サンゲリア２(VHS） 2008/06/15[Sun] ゾンビ観察

先日、｢ザ・クレイジーズ｣の記事に
doragodonさんからコメント頂いた、この｢サンゲリア２｣
たまにしか寄らないレンタル屋さんになんとVHSを発見!!
初めて見る事に!!

ムムム…こ…この作品は………

楽しい!! (＾∀＾)=3

アトラクションムービー的楽しさ満載!!
気持ち悪いけどそれを飛び越して
ずっとビョンビョン飛び跳ね続けてしまっている感じ(笑)

予備知識無しに見た方がよいと思っているので
大して調べなかったのがよかったのか、
個人的にはすごくアリでした(笑)
ルチオ・フルチ監督の引きつける様な情緒的演出や
サスペンスな映像が際立って見受けられる事が少なく
（…といっても、私はまだ｢サンゲリア｣と｢ビヨンド｣しか
見る事が出来ていませんが…f(^^;)）
なんだかルチオ・フルチ監督、心境の変化か、新境地開拓した時の作？
…と、ゆる〜く見ていて観賞後にネットで調べると、実は
別人が撮っていた部分が締めているという記事がちらほら。
なるほど〜(笑)そう言う事であれば納得も出来そうですが。
無知なもので両監督の本作に対する
心情は解りかねますが、見る事が出来てよかったです。

doragodonさんが仰られた通り掃討作戦では指揮系統から
マスク部隊までしっかり(?)描かれていますね。
マスク部隊はやはり気味悪くてゾクゾクします。

他の記事ではやはり細菌兵器の特性からゾンビ化における
存在感にバタリアン的な雰囲気を示している
記事が多いようですが、イカレタゾンビが大暴れするのも
あまりにも突拍子もない登場の仕方が多く、吹き出す事しばしば。
しかしこれは、細菌兵器｢デスワン｣のなせる技として
記憶に留めておきましょう。すごいやデスワンゾンビ!!

びっくりコラボレーション細菌猛威逃亡劇
強力ドタバタ底抜けムービーの怪作!!
…DVD、捕獲したら絶対何度も見そう。
この破綻具合はクセになりそうです。

…好き。ε〜(＾艸＾@)



ご存知だとは思いますが
｢サンゲリア｣とは続きでも関連もない事を
記述しておきますね。

ザ・ビースト ﾌﾞﾚｲﾛｰﾄﾞの悪夢 2008/06/12[Thu] 怪物発見

＞現在レンタルのみのようです。
(2008/03/28レンタル開始)

借りて来た怪物ものです。
パッケージの裏の写真が気になりまして、
なんとなく借りて来ましたが
当ブログ的には意外な見付け物的ニュアンスありで
そこそこ楽しめました。
すごく面白いと言う代物ではありませんが
ゆるゆるB級ホラーが好きな方は楽しめそうです。

物語はとある田舎町で獣に襲われたような無惨な死体が発見されて、
何者の仕業か正体を追うという単純なお話です。
デジタルに頼らず着ぐるみモンスターで挑んでいます。
モンスター自体はなかなかゆるくてB臭が漂い、
嫌いじゃないので楽しかったです。
人体破壊描写もがんばりました。
最後のビチャビチャな感じのアレもなんだか好きf(^^;)

下記のの海外ページでTRAILERが見られますが見せ過ぎなので
予備知識無しにB臭を堪能したい方は見ない方がよいかも。
→The Beast of Bray Road Trailer-Horror Movies video-Fanpop

なんと、実話を元にして描かれているという事ですが
ネットで調べても出て来ませんのでf(^^;)
この作品においてどの程度実話を取り入れているのかは解りませんが
未確認生物に襲われた町がそれをネタに町おこし的な
部分は本当にありそうですね。日本でも有名な話なのでしょうか？
海外のページはいくつか出て来ますがしっかり把握出来ている自信なし。
コチラもネタバレ的ですが参考までに２つ程載せておきます。
→THE BRAY ROAD BEAST
→WIKIPEDIA Beast of Bray Road

ザ・クレイジーズ 2008/06/06[Fri] ゾンビ観察

＞画像、私物DVDより。

言わずと知れたジョージ・A ・ロメロ監督の
発狂ウイルス感染理性崩壊阿鼻叫喚混沌映画の秀作。
“いわゆる”ゾンビイメージは薄いですが、
レイジウイルスよりもずっと前で似て非なり。
本作では感染者の病状がはっきりとは描かれてはいませんが
いろいろ想像するにかなり恐ろしい。

カット数も多く、めまぐるしく映し出される混乱には
有無を言わせない威圧感があって緊迫する雰囲気が味わえます。
ストーリーは単純ながら淡々と状況報告めいた語り口で
冒頭の到来から一気に終焉まで描ききる手腕は
冴え渡っていると思えます。
行進曲の様な音楽は侵攻感を煽ってよいですよね。

始終登場し続ける防護服を着る特殊部隊は
今年に入っても新作映画で度々見かけますが
おどろおどろしい風貌はなぜか身の毛がよだつ思いです。

個人的には｢28週後…｣よりも
｢ステーシー｣を見るとこの作品を思い出します。

→ザ・クレイジーズ(amazon)

その名はｸﾚｱ･ﾍﾞﾈｯﾄ 2008/06/02[Mon] ｸﾚｱ･ﾍﾞﾈｯﾄ･ﾌｧﾝ

＞テレビ放送版鑑賞。

今、もっとも気になっている女の子はこの娘かも知れません。
そうです、チアリーダーのあの娘です。

もう、既に見終えている方も多いと思いますが
現在TV放送されているHIROESを毎週楽しみに見ています。
多くの皆さんがBOXを買ってしまうのも解ります。
｢4400｣でも超人ぶりは面白く、ことヒーロー的エピソードに
関しては物凄く良かったのですが、HEROESはそれを上回る
演出の巧さで映像的にもぐいぐい引っ張られますね。

で、HEROESに登場する｢クレア｣は絆されるくらい
気になっています。まさか恋か？(笑)
その能力の凄まじさと言ったら計り知れないですね。
小さくて可愛らしいのにあんな状態になってしまう
という不思議なコントラストも、その行動力も痺れる。
普通ではない肉体的悩みに思春期の女の子らしい部分も
しっかり覗かせ可愛らしさ炸裂です。

日本ではヒロ人気に押されている感じですが
クレアファン、どこかにいませんか～？

骨はバキバキ折るわ、結構血まみれになるわ
ホラー寄りのなかなかのバックリ感だし…凄まじ過ぎますよ。

ザ・ブルード 怒りのメタファー 2008/05/31[Sat] 怪奇体験

＞画像、私物DVDより。

絶対、ジェイムズ・ガン監督も体外へ
産み落としているに違いない(2度目、笑)
クローネンバーグ監督自身もお気に入りの
本作は私もお気に入り(^_^)>"
｢ザ・チャイルド｣を見終えたら
｢ザ・ブルード｣が見たくなったので
久々に観察。

報復の子供、クローネンバーグ監督の創造力には感服。

クローネンバーグ監督の一連の
肉感的な生臭い雰囲気のある作品って
毒気と言うか中毒性が高くてもっともっと…と
続けて沢山見たくなってしまいます。
なぜでしょう？f(^^;)

ザ・チャイルド 30周年特別版 2008/05/28[Wed] ゾンビ観察

＞画像、私物DVDより。

ようやく見終えました。初見です。なるほど〜。
未来を担う子供｢まで｣が思うがままに
｢残酷｣な選択を選ぶ…
胸が締め付けられる思いは苦しくて痛々しい。

衝撃の問題作…今作れるのかなぁと思っていたら
リメイクが進行中とブックレットにありましたね。
このあっけらかんとした太陽の陽射しと奔放を
表現出来るか…不安ではありますがf(^^;)


30周年特別版は満足のDVDでした。
2001版DVDのジャケもよいですね。

バタリアン２ 2008/05/25[Sun] ゾンビ観察

史上最もタチの悪いゾンビの傑作
｢バタリアン｣(→当ブログレビュー)の第２部…ですが
一作目のゾンビイメージで見てしまうと
ラストはなにやら消化不良気味。

…な、雰囲気はあるものの
それでもジェームズ・カレン氏演じる
おっさんのダメっぷりは(前作同様)かなり好きで、
ゾンビ達もワラワラしていたし
ゾンビの造形も好みで楽しめました。

今では史上最悪のゾンビとして失笑気味なイメージではありそうな
例のスリラー的な部分も当時は結構受けていた様な記憶も。
スリラー 25周年記念リミテッド・エディション(DVD付)とでも
並べてあげましょう(笑)

監督のコメンタリーでもちょこっと語っているみたいですが
VHS版とDVD版のBGMが違うという書き込みが
amazonのレビューにあって
劇場公開から随分経ってVHS版観たし、
すぐに確認出来ない状態なので解る人教えて下さいf(^^;)

本作が最も具合悪いのはそのラストよりも
劇中でダメ青年ジョーイが７人も乗った車内で
ポロッととんでもない事言い出す所ですね。
…成る程、そう解釈するものなのか。
そこもまたまた、コメンタリーで監督までだめ押し。
言うまでもなく本作での前作の存在って…

シーバース 2008/05/24[Sat] ゾンビ観察

＞画像、私物DVDより。


後にジェイムズ・ガン監督という素晴らしい才能も
寄生虫と一緒に産み落としているに違いない、
クローネンバーグ監督の長編デビュー作にしてすでに怪作。
今ではなかなか使えないのでは無いかと言ってしまいたいくらい
マニアックでエロスなイメージが沢山ありましたね。

食肉を別の行為に置き換えてもゾンビイメージはあり得ると
思わせるくらいの貪る感覚は素敵。

→シーバース(amazon)

スペース・バンパイア 2008/05/16[Fri] ゾンビ観察

>画像、私物CDより。

探していると無くて、諦めたら見つかった(^_^)>"
いや〜、すんごいCDですね、これは〜!!
もう、毎日聞いています。
あまりにも嬉しいので、LIFEFORCE２枚組輸入版
捕獲記念スペース・バンパイアDVDレビュー(笑)
…たいした事は書いてませんがf(^^;)

言うに漏れず、私もバンパイア＝マチルダ・メイさんに
魅了されてしまった一人でした。キリッとした美しさは見事。
トビ〜・フ〜パ〜監督の大風呂敷が見事に広がった傑作ですよね。
冒頭の未知の巨大物体から壮大で異様なイメージの連続は痺れたし
追跡劇もユニークでよかった。そして最大の山場、
倫敦を襲う未曾有の大混乱は
その圧倒的な破壊と凄まじい人数で迫力満点。
大袈裟ながらここまでしっかりと描ききった混乱は
本当に素晴らしい。

ミスト 2008/05/09[Fri] 怪奇体験

＞画像、チラシより。
公式サイト→ミスト

先行オールナイトにて。原作は未読のまま。

霧の中の何かに怯えスーパーマーケットに足止めをくらった人々。
異常事態と極限状態に晒され圧倒的な｢恐怖｣を体験する事になる…。

…と、言った内容は予告からも見て取れますが
この作品、ギッシリと詰め込まれた様々な恐怖が破裂します。
全編ピリピリする緊迫感は虫酸が走ると言うか、
イヤ〜な気持ち悪さです。
書き方変ですがホラーとしては褒め言葉として受け取って下さい。
そう言えば｢グリーンマイル｣もそんな緊迫感があった様に思います。
そして衝撃のラスト１５分…本当の恐怖が待ち受けていました。

…恐ろしい。

様々な選択肢と決断…結果、個人が選んだ答え。
何を選び、どう行動し、どう成り、どう思うか。
見極め判断するのは非常に、難い。
まるで｢今｣も霧の中。

すごいラスト。涙も出ない、悲しさ。
内容は｢物凄く良く｣ても決して｢面白かった｣
…とは言えない、そんな作品。

エンドロールもある意味斬新。
劇場向きかな。