描いた
脱走の流れの方が自然に見えるそうです。因にこの脱走は、成長した
マイケルが入院中おとなしかったので逃げ出す事など考えもしない
だろうと言う油断が生じた事態として描かれ、劇場公開版の時に
私が勝手に思い込んだ(笑)マイケルの屈強成長説は、ここでは全く
当てはまりもしないです(苦笑)。あくまでも思い込み説ですから
大した事ではないのでけれど。
劇場公開版ではほんの数秒とも言えるウド・キア氏の登場が
追加されていて個人的には頬が緩みました。
“アンレイテッド”の冠の言い得て妙な感じも
含め個人的にはかなり面白い構成と楽しめました。
充分満足のいく2枚組でした。
>画像、チラシより。
得体が知れず不気味で曖昧な存在だった旧シリーズの
マイケル・マイヤーズを、リメイクした前作で現実味を帯びた
殺人鬼へと変換させ蘇らせてくれたロブ・ゾンビ監督が
再びメガホンを握り再登場させたブギーマンはより強大な
パワーを持ってローリーを付け狙う恐怖の権化だった!!
私は前作のレビューで直接の続編でなく新たな切り口で続きが見たい
と記していましたが、直接の続編だからこそ感じられる恐怖を
新たな切り口として見せてくれたロブ・ゾンビ監督にまたもや感服。
これでもかと言うくらい人体を攻撃しまくり
ザクザクとグシャグシャと散って行く生命の脆さが際立ち
ロブ・ゾンビ監督の恐怖がボロボロとこぼれ落ちるような
カットワークは健在で痺れる。
グロではないけれど、かなりサディステックな映像で押し切り、
前作の事件後の惨たらしい惨状や少女達に残る傷跡まで描く
余韻的恐怖も忘れない。前作の恐怖もしっかり画面に
刻み付ける感性、これには恐れ入りました。
やはりなにか違いますね、この監督のビジュアルは。
☆以下、ネタバレありです。
つなぎにゴムマスクの出で立ちが あまりみられないので
これは「ハロウィン」かと疑問に思う方も多いと思いますが
1作目もトレードマークのゴムマスクは子供の頃の自宅3人殺しの時と
後半の脱走後だけなので1作目から通して考えると、
幼少期、青年期、そして今回は成熟期と三部作的構図も見られ
ロブ・ゾンビ監督的マイケルの全容を見ると本作もそう
違和感なく感じます。
今回のマイケルはマスクが半分剥かれ本来の顔をのぞかせ
人間味をさらに強調した感にも見えますが、その実
前作で一悶着あったローリーとの接触で、より家族を重んじ
血筋レベルで共感してしまったのか、精神性を発揮。
ローリーの悪夢として登場しまくり、死んだと思われても決して
離さず逃がさない。これは劇中での新たな恐怖として示したもの
ではないでしょうか。
夢や幻想的なニュアンスに現実感を見出せるかが
今回の要でしょうか。前作で施設に入れられた子供の頃の
マイケルに、職員役のダニー・トレホ氏が語りかけた言葉が
気になって来ます。それは吹き替え版ですと
「壁なんか忘れろ。お前の頭の中で生きるんだ
そうすればお前を邪魔する壁など消える。」
と言うもの。本作の幻想的なシーンと結びつきそうで興味深いです。
やがてマイケルと同調し始める様子を見せるローリーに
彼女の夢の部分も現実に起きた事のように思え始め、
犬を喰らったマイケルの舌の味をも感じてしまった様子だったり、
マイケルの記憶の踏襲的な殺人シーンの幻覚も見られもし、
肉体はおろか精神まで攻撃して来たと言えそうな
新しいマイケル像をまたもや構築して来たのではないかと感じました。
肉体的暴力を受け、さらには精神をも蝕んで来る恐怖漬けの生活は
私には想像も出来無い程の恐ろしさでしょう。
自らの顔に刻まれた惨劇の傷跡。恐怖。
自分の中に“殺人鬼”がいる。恐怖。
そして知るマイケルの妹という関係性。恐怖。
逃げても逃げても、泣き叫ぶローリーをあやしたがる優しい兄の様に
現れるマイケル・マイヤーズ。恐怖。
次々と無残に殺される友達たち。恐怖。
現実と幻の混在するローリーのリアルは次第に隙間無しの恐怖ずくめ
となり、考えられるだけ詰め込んだような逃げ道無しの恐怖は
考えただけでも恐ろしい。
惨劇を受けかろうじて生きながらえたアニーの
再び受けた残虐行為も想像を絶する恐怖感を放っていた。
夢なんかじゃない。
幻なんかじゃない。
全てはその身に確実に感じた事。
私は見ました…ローリーの恐怖に挑んだその瞬間を。
そして、攻防止まぬその行く末を。
恐怖対象として深みを増したマイケル・マイヤーズを
どう捉えるかで評価が二分しそう。
ロブ・ゾンビ監督の演出が好きなのでこれはこれで良作の印象でした。
前作程の緊迫感はないものの、それぞれに示した恐怖感は
積み上げられる度に膨れ上がる印象で
ホラー映画としては上質に感じました。
前作同様アンレイテッド版も収録の上
ブルーレイで出して欲しいです。お願いします。
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因にタイラー・ベイツ氏が手掛けたサントラCD-Rは
耳当たりの悪い奇怪音も痺れるノイジーな傑作でした。
こう言った音楽も映画に気味悪い印象を与えて素晴らしい。
>VHS鑑賞。
「アリス・イン・ワンダーランド(3D/吹)」を観て来ました。
物語としては単純な運びでしたが語られるセルフの多くは“個性”を
含み、現れるへんてこりん達と相まってバートン色お得意異分子
ニュアンスを引き立てていてまぎれも無く彼の作品、良作に思えます。
そんな不思議な世界に落ち入ったアリスではなく、自らの行いから
不信渦巻く欲望の世界に陥った同じアリスの名を持つ少女がいました。
「アリス・スウィート・アリス」に登場する主人公アリス。
黄色い雨合羽に大きなナイフを掲げた小さな殺人鬼が凶行を繰り返す、
疑心暗鬼の秀でたサスペンスの佳作。
かわいい妹にやきもちを焼く12歳の少女アリスは反抗期からか
大人を怒らせる事に長けている。ある日、教会で神聖な執り行いを
受ける筈だった妹の姿は無く、その儀式を受けようとしていたのは
アリスだった。直後、教会の中に煙が立ちこめ出所を調べると
そこには焼かれた死体となった妹が発見される。疑いはアリスの身に
かかりアリスは自分はやっていないと言い張るが…。
☆以下、映画の内容に触れています。
子役ブルック・シールズさんがあどけない。
まさかそんな役での出演とは。
黄色い雨合羽姿の笑い顔仮面を被った小さな殺人鬼が
大きなナイフ片手にと闊歩する様はかなりショッキングな様相で
狂気にゆがんだ歪さは絶望的な終焉へと堂々と導く。
アリスの日常的行動もかなりの禍々しさで見るものを
驚愕の実態に引きずり込む。このバランスが絶妙。
アリスの落ちた“穴蔵”は彼女の大切なもので埋め尽くされた
不思議の国。その中に新しく加えられるだろう大切なものは
いっそうの輝きを放つに違いない。
この作品、映画としては信望と不信が入り乱れる凄まじい
作品なのですけれど、こうもストレートで惨いシーンが
いきなり描かれると動揺を隠せずかなりの衝撃を受けました。
新たな映像ソフト媒体としての発売は難しそうですよね。
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>借りて来た殺人鬼。
片想いのまま離ればなれになった憧れの女性の結婚式に招待された
と言う事から冴えない男と身勝手な男が式場までの道のりをドライブ。
…の筈が、いきなり得体の知れないモンスタートラックに襲われ、
次第に血なまぐさい恐怖の体験を次々とする事に!!
私がおかしな車が好きだと言う事で教えてもらい鑑賞。
パッケージ見た感じタイトルもズバリの「ジーパーズ・クリーパーズ」の
頂きネタと思われる雰囲気でしたが、態は似ているにせよ全くの頂きネタ
とも言いきれない独特な雰囲気で、絵面も思い切って勢いよく可笑しい!!
コメディかあるいはパロディ的にしても及第点は優に越える出来だと
思える破壊力も大きく、かなり楽しかったです(笑)
登場するモンスタートラックはパッケージ裏面にも登場していますが
ジーパーズ・クリーパーズの不気味トラックとは別のおっかなさを
アピール。恐竜のようにガオガオと迫り来る姿は味わい深い。
☆以下、ネタバレあり。
中盤では体の一部をもぎ取られた街中の人々が尋常じゃない気配を
紡ぎ出してくれましたが、主人公が捕らえられ殺人鬼3兄弟の家に連れて
来られると一気に血なまぐさい鉄分が匂いそうな雰囲気に一変。
兄弟は轢き殺された兄を魔術によって生き返らせる途中で
兄は腹が轢かれた状態まま歩き出すし、弟はペシャンコの肉塊になっても
喋るしでもうグダグダ。このグダグダ感が私にはたまらなく身震い。
最後の最後にしてやられた感で面白かった。
ビチャビチャ楽しいB級ホラーコメディのお気に入りがまた1本。
教えてもらってよかった。感謝感謝。多分これ、教えてもらわないと
見つけても見ないフリしていたかも(凹)。危ない危ない。